バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

高校バスケとNBA~東京都関東予選結果とPlayOffs1stRoundGame3

2012年05月05日 | 高校バスケ

 

 初夏のような日差し強い一日だった。GWも気が付いたらあと1日、東京都高校バスケ男子は関東大会都予選最終日、女子はベスト8順位決定戦予備戦で明日最終日となる。

 

 【男子】

 ベスト8(関東大会)決定戦

  八王子○ 82-56 ×世田谷学園   成立学園○ 67-57 ×専修大附属

  日本学園○ 75-67 ×都城東   都高島○ 65-56 ×東海大菅生

  早稲田実業○ 98-63 ×都美原   國學院久我山○ 84-49 ×明星

  京北○ 111-77 ×安田学園   日大豊山○ 80-79 ×実践学園

 

 ベスト4決定戦

  八王子○ 103-70 ×成立学園   日本学園○ 89-83 ×都高島

  京北○ 126-54 ×日大豊山   國學院久我山○ 79-75 ×早稲田実業

 

 決勝戦  京北○ 80-78 ×八王子

 

 1位 京北   2位 八王子  3位 國學院久我山  4位 日本学園

 5位 成立学園  6位 日大豊山  7位 早稲田実業  8位 都高島

 

 高校バスケ、トーナメント一発勝負は必ず波乱つきもの。全国区で選手集めてる京北・八王子2強がいつまで続くのか。

3位以下は5月すぐ始まる高校総体都予選でまた順位の変動あるかもしれない。

 

 

 

 【女子】

 ベスト8(関東大会)決定戦

  明星学園○ 112-58 ×都大泉   藤村女子○ 89-58 ×都青梅総合

  文化学園大杉並○ 87-65 ×都駒場   都江戸川○ 68-61 ×東亜学園

  東京成徳大高○ 107-70 ×都広尾   国本女子○ 73-49 ×都上水

  八雲学園○ 87-51 ×八王子   実践学園○ 111-41 ×都国分寺

 

 ベスト4決定戦

  明星学園○ 105-57 ×藤村女子   文化学園大杉並○ 83-61 ×都江戸川

  東京成徳大高○ 95-71 ×国本女子   八雲学園○ 101-88 ×実践学園

 

   1・2位決定戦(14:30~)  文化学園大杉並VS八雲学園

   3・4位決定戦(13:00~)  明星学園VS東京成徳大高

   5・6位決定戦(11:30~)  藤村女子VS実践学園

   7・8位決定戦(10:00~)  都江戸川VS国本女子

 

 明星、東京成徳敗れる。準決勝で、文大杉並○ 64-56 ×明星 、 八雲○ 84-78 ×東京成徳

 

 

 

 

 

 PLAYOFF1stRound Game3 シカゴ・ブルズ(1勝) 74-79 フィラデルフィア・76ers(2勝)

 

 前半は互角、後半お互いシュート外しまくりの貧打線。シクサーズ逆転勝ち。ノア足首負傷とブルズいよいよ追い込まれた気分。ローズ負傷欠場の影響は払しょくできず連敗。シーズン最高勝率残したチームがPO1stRoundで姿消してしまうのか?

 

 

 

 PLAYOFF1stRound Game3 アトランタ・ホークス(1勝) 84-90 ボストン・セルティックス(2勝)(OT4-10)

 

 3Jの一人、エースJ.スミスが前の試合膝負傷で欠場、一方ボストンはアレン復帰してビッグスリーそろい踏み、ロンドも1試合出場停止からすぐ復帰した。ボストン楽勝かと思いきやOT(オーバータイム)でやっと決着。二人のJ大活躍したが・・・

 ホークスも怪我に泣かされている。ブルズ同様厳しい状況でGame4迎えなければならない。

 

 

 

 PLAYOFF1stRound Game3 LA レイカーズ(2勝) 84-99 デンバー・ナゲッツ(1勝)

 

 前半ナゲッツTyローソン大暴れで貯金作りが効いた。後半ナゲッツフロントラインも健闘して貴重な1勝挙げる。デンバーにとってはホームGame4が天王山の戦いになる。少し風向き変わっただろうか?

 

 

 これで、イースタンは自爆気味なニックス0勝ー3勝ヒート、復調気味なペイサーズ2勝ー1勝マジック、

ウェスタンは勢いに乗りそうなサンダー3勝ー0勝マーヴェリックス、絶好調スパーズ2勝ー0勝ジャズ、

一番もつれそうなグリズリーズ1勝ー1勝クリッパーズと1stRoundの行方はだいぶ見えてきた。

 

 

 


東京都高校バスケ~関東大会都予選大詰め

2012年05月02日 | 高校バスケ

 

 世間様ではGW、この長期休みを利用して海外にウン十万人?

 

 子供小さい家庭ではマイカーでささやかな国内旅行、TDLでは全国から集まる家族連れ、修学旅行生、若いカップルでごった返す。狭い日本どこに行っても渋滞と人混みに溢れてる。

 

 5月の3・4・5日は毎年、高等学校関東大会東京都予選がベスト8(関東大会都代表決定戦)、ベスト4、及びベスト8・4順位決定戦が、男子は駒沢屋内球技場で女子は佼成学園女子等(ベスト16決定戦)と代々木第二体育館で熱い熱い戦いが繰り広げられる。

 

 さて、5月3日は、

 

  【男子ベスト8決定戦】

  Aブロック  八王子VS世田谷学園  専修大附属VS成立学園 ⇒勝者同士でベスト4決定戦

  Bブロック  都高島VS東海大菅生  都城東VS日本学園    ⇒      〃

  Cブロック  國學院大久我山VS明星  早稲田実業VS都三原 ⇒      〃

  Dブロック  京北VS安田学園  実践学園VS日大豊山     ⇒      〃

 

 八王子、京北、國學院大久我山、都城東、早稲田実業あたりは鉄板なのか・・・あとは競り合いになる可能性大だろうか?

成立学園、都高島がやや有利に見えるがトーナメント一発勝負だからわからないな。実践VS豊山は一番もつれる?

 八王子、京北の2強はベスト4鉄板だろうが、BとCブロックは何があるか予想が難しい。久我山・城東か?

 

 

 女子は3会場でベスト16決定戦】

 Aブロック  明星学園VS都豊島  都大泉VS都保谷  藤村女子VS佼成学園女子  都小平VS都青梅総合

 Bブロック  文大杉並VS都日野  松蔭VS都駒場  駒澤大高VS都江戸川  都国立VS東亜学園

 Cブロック  東京成徳VS日体桜華  成立学園VS都広尾  国本女子VS都板橋  都文京VS都上水

 Dブロック  八雲学園VS都城東  八王子VS共栄学園  実践学園VS都江東商  国士舘VS都国分寺

 

 女子は関東新人で準優勝の明星学園が頭一つ抜けてるのか?八雲と東京成徳が続いてあとは団子レースか?

女子の関東決定戦(ベスト8)は5月4日、5・6日が代々木第二で順位決定戦。

 

 入場無料であるからGWの楽しみとして時間ある方、会場に是非足を運んでみてください。

 

  ※試合時間と会場へのアクセスは、都高体連バスケットボールHP参照

 

   

 


東京都高校バスケットボール新人戦~男女決勝リーグ全日程終了

2012年01月25日 | 高校バスケ

 

 先日の1/21,22、東京都高校バスケ新人戦決勝リーグGame2、Game3が代々木第二体育館で男女それぞれ行われた。まずはスコア結果から。

<男子> 1/21 Game 2

  八王子 (2勝) 74-62 (2敗) 國學院久我山

   (1P 3-12   2P 3-16  3P 8-16  4P  20-18)

  京北 (2勝) 93-66 (2敗) 都高島

   (1P 21-16  2P 27-15  3P 20-11  4P 25-24)

 

    1/22  Game 3

  國學院久我山 (1勝2敗) 74-58 (3敗) 都高島

  八王子 (3勝) 88ー64 (2勝1敗) 京北

 

 この結果、優勝:八王子 準優勝:京北 の2チームは、2/11・12に茨城県ひたちなか市で開催される関東新人大会に東京代表として出場する。

 今回の新人戦結果から判断すると、八王子が競り合うことなく頭一つ抜けてる感じがした。しかし、春の関東、夏のインハイ予選の頃には1年中心で戦った京北の伸びしろを考慮するといい勝負になるかもしれない。久我山もGame2で八王子といい勝負してるから、この3チームが東京トップ3であることに疑いない。第二集団には、都城東、早実、実践、都高島、世田谷、成立、日大豊山あたりなのかな。

 

 

<女子> 1/21 Game 2

 

 

  東京成徳大高 (1勝1敗) 78-105 (1勝1敗) 八雲学園

   (1P 27-17 2P 17-26 3P 29-26 4P 11-36)

  文化学園杉並 (2敗) 62-76 (2勝) 明星学園

   (1P 6-17 2P 9-22 3P 20-19 4P 27-18)

 

    1/22 Game 3

  文化学園杉並 (3敗) 83-92 (2勝1敗) 八雲学園

  東京成徳大高 (1勝2敗) 71ー92 (3勝) 明星学園

 

 この結果、優勝:明星学園  準優勝:八雲学園

        3位:東京成徳大高  4位文大杉並

 

 やはり、女子は明星が強かった。選手に躍動感があり、ガード・フォワード・センターの役割をはっきりとこなせる。ディフェンスの足も一番いい。八雲は決勝リーグ初戦の明星戦で前半いいペースで戦いながら、後半失速して第4ピリオド逆転の競り負け。この初戦が痛かった。東京成徳は高さは一番あるが、ゲームテンポがこの4チームの中で一番遅い。今までの東京成徳らしからぬ「ゆるさ」みたいなものを感じた。しかし、まだ新チームに切り替わったばかりだから春までに強く変わっていくでしょう。文大杉並は小さいながらも激しい運動量で最終ゲーム八雲戦よく頑張った。

 

 

 

    


高校バスケ東京都新人戦順位決定戦結果~男女とも5位から8位決定

2012年01月16日 | 高校バスケ

 <代々木第二体育館>

     

 

 昨日、1月15日(日)に高校バスケ東京都新人戦順位決定戦が行われた。男女それぞれ300を超えるチーム数で、男子は10月中旬から新人戦支部大会が、女子は11月からA~Dブロックまでのトーナメント形式で始まった。男子は4つの支部でそれぞれベスト8に入った32チームと昨年度ベスト8(この8チームで支部大会と同時進行で都ウィンターカップ予選代表決定戦があった)の計40チームで年が明けた1月7日から都新人本大会がスタートした。1月9日に都ベスト8・4が決まり、いよいよ大詰め順位決定戦であった。男子会場である世田谷学園には、たくさんの人で溢れたみたいだ。

 第1試合 C・Dブロック 実践学園 × 65-76 ○ 都城東

     (1ピリ 19-20  2ピリ 10-16  3ピリ 12-25  4ピリ 24-15)

 第2試合 A・Bブロック 専修大附 × 55-106 ○ 早稲田実業

     (1ピリ 13-28  2ピリ 8-27  3ピリ 19-29  4ピリ 15-22)

 この結果、15:00からの5位・6位決定戦は「都城東VS早稲田実業」

        都城東 ○ 82-70 × 早稲田実業

     (1ピリ 19-10  2ピリ 17-21  3ピリ 19-22  4ピリ 27-17)

        16:30からの7位・8位決定戦は「専修大附VS実践学園」

        実践学園 ○ 83ー62 × 専修大附

     (1ピリ 22-14  2ピリ 15-12  3ピリ 19-23  4ピリ 27-13)

 以上の結果より、

  5位 都城東  6位 早稲田実業  7位 実践学園  8位 専修大附

 この4チームでは、城東と早実が少し力が上だったみたいで5・6位決定戦では第4ピリオドで城東が抜け出しての勝利。公立高校が東京でベスト8に2校入ったのは何年ぶりだろう?ベスト4には、第4支部をぶっちぎりで優勝した都高島が入っている。

 その高島はベスト4決勝リーグ初戦を、

  八王子 ○ 117-64 × 都高島 という厳しい洗礼を受けた。

 もう一つの決勝リーグ初戦は、

  京北 ○ 77-55 × 國學院久我山 というロースコアゲームになった。

 さて、あと残り2試合ずつはバスケの聖地「代々木第二体育館」で年1回の男女共催である。

  1月21日(土)13:00~、14:30~

   「八王子VS國學院久我山」 、 「京北VS都高島」

  1月22日(日)11:30~、14:30~

   「國學院久我山VS都高島」 、 「八王子VS京北」

 

 さぁ今年の男子新人戦決勝リーグはどうなるのか?

前評判の高い八王子か、1年中心未完の京北か、久我山、高島がどこまで頑張れるのか、見守りたい。

 

 

 女子の方の5位~8位決定戦は、大接戦のゲームみたいだった。

 まず、 国本女子 ○ 63ー59 × 実践学園

      藤村女子 × 64-67 ○ 駒澤大高

  この結果、5位・6位決定戦

      国本女子 × 74-80 ○ 駒澤大高

  7位・8位決定戦

      実践学園 ○ 82-50 × 藤村女子

 以上の結果より、5位 駒澤大高 6位 国本女子 7位 実践学園 8位 藤村女子

 

  ベスト4決勝リーグ初戦

     東京成徳 ○ 87-65 × 文化学園杉並

     八雲学園 × 69-72 ○ 明星学園

 

 女子の決勝リーグ戦はもつれそうだな。八雲はこの数年で急速に力付けてる。中学で良いリクルートできてるみたいだ。今年の女子トップスリーは、明星・八雲・成徳のようだ。この3チームはどうなるかわからないな。成徳はなんだかんだ言って「高さ」を生かしてるのか・・・

  1月21日(土) 10:00~ 東京成徳VS八雲学園 ←ココ注目

            11:30~ 文化学園大杉並VS明星学園

  1月22日(日) 10:00~ 文化学園大杉並VS八雲学園

            13:00~ 東京成徳VS明星学園

 

 

   

    


東京都新人戦男子・女子ベスト8・4決定戦速報~男女とも波乱あり激戦あり

2012年01月09日 | 高校バスケ

    

 

 

 本日は、東京都高等学校男子・女子新人戦ベスト8・4決定戦が行われた。1年に3回、新人・関東・高校総体の都ベスト8・4決定戦は2コート同時進行で男子は駒沢屋内コート、女子は佼成学園女子コートでそれそれ12ゲーム。長い1日で熱戦・激戦が必ず起こる。

 <結果速報>

 【男子】    (ベスト8決定戦)

  Aブロック 京北VS日大豊山 → 京北勝者

          専修大附VS都光が丘 → 専修大附勝者

  Bブロック 早実VS世田谷学園 → 早実勝者(予想通り4点差の激戦)

          国学院久我山VS明星 → 国学院久我山勝者

  Cブロック 都高島VS成立学園 → 都高島勝者(2点差の大激戦)

          実践学園VS東海大菅生 → 実践学園勝者(5点差の接戦)

  Dブロック 都城東VS足立学園 → 都城東勝者

          八王子VS日本学園 → 八王子勝者

 

  都ベスト4決定戦

    京北 ○ 127-68 × 専修大附属

    国学院久我山 ○ 90-63 × 早実

    都高島 ○ 93-80 × 実践学園(延長にもつれ込んでの大激戦)

    八王子 ○ 90-54 × 都城東

 

 京北、八王子、久我山は競ることなく安定した実力を見せてくれた。やはり波乱があるとしたらCブロックだった。都高島が初のベスト8を飛び越してのベスト4入り。しかも2ゲーム続けて大接戦をものにした。精神的にも成長し素晴らしい快挙!

 この結果、来週15日(日)世田谷学園にて、上位4チームの決勝リーグ戦初戦と5位から8位の順位決定戦が行われる。

   9:00~実践学園VS都城東  10:30~専修大附VS早実

 15:00~(上記勝ち対勝ちで)5・6位決定戦

 16:30~(上記負け対負けで)7・8位決定戦

 12:00~(決勝リーグ初戦)都高島VS八王子

 13:30~(決勝リーグ初戦)京北VS国学院久我山

 

 

 

  【女子】       (ベスト8決定戦) 

     Aブロック 東京成徳 96-60 都上水 

            国本女子 78-45 共栄学園 

    Bブロック 実践学園 102-37 都つばさ総合 

            文大杉並 74-69 都駒場 

    Cブロック 八雲学園 136-29 都保谷 

            藤村女子 115-58 都広尾 

    Dブロック 明星学園 98-49 東亜学園 

            駒澤大高 91-72 都青梅総合

 

   都ベスト4決定戦

    東京成徳 ○ 88-61 × 国本女子

    文大杉並 ○ 79-64 × 実践学園 

    八雲学園 ○ 111-66 × 藤村女子

    明星学園 ○ 101-60 × 駒澤大高

 

 この結果、来週15日(日)佼成学園女子にて、上位4チームの決勝リーグ戦初戦と5位から8位の順位決定戦が行われる。

  13:00 (決勝リーグ初戦)八雲学園VS明星学園

  10:00 (イ)国本女子VS実践学園  (ロ)藤村女子VS駒澤大高

  11:30 (決勝リーグ初戦)東京成徳VS文大杉並

  14:30 5・6位決定戦(イとロの勝者)、7・8位決定戦(イとロの敗者)

 

 今年の新チームは、明星と八雲が強そうだ。男子同様、実践がベスト4から8へ降格して、勢いのある文大杉並がベスト4に名乗りを上げた。 

 

 

 

   


2011WinterCup男子決勝・三決~延岡学園3冠達成

2011年12月29日 | 高校バスケ

        

             <2011WinterCup延岡学園優勝 2011年度3冠達成!>

 

      やはり延岡強し、準決勝までミラクル逆転を起こした尽誠学園を寄せ付けなかった。

     これで、今年度男子は、インターハイ・国体・ウィンターカップと危なげなく全勝した。

 

      

 

      #5バンバと#14ベンドラメは、どのチームも止められなかった。#6寺原もアウトサイドショットが

     冴えた。また、延岡の2-3ゾーンはよく動いて中も外もプレッシャーが強かった。スティールや

     速攻もよく飛び出すチームで隙がなかったね。

      バンバ25得点・23リバウンド、ベンドラメ22点、寺原16点(スリー4/8)。

     尽誠の#12渡邊(192)はまだ2年生で21得点、#5笠井10点。

      それにしても、尽誠学園は昨日までこの大会を沸かしてくれた。劣勢からの後半の逆転劇は

     記憶の残るでしょう。みなさん、お疲れ様でした。

 

      最終スコアは、「延岡学園 88-55 尽誠学園」

 

 

      

                  <3位決定戦 福岡大大濠 56-90 沼津中央>

 

      大濠も1年センター杉浦の活躍もあり、最終日まで接戦を確実にものにしてきた。

     20代の大濠OB若手ヘッドコーチに大濠を全国強豪チームに作り上げた名将田中コーチが

     アシスタントにまわり、復活を印象付けた。コーチ陣も世代交代の波が確実に押し寄せている

     感じがした。30代までの若手コーチが男女とも目に付く大会にもなった。

     これからも若い指導者の方がどんどん出てきてもらい、成長していってもらいたい。

 

      関係者の皆様、暮れの忙しい中、夜遅くまでホントご苦労様でした。

 

 

 

 

 


2011WinterCup女子最終日~札幌山の手2連覇

2011年12月28日 | 高校バスケ

            <札幌山の手高等学校 2010・2011ウィンターカップ2連覇>

     

 

      女子は本日最終日、決勝カード「札幌山の手VS山形市立商業」

     昨日の準決勝も見ごたえがあったが、最終日も決勝にふさわしい好ゲームだった。

 

      1stQは、山形がみせてくれた。いきなりのゾーンプレスで一か八かの捨て身の戦い。

     がっぷり四つに組んだら苦しい状況になるから、激しくディフェンスで仕掛けた。

     十分効果あり山の手のターンオーバーを連発させ指導権を握った。15-21。

 

      2ndQも、立ち上がりはスリーで優位にたち、0-6とスタートダッシュして15-27。

     これはもしや?と思いきや、山の手#4佐藤と#15長岡がきちんと立て直したね。

     さすが外・内の大黒柱。2ピリ終了時で36-39まで山の手が追い上げた。

 

      3rdQは、山形のファウルトラブルで1ピリのような激しいディフェンスができなくなったのと

     山の手#15長岡が徹底してインサイドを攻めて形勢逆転した。60-53とこのピリオドだけで

     24-14というスコア。山の手が本来のペースを落ち着いて握れば、やはり強い。

     これを止められる高校チームはないと思うし、トップレベルの大学チームとも十分戦えるくらいだ。

 

      4thQは、もう長岡の1on1を誰も止められない。長岡、今日も39得点で今大会通算すると、

     たぶん200点超えじゃないの?前中川全日本HCに選出されオリンピックアジア予選の舞台を

     経験して、一回りも二回りもプレイが強くなり、もう高校・大学のレベルでは規格外の選手になった

     ように感じる。最終スコア80-73。

 

      山形は、ほんと頑張って今大会を盛り上げてくれた。

     公立高校がここまでできるんだぞと最高のお手本を見せてくれた。

     夏のインターハイ優勝の県立金沢総合(神奈川)といい、素晴らしい選手たちとコーチたちに

     拍手と感謝を送りたい。

 

 

 

 

                <三位決定戦 桜花学園VS岐阜女子>

     

 

      この試合も興味あるゲームで、来年度を見据えて桜花1年生スタメン4人と

     岐阜2年生のプレイに注目だった。

      1stQは、21-21の同点。両チームきちっとハーフプレッシャーマンツーで2ndQまで、

     岐阜はインサイドをよく守った。前半終了して、41-39で桜花わずかに1ゴールリード。

      3rdQから桜花のインサイドプレイが効き始めて、岐阜のファールトラブルもあり均衡が

     崩れ始めた感じ。やはり桜花は攻めどころ、バスケの大事なポイントをねちこく攻める。

     桜花2年生センター#15河村(183)が29得点のスコアリングリーダーになったことが

     物語っている。

      桜花は、1年生スタメン3人が55点/93点も挙げて、やはりただ者ではない。

     来年度主力が、合計84点も取ってゲームを決めた。高校バスケ女子界を長年トップで

     指導された井上コーチの戦略、来年への布石という意味合いもあったことでしょう。

      最終スコアは、93-81で第3位入賞「桜花学園」

      よくシュートの入るオフェンシブな面白いゲームだった。

 

 

      さて男子の方は、またまた尽誠学園がやってくれた。ちょっと信じられない大逆転勝利で

      決勝にコマを進めた。まさに神がかってる。先ほど終了したばかりで後でまとめます。

 

       <男子 決勝・3決>

         Mコート 10:00 3位決定戦 「福岡大大濠VS沼津中央」

               12:00 優勝決定戦 「延岡学園VS尽誠学園」

 

         

   


2011WinterCup女子準決・男子4決定戦~いよいよ大詰め

2011年12月27日 | 高校バスケ

           <山形市立商業 ○ 78-62 × 岐阜女子>

         

 

      2011ウィンターカップも女子は4チームの戦いで明日、優勝決定戦と3位決定戦を残すのみ。

     本日第1試合は、山形市立商業と岐阜女子の対戦。序盤から山形商業のマッチアップゾーン

     ディフェンスが効いたみたいだ。前半で16点リードを奪う。山形のシュートがよく入った。

      後半はイーブンのスコアで結局、前半の点差のまま山形商が押し切ったナイスゲーム。

 

            <桜花学園 × 70-74 ○ 札幌山の手>

         

 

      Jスポで観たが、すごく内容の濃いよい試合だった。両チームともよく走るし中心選手たちが

     自分の役割をしっかり認識していて見ごたえのあるゲームになった。

      その中でも、山の手の#15長岡と#4佐藤、桜花の#4三好と1年#14馬瓜エブリン・#13山田

     が予想通りの活躍をみせた。長岡はもうすでに全日本レベルの選手だけど、桜花の三好は、

     ガードとして攻守に素晴らしくチームプレイを組み立てられる選手だ。

      女子のU-18、U-16には、これ程までに高いレベルの選手がいるのかということを実感させて

     くれる試合だった。女子十代後半の層は、間違えなく厚く、将来楽しみな選手が多い。

 

       明日28日 女子決勝・3決

        Mコート 10:00 3位決定戦  「桜花学園VS岐阜商業」

              12:00 優勝決定戦 「札幌山の手VS山形市立商業」

 

 

               <福岡大大濠 ○ 82-70 × 県立宇都宮工業>

     

 

      男子はベスト4をかけた1組目、大濠と宇都宮工業が登場。

     大濠は、1年生センター#14杉浦(U-16)27点、3年#4福元19点・#9村越17点、

     宇都宮工業は、オール3年センター#7橋本23点、#4稲葉14点、#5安藤16点と

     お互いの主力がその特徴を出して、前半は1点宇都宮がリード、後半勝負で最終スコア

     以上に競ったゲーム展開になったみたいだ。

 

      2組目の「延岡学園VS前橋育英」は、前半43対43で前橋頑張ったんだが、

     後半離されて、96-73で延岡の勝ち。

 

      3組目の「洛南VS尽誠学園」は序盤から終盤までもつれにもつれ、なんと尽誠学園が

     第2シードの福岡第一に続き、洛南までも破ってしまった。これはたまたまではないだろう。

     1st 21-19   2nd 16-13   3rd 18-21   4th 10-13   Tot 65-66 の1点差激戦。

     すごい試合になった。こういうゲームは見る側にとってもたまらない試合だっただろう。

 

      4組目の「沼津中央VS京北」は、これも3rdクオーター終わって61-58の激戦だ。

     ここまで、沼津の#15ソウ・シェリフが30点、京北の#4田渡20点・#5池田24点で、

     この3人のプレイが4thクォーターの勝負を握るのか?

      4thの出だし5分弱で15-0ってどういうこと?京北一気にもっていかれてる・・・

     あとの結果は、10数分後には判明するでしょう・・・

 

       28日 男子準決勝

        Mコート 14:30 「延岡学園VS福岡大大濠」

               16:30 「沼津中央VS尽誠学園」

 

 

 

 

         


2011WinterCup女子ベスト4・男子ベスト8決定~いよいよ終盤の熱戦・接戦

2011年12月26日 | 高校バスケ

     

                <県立金沢総合 × 82-88 ○ 桜花学園>

      本日、女子はいよいよベスト4決定戦。やはり4試合とも僅差の大接戦ばかりだった。

     インターハイ優勝の金沢総合(第1シード)、準優勝の大阪薫英(第2シード)は共に

     敗れてしまった。番狂わせでも何でもない。女子はこの8チームどこが勝っても不思議でない

     くらい、高レベルで拮抗している。

      序盤は金沢総合ペースだったみたいだけど、後半から桜花の1年U-16トリオと2年センター

     にジワジワやられた感じがする。来年の桜花は末恐ろしい。

      写真中央の金総#7宮澤選手、来年WJBLでも活躍を期待する。

 

  

     

                <岐阜女子 ○ 56-54 × 大阪薫英>

      インサイドを徹底的に守りきった岐阜女子が少ないチャンスを生かしきって勝利。

     薫英は、アウトサイドシュートが不調で薫英らしからぬオフェンスだったのかな・・・

     ポニーテールちゃん不発で残念だったが、鍛えられたいいチーム。

 

 

     

                       <東京成徳 × 80-87 ○ 札幌山の手>

      山の手#15長岡(全日本選手)、51得点でやばすぎ。これって1試合個人得点の新記録?

     スリーの確率悪くてこれだから・・・高校レベルでは1番から5番までできるオールラウンダー。

     高校生で先のアジア五輪予選、スタメンに2度ほど登場してるだけある。

      東京成徳、予想以上に成長して喰らいついた。

 

 

      

                <明星学園 × 53-56 ○ 山形商業>

      このゲームも岐阜女子-大阪薫英戦みたいにロースコアのディフェンス合戦。

     明星のマンツー、ゾーン、プレスに落ち着いて対応した山形商業が、常に先手をとって

     リードを保った形のゲーム。公立高校でここまで勝ち残ることが素晴らしい。

 

       27日(火)準決勝 (明日からメインコート一面)

        Mコート 9:00 山形市立商業VS岐阜女子

        Mコート 10:00 桜花学園VS札幌山の手

 

 

 

     男子も延岡、洛南以外の6ゲームは接戦になったみたいだ。

 

    福岡大大濠 ○ 82-75 × 八王子       県立川内 × 70-76 ○ 県立宇都宮工業

    湘南工科 × 70-101 ○ 尽誠学園     聖和学園 × 76-82 ○ 前橋育英

    沼津中央 ○ 87-72 × 県立能代工業    洛南 ○ 102-57 × 県立弘前実業

    延岡学園 ○ 109-59 × 金沢        京北 ○ 80-70 × 愛知産業大工業

 

      この結果、明日27日(火)男子準々決勝戦は、もちろん東京体育館

        Mコート 12:00 大濠VS宇都宮工業

               13:30 延岡VS前橋育英

               15:00 洛南VS尽誠学園

               16:30 沼津中央VS京北     

 

            延岡の試合以外は、大濠、洛南、沼津がやや有利なように感じるが、どうなることでしょうか?

     女子も男子も予想が効かないくらいの好ゲームを期待します。

 

 

  


2011WinterCup女子Best8・男子Best16決定~男子波乱あり

2011年12月25日 | 高校バスケ

 

      早いもので、2011ウィンターカップは女子ベスト8、男子ベスト16が決まった。

     男子で昨日は、昨年ウィンターカップで初優勝した北陸が初戦負けして、

     今日は、第2シード(インターハイ2位)の福岡第一が初戦負けした

 

                     <尽誠学園 ○ 86-70 × 福岡第一>

      

 

      第一の留学生問題また何かあったのだろうか?3年マリックはベンチに座ったまま出場なし。

     2年モータラは17分のみ出場で5点。第一は留学生活躍しないとこんなに脆いのか?

     昨年までもう何回も連続して決勝まで出場しながら、あと一歩で涙をのんだ実績がうそのようだ。

     #5笠井が37得点の大暴れ。スリー3/4、2点シュート9/15、FT10/13と凄いね。

 

      注目してた女子2試合から、

                    <岐阜女子 ○ 85-63 × 聖カタリナ女子>

       

 

      ドライブ力、高さあるインサイド、激しいディフェンスで序盤から岐阜女子ペースだったみたいだ。

     カタリナの#6近平(180)残念だったけど、次のステージで全日本目指して頑張ってもらいたい。

 

                    <聖和学園 × 70-82 ○ 東京成徳>

      

 

      出だしはよかった聖和、2Qから成徳の高さが気になってジワジワやられた感じ。

     成徳キャプテン#4の根岸が暴れたね。26得点。先発全員2ケタ得点の成徳だが、

     シックスマン以降のバックアップメンバーが少し手薄か・・・

 

      これで女子ベスト4決定戦は次のようになった。

       26日(月)

          Bコート 9:00 東京成徳VS札幌山の手

          Cコート 9:00 明星学園VS山形市立商業

          Bコート 10:30 県立金沢総合VS桜花学園

          Cコート 10:30 岐阜女子VS大阪薫英女学院

 

     いよいよ予想された強豪校同士の激突、何と言っても優勝校を左右する「金沢総合VS桜花学園」

    必見でしょう。

     個人的勝手予想ベスト4は、「山手・山商・金総・薫英」だがまったく自信ありません。拮抗している。

 

 

                    <県立山形南 × 55-66 ○ 八王子>

      

 

      なんというロースコア、八王子お得意のスリーが不発だったみたいだね。

     #5伊藤(PF)と#7ジャニ(C)で確率高く19点・27点だから、46/66稼いでいる。

     #4平川のスリー0/9初めて見た。昨年インターハイでは平川のスリーが勝負を決めた。

     迷うことなく開き直って無心で打ってもらいたい。

 

 

      男子ベスト16決定戦は、意外に苦戦して接戦になるゲームが多かった。

     金沢78-75関西学院、前橋育英80-78四日市工業、大濠82-71福島商業、川内73-61宇部工業

     愛知産工業79-69新潟商業、弘前実業73-67幕張総合、湘南工科86-75小林

 

      この結果、明日の男子ベスト8決定戦は、

        Aコート 9:00 福岡大大濠(福岡)VS八王子(東京)

        Aコート 10:30 県立川内(鹿児島)VS県立宇都宮工業

        Aコート 12:00 湘南工科(神奈川)VS尽誠学園(香川)

        Bコート 12:00 聖和学園(宮城)VS前橋育英(群馬)

        Cコート 12:00 沼津中央(静岡)VS県立能代工業(秋田)

        Aコート 13:30 洛南(京都)VS県立弘前工業

        Bコート 13:30 延岡学園(宮崎)VS金沢(石川)

        Cコート 13:30 京北(東京)VS愛知産業大工業(愛知)     

 

      注目のカードは何と言っても「大濠VS八王子」、「京北VS愛産大工」もつれそうだな・・・

     「聖和VS前橋育英」もどうか。

 

      今年の男子は、延岡以外、例年よりチームも選手もやや小粒になってるかもしれない。

 

 

        


2011Winter Cup 女子ベスト16決定~明日のカード

2011年12月24日 | 高校バスケ

 

      2011WinterCup女子2回戦が終了し、ベスト16が出揃った。

     印象に残ったチームの横顔から。

 

       

               <山村学園(埼玉)72-100桜花学園(愛知)>

      山村学園、1Qは23-22で1点リードでしたから頑張ったね。隠れ本命の桜花から

     72点もゲット、はつらつとした動き、思い切りのよいアウトサイドシュートは見事だった。

 

 

       

               <常葉学園(静岡)67-86山形市立商業>

      このカードは、力あるチーム同士でもしかして常葉やるかもと思っていたが

     やはり山形商業強かった。出だし1Qの11点差が響いたか・・・前半13点差で

     ついていけただけに惜しかった。

 

 

       

               <相模女子(神奈川)55-94大阪薫英>

      相模女子、優勝候補相手に前半17点差のロースコアで喰らいついた。

     大阪薫英#6大城、沖縄出身話題のポニーテールちゃん、オフバランスにみえてバランスよい

     身体能力、ロングシューター。薫英にはツインタワー#7今仲(183)と#9畠中(185)も武器。

 

 

      <明日Best8決定戦>

       9:00   Aコート 明星学園(東京)VS誠英(山口)

             Bコート 昭和学院(千葉)VS桜花学園(愛知)

              Cコート 聖和学園(宮城)VS東京成徳(東京)

              Dコート 岐阜女子(岐阜)VS聖カタリナ(愛媛)

 

       10:30  Aコート 県立西原(沖縄)VS大阪薫英(高校総体2位)

              Bコート 県立金沢総合(神奈川)VS佐賀清和(佐賀)

              Cコート 東海大三(長野)VS札幌山の手(北海道)

              Dコート 市立長崎商業(長崎)VS山形市立商業(山形)

 

      注目の2カード

      9:00スタートC・Dコートのゲームは接戦になるような予感がする。

 

      聖カタリナのエースセンターU18の近平(180)と岐阜女子ディヤイ・アイダ(178・2年)、

     ロー・ヤシン(185・1年)のセンター対決?

      岐阜女子は、男子延岡や福岡第一のような留学生・ハーフヴァージョンだな。

     他にも全国中学名門校の若水(愛知)、八王子一(東京)、東京成徳中など選手は全国区から。

     まあ、男子も女子もBest8レベルのチームは全国区で選手集めてるからね。

 

      聖和学園は、勢いがある。地元の中学出身者多い感じで、2年生の駒が豊富みたいだ。

     特に、応援したくなるような雰囲気ある。経験値高い東京成徳か元気ある聖和か、

     このカードも試合展開予想がつかない。インターハイでの戦い方だと聖和に分がある。

     東京成徳がいかにハーフコートバスケットに持ち込めるか・・・

 

      女子は、始まったと思ったらもうベスト8決定戦。明日の試合からはスタメンをそんなに

     休ませられないでしょう。        

      

 

     


42nd Winter Cup 2011~Best 8 個人的予想

2011年12月23日 | 高校バスケ

 

                  <2011Winter Cup 男子組合せ in東京体育館>

       

 

                     <2011Winter Cup 女子組合せ in東京体育館>      

       

       

 

      本日、12月23日高校3年生最後の全国大会(選抜優勝大会)が開幕した。

     女子は28日が三位決定戦と優勝決定戦、男子は29日が三位決定戦と優勝決定戦。

     たった一週間で連日勝ち上がりチームが最終日まで駒を進めることができる。

 

      あくまでも個人的予想を書くが、例年インターハイから5ヶ月過ぎて戦力のアップ・ダウンの変化

     が結構あるから、ベスト16・8予想は当てにならない。

 

      男子Best 8 予想(ベスト4決定戦)

       延岡(第1シード)VS前橋育英  宇都宮工(第4シード)VS大濠

       福岡第一(第2シード)VS洛南  沼津中央(第3シード)VS京北

 

      女子Best 8 予想(ベスト4決定戦)

       金沢総合(第1シード)VS桜花学園  札幌山の手(第4シード)VS東京成徳

       明星学園(第3シード)VS山形市立商業  大阪薫英(第2シード)VS聖カタリナ

 

      まず、男子はあまり波乱なく16・8が決まりそうな気配がするが、大濠は勝ち上がれば

     ベスト8決定戦で八王子(東京)と当たりそうだから、ここは接戦になるかもしれない。

     洛南も同様に、昨年度初優勝の北陸とベスト8決定戦がありそうだからどうなるか?

     京北もベスト8決定でおそらく新潟商VS愛知産業工との勝者と当たりそうなのでどうなるか?

 

      総じて男子は例年になく波乱の少ない展開を予想する。つまり、インターハイからの流れで

     戦力の差が比較的はっきりしてる感じがする

      どこが、延岡の三冠を阻止できるのか?

     インターハイ、国体では、競ることなく延岡の一人勝ちだったから・・・

 

 

      男子とは反対に、女子は上位層チームの戦力が高く拮抗している

     ベスト8決定戦では、たぶん勝ち上がりで聖カタリナVS岐阜女子はわからない。

     同様に、勝ち上がりで東京成徳VS聖和学園ももつれるだろう。

 

      全日本女子で活躍を見せた札幌山の手の長岡、9月の3on3世界大会で世界3位と

     大活躍を見せたスーパー高校生「長岡、宮澤(金沢総合)、三好(桜花)、近平(カタリナ)」

     この4人以外にも、上記ベスト8予想に挙げたチームには、まだまだ化けるかもしれない

     逸材がいる。高校女子の世代は、間違えなくレベルアップしてる選手が豊富だ

 

      長年、高校女子を牽引してきた桜花学園に、U-16全日本世代が集中している。

     詳しい経緯は知らないが、全日本レベルに選出されるほどの選手が一つの高校に片手以上の数

     いるというのは、よいことなのだろうか・・・ちょっと異常だとも思うのは自分だけか・・・

 

      男女とも3年生は高校最後の大舞台ですから、悔いのないよう、今後の「バスケへの道」

     につながる活躍と努力を見せてください。健闘を期待します。

 

 

    後記      

      この一週間の忙しさときたら悲鳴をあげるほど、睡眠不足と会議と練習、NBA調査の連続でした。

     NBA効果なのでしょうか、1日千アクセスを超えるという異常事態。10月のブログを始めた当初、

     1日百アクセスをささやかな目標にしてましたから、うれしい限りです。ありがとうございます。

      今後も、バスケファンの皆様にすこしでも喜びを分かち合える記事を目指して、高校からNBAまで

     いろいろなことを拾いたいと思います。今年もあとわずかですが来年もよろしくお願いします。

 

     


2011東京都男子バスケ新人本大会~Dブロックのゆくえ

2011年12月05日 | 高校バスケ

           

 

 

 

      東京は人口が多い。あたりまえだが中学、高校数もそれに比例して多い。

     高校男子でバスケット公式戦参加校は、都立が200校弱、私立が100校強ぐらい

     だろうか。他県の平均的参加校の3~4倍くらいあるのだろうか?

      前にも触れたが、この数年、東京トップレベルの中学生が地方強豪校へ出ている。

     その反対に、関東エリアや他県選抜レベルの中学生を八王子・京北の2チームは、

     獲得に成功している。

 

      昨年・一昨年の都新人本大会ベスト8は次の通り。

      2010年度 優勝 八王子  準優勝京北  3位 実践  4位 保善

            5位 久我山  6位 足立学園  7位 都城東  8位 日本学園

      2009年度 優勝 京北  準優勝 八王子  3位世田谷学園  4位 久我山

            5位 都城東  6位 早実  7位 明星  8位 専修大附

 

      2月に行われる関東新人大会の東京代表2チームは、京北と八王子が続く。

     関東大会都予選、インターハイ都予選でも、この2チームが結局優勝を争う状況である。

     3位のポジションには久我山という印象が強いが、4位以降ベスト16シードまでは、

     その年の戦力や組合せ次第で大幅な変動が起こり易い状況である

      今年の新人本大会もこのパターンにはまるような気がする。京北・八王子にしても

     この新人戦は、絶対的エースが少ない。そんな簡単には優勝争いに臨めないだろう。

 

      東京都男子新人本大会、最後のDブロックについて述べる。

      Dブロック2回戦(ベスト16決定戦)

       足立学園VS芝  (都文京対都野津田の勝者)VS都城東 →ここからベスト8一校

       日本学園VS(駒大対保善の勝者)  都本所VS八王子   → 同上

 

      個人的な興味は、16決定戦で保善が勝ち上がった場合の日本学園戦と

     足立学園と都城東が勝ち上がった場合のベスト8決定戦の2カードである。

     もちろん、その前のカードで勝ち上がることが大前提である。

      もともとベスト16から32常連だった足立学園は、昨年度久しぶりのベスト8返り咲きを

     果たしたが、新チームはどうなんでしょうか?あまりよい評判は聞きませんが・・・

      逆に、都城東は支部大会で保善・豊山に苦戦しながらも優勝、

       (少しぶっちぎりの優勝を予想してたが)評判のよさを耳にする。

      そんなわけで、このDブロックもAブロックに似たような予想が立つ。

       Dブロック決勝は「八王子VS都城東」と勝手予想

 

      激戦・混戦で予想困難なB・Cブロック、予想の効きやすいA・Dブロック

       Aブロック注目チーム → 京北・都駒場・豊山・専修大附

       Bブロック注目チーム → 久我山・早実・世田谷学園・明星・帝京

       Cブロック注目チーム → 実践・菅生・都高島・都石神井・成立

       Dブロック注目チーム → 八王子・足立学園・都城東・都文京・日本学園・保善

 

      勝負は下駄を履くまでわかりませんが・・・

 

  

  


アメリカバスケ留学(高校)~チャレンジする若者(富樫勇樹)

2011年12月03日 | 高校バスケ

        

 

 

 

      ウィンターカップ宮城県代表で、明成高校が県予選準決勝にて聖和学園に94対82で敗れたこと

     は知っていたが、映像がないものかとYoutubeを漁っていたら、

     富樫勇樹のアメリカ高校バスケ生活映像を発見。

      モントロス・クリスチャン高校という全米でもトップ10ランクインの高校である。

     彼の父が、新潟県本丸中コーチで全日本U-16ヘッドコーチであることは知っていた。

     彼が中3の全中新潟大会で、優勝したことも。

 

     モントロス・クリスチャン高校といえば、現在JBLトヨタアルバルクの主力「伊藤大司」と「松井啓十郎」

    の出身校でもある。彼ら2人もそこに高校留学して、伊藤は全米ディビジョンⅠのポートランド大へ、

     松井もディビジョンⅠのコロンビア大へ進学した。

     NCAA選手権には出場できなかったものの、全米大学のトップリーグである。

     モントロス高校ではスタメンとして活躍してる。

     伊藤はなんと、オクラホマシティーサンダーのKデュラントと同期で、伊藤がPGとしてKデュラントが

     Fセンターとして一緒にプレイしているから驚きだ

 

      富樫勇樹(170㎝)が小学生に見えるくらい周りの選手たちが大きい。

     しかし、トリッキーなボールさばきやスピード溢れるコントロール、クイックネス、シュート力を武器に戦力として頑張ってる

     様子がよく伝わってくる。

      英語によるコミュニケーションの必要性やウェイトトレーニングの重要性を

     映像が訴えていた

 

      バスケの場合、日本からいきなりプロとして海外でプレイすることは考えられない。

     NBAやヨーロッパのプロチームが選手発掘の市場として、日本は眼中に全くないといってよい。

     JAPANが世界大会で活躍しない限り相手にされない。野球やサッカーが世界大会で活躍して

     注目されたから、目が向けられオファーが発生した。

 

      モントロスのヘッドコーチがインタビューで、全米のディビジョンⅠ・Ⅱ・Ⅲの大学が見ているから

     大学でプレイできるチャンスがあると話していた。現在3年の最終学年だろうから、来年の9月には

     全米どこかの大学に進学するのかな。勉強の方は大丈夫だろうか?

 

      学力無き者は、大学でバスケできない国だ。ディビジョンⅠの大学ほど難関大学だから。

     日本の大学ように、「勉学」と「スポーツ競技」の使い分けはない。学業不振者はどんなに能力ある

     選手でもバスケをさせてもらえなくなる。そこは厳しい捉え方をする。抜け道はない

 

      何もバスケだけではない。富樫勇樹のように世界へ挑戦する若者を心から羨ましく思う。

 

      結果はどうであれ、もっとも成長著しい十代後半にチャレンジし続ける日々は、

     形ない見えない将来の財産を作ってくれるのだろう。

 

 

           

   


2011東京都男子バスケ新人本大会~Aブロックのゆくえ

2011年12月02日 | 高校バスケ

      

 

 

 

      東京都男子バスケ新人本大会について、Bブロック→Cブロックときた手前、

     Aブロックについて、あくまで話できるレベルで個人的見解を述べる。

      一言で「激戦のBブロック」、「混戦のCブロック」に続きAブロックは?

 

      まず、Aブロックには必ず第1シードと第8シードが両サイドに入る。

     前公式戦(インターハイ都予選)でベスト8チームは、10月からの新人支部大会が

     免除(シード)されて、11月のウィンターカップ都予選に出場できる。

      よって、この8チームは1月からの新人本大会からの出場となるわけだが、

     3年生が主力として頑張っていた場合は、それだけ1・2年だけの新チーム練習期間が

     少ない。6月に3年生が引退したチームは、7月から12月までの半年間である。

     そうはいっても、力ある3年生と一緒に練習するわけだから違った意味で効果はあるが・・・

 

      さて、東京では皆さんご存知「京北」と「八王子」が暮れのウィンターカップに出場する。

     特に、第1シード「京北」は全国でも上位目指してるチーム。3年でスーパーな選手

     「田渡」と「池田」がチームの大黒柱。2年で試合に使われていた選手は「渋田」くらいか、

     あと1年でスーパーな「新川」。この2人が間違えなく新チームの中心選手になるだろう。

 

      京北は伝統的にスーパーな埼玉県中学出身者が多い。太いパイプができてる感じがする。

     京北中も東京トップレベルだから必然的に都選抜選手も多い

 

     結果的に少数精鋭で、走る量の豊富さは東京一の激しい練習量かもしれない。

     「ラン&ガン」オフェンス、速攻のキレ味の良さは全国でも群を抜いている

       しかし、新チームにおける田渡・池田の穴は大きい。昨年までいた200㎝センター皆川の

     穴が埋まらなかったのと同様であろう。

     田渡のガードとしての攻撃力は、ウンターカップ都予選決勝リーグでも凄かった。少し波のあった

     アウトサイドシュートも完全に克服したようでよく入った。アメリカNCAAに挑戦するのかどうか。

      弁慶の泣きどころセンターは来年も課題かもしれない。全国トップレベルと戦うには・・・

 

       Aブロック2回戦(ベスト16決定戦)

         京北VS明中八王子  (都駒場と都足立の勝者)VS日大豊山

         専修大附VS(都若葉総合と都小金井北の勝者)  都光丘VS日大三

 

     このブロックで注目したいカードは、都駒場が勝ち上がった場合の日大豊山との16シード争い

    京北がどれくらい戦力ダウンするかわからないが、Aブロック勝ち上がり、都ベスト4は堅いと予想。

    ベスト8はもうひとつ、専修大附が抜けると予想。

     

     つまり、Aブロックは波乱なく?手堅く都ベスト8・4が決まる可能性が非常に大きい。

     京北の新チームスタメンや戦力がどうであるかが注目されるだろう。