バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

東京都男子新人本大会Cブロックのゆくえ

2011年11月30日 | 高校バスケ

      

 

 

 

      1月7日(土)から始まる東京都男子新人本大会Cブロックについて、

     お話できるレベルであくまでも個人的見解で述べる。

 

      前回、回答形式でBブロックがベスト8・4決定戦において激戦になるだろうと予想した。

     その対極で、Cブロックはベスト8・4決定戦で予測難しい混戦になると予想する

     このブロックは、ある意味勝ち上がり予想が困難で波乱が起こる可能性の高いところ。

 

      8日(日)2回戦がベスト16決定戦で、16シードが決まる。

       Cブロック2回戦

        実践学園VS都小山台  東海大菅生VS(明大中野対開成の勝者)

        都高島VS(都石神井対関東第一の勝者)  成立学園VS東京都市大付

 

      あくまでも支部大会での状況・戦力から判断すると、

      Cブロックベスト8決定戦は、実践VS菅生 と 都高島VS成立 の可能性高い。

     ただし、4支部準決勝で都高島と都石神井は対戦しており、圧倒的なスコアで支部大会を

     優勝した都高島にあって、唯一100点ゲームを許さず77対61で健闘したのが都石神井。

 

      都高島は、一昨年度から上位校(ベスト16から32)に台頭してきた新興チーム。

      支部大会での怖いもの知らず的な勢いをそのまま本大会に出せるのか?

      ここ数年の苦い経験値を本番で払拭できるのか、チームの精神性を強く出せるのか?

     技術的には、速くて高くて強くて、このブロックで優勝してもおかしくない。

 

      4支部決勝で、高島に111対67とコテンパンにやられた菅生は立ち直ってるのだろうか?

     数年前まで、東京ベスト4に絡み、インターハイ・ウィンターカップに何度か出場したチーム。

     京北・八王子を脅かす東京トップチームであった。西のはずれにある地理的条件なのか、

     卒業後の進学問題なのか、コーチ問題なのか、わからないが選手層が変わった感がある。

     トップチームにあるスーパーな選手、関東エリアからのオールスター級の選手が影を潜めた。

 

      成立は新チームどうなんだろう?

     昨年度3年生のガードとセンターが安定して久しぶりにベスト8に復活した。成立も高校から

     思うような選手を取れていないみたいだが、外部コーチがミニ・中学クラブチームで育てている

     みたいだ。中国からの長身留学生がいるみたいである。技術的に伸びているのか、要チェック。

      実践も3年が引退して、新チームは未知数。今の1・2年では苦しいとうわさ聞くが・・・

 

     

     そんなわけで、ひょっとするとこのCブロック決勝(ベスト4決定戦)は

    4支部決勝の再現になるのか?

    ウィンターカップ予選東京3位の実践と前大会ベスト8の成立が

    意地を見せるのか?

     ふたを開けてみないと、ほんとうにわからない戦いになるだろう。

     いずれにしても、このブロックからベスト4の一角が誕生する。

 

 

      

    


音楽についての書き語り(6)~斉藤和義

2011年11月29日 | 音楽

       

 

 

 

      17年間どうして知らなかったんだろう?

     自分ではどうすることもできない巡り会わせということがある。

     アンテナを張っていたつもりでもキャッチできずに目の前を通り過ぎていた。

     誰が歌っているか知らないまま、その歌は知っていたなんて・・・

 

      今年の4月、東日本大震災へのチャリティーライブ「斉藤和義 on USTREAM

     『空に星が綺麗』を将棋関係で探していたときに見つけた。アコギ1本で唄う彼の歌に

     驚き、さっそくYoutubeにて聴いてみる。久しぶり宝の山見つけたみたいに出てくるゎ

     出てくる。この8ヶ月繰り返し聴いても飽きない。

 

      1993年シングル「僕の見たビートルズはTVの中」でデビュー、

     1994年、「歩いて帰ろう」が子供番組『ポンキッキーズ』で取り上げられ一瞬ブレイクするが、

     15年間くらい泣かず飛ばずの中ヒットくらいみたいだ。この3年くらいで知名度がアップした

     らしい。TVドラマに全く無関心な自分であるが、「家政婦のミタ」主題歌『やさしくなりたい』

     で大ヒットしてるみたいだ。

            <iframe src="&lt;a href=" width="853" height="480"></iframe>

 

      斉藤和義の魅力は、2つある。

      1つ目は、歌の詩にはリアリティーがあり、現実主義者のようで隠した理想も追い、男と女の

     感性の違いを突き詰めながらも、悲しい歌にも幸せな歌にも激しい歌にも共通した『暖かさ』が

     伝わってくる。あのデカイ風貌からはピンとこない不思議なあったかさがある。

     あと、いろいろなタイプの曲を書く。彼自身が一番気に入ってる曲やメロディを知りたいくらいだ。

      2つ目は、ギターが半端なく巧過ぎる。歌うたいでこんなにギター全般が信じられないくらい巧い

     ミュージシャンは見たことがない。十数年前のライブ映像を見るとよくわかる。

     ピアノもベースもドラムもこなす。ライブではピアノ1本での弾き語りもよくやるみたいだ。

 

      そろそろ、アルバムCDを購入して聴いてみようかなと思うが、Youtubeでおすすめソング

     を紹介して幕引き。一度聴いてみてください。

      「歌うたいのバラッド」     「劇的な瞬間」    「空に星が綺麗」

      「おつかれさまの国」    「幸福な朝食 退屈な夕食」    「印象に残る季節」

 

 

  


回答~東京都男子バスケ新人戦Bブロックのゆくえ

2011年11月28日 | 高校バスケ

           

 

 

 

     1日あたりおそらく百万件を超える?膨大なブログ数の更新、そこに貼られた画像や動画、

    このデジタル世界は、ある意味「狂気」であり、この世界の情報を「凶器」としないためには、

    ブログ各管理人(書き手)のある程度までの良識やマナーが必要だし、各ブログを管理・統括

    する運営組織のチェック監視体制が不可欠だろう。できるだけ「驚喜」となるような努力をしたい

     さらに、大切なことは、読み手による取捨選択、真偽判定する目を養っていくことだと思う。

    最近、ニュースで様々な掲示板、ツィッター等で「炎上」という記事をたびたび目にする。

    書き手と読み手の異常なまでの稚拙さや中傷でお互いが痴話ケンカ状態に陥り、

    書き手派と読み手派の集団ケンカに発展したりする場合もある。

     もはや議論の中身は消滅して、余計な誹謗中傷の世界へまっしぐらに突入する。

    情報社会で意識して気をつけなければいけないことは、結構たくさんある

      

      

     質問者(ぱんまんさん)への回答

      ご質問内容:2011東京都新人戦本大会Bブロック決勝(ベスト4決定戦)にて、早実が

            久我山を下すと思う理由を教えてください!

 

     『 この数年、東京では特に優れた選手が京北と八王子に集中し、その次に久我山と早実

      という印象をもっている。昨年度はじめてベスト4に入った実践は、今の高3世代が中学で

      全国出場経験を果たした逸材が高校へ進学した。

      その結果、昨年度から今年度ウィンターカップ予選までは、この4チームが都ベスト4を

      確実にキープする力があった。

       ところが、新チーム柱となる現2・1年生では、表現よくないが高校進学時、都外強豪校への

      流出が結構あった。名前は挙げないが、明成・北陸・洛南・大濠・市船・・・へ。

       ビッグセンター・フォワード・ガードとすべてのポジションで複数人。その中でも東京2年生は、

      谷間の世代ともささやかれたりした。京北・八王子・早実をみても、この4月から入学した1年が

      公式戦で起用されたケースがよく目に付いた。以上がまず昨年からの背景。

       今年の本大会でベスト8・4に入るチームの特徴は、能力高い1年を積極的に起用するチームと

      昨年度から育て上げた2年主体で臨むチームに分かれる感じがする。

       そんな中で、第4シード久我山と第5シード早実のBブロックは、そこに支部優勝の世田谷学園

      が入ってしまった。世田谷は昨年度からのたたきあげで2年が力つけた。昔のようなスーパーな

      選手はいないが。能力ある1年主体の早実とたぶんどこより努力した2年主体の世田谷との

      ベスト8決定戦。もったいないカードだ。くじのいたずらとしか思えない。

       正直、互角に近いと思うから、世田谷がベスト8に名乗りをあげても驚かない。久我山は、

      勢いのある能力あふれる早実より世田谷のほうが戦いやすいかもしれない。

       久我山は昨年から上級生主体で、ウィンターカップ予選まで、キャプテンの真木、了海中心に

      チーム作りを進めたのではないかと推測する。新チームでの戦力を実際見ていないし、

      測れないことから、大幅戦力ダウンの実践に続いてベスト4に波乱が起こるかもと予想した。

       しかし、久我山には中学時、オールスター級(都選抜選手)が1・2年に複数いる状況もあるし、

      久我山でいい選手だった現在の若いコーチは、都ベスト4の修羅場を経験して着実に成長してる

      と感じる。ベスト4決定戦で、本命は久我山と思っているが・・・早実の個性あふれる1年生の勢い

      をなんとも不気味であると評価しただけである。

       勝ち上がり予想が一番難しいブロックだ。それだけ一番注目されるカードだと思う。 』

 

 

      あくまでも、個人の勝手予想であって、当てにしないでくださいと前置きをしたが、

     今後はもう少し慎重に書くよう努めます。

 

 

    


2011全日本大学バスケットボール選手権~最終結果

2011年11月27日 | 大学バスケ

          

 

 

 

      第63回全日本大学バスケットボール大会、2011インカレの全日程が終了した。

     男子優勝は、大本命の青山学院大学

     女子優勝は、関東4位で出場の早稲田大学(初優勝)

      おめでとうございます 

          

      決勝スコア      1P   2P   3P   4P   合計

       男子 青学大   23      9     27    18     77

             東海大    14    21     19    12     66

                            1P   2P   3P   4P   合計

       女子 大阪人間科学大  14    11      9    19     53

                    早稲田大   18     6     12    27     63

 

       3位決定戦

        男子  天理大 ○ 84 対 59 × 拓殖大

        女子  筑波大 ○ 63 対 52 × 愛知学泉大

 

      男子はやはり、青学大が総合力で実力どおりの優勝でしたね。

     Boxスコアから比江島、辻の2枚エース看板に、センター張本が活躍したように読み取れる。

     9月からの関東リーグ同様に安定した試合運びだったのでは。この3人のプレイだけではない

     結束力の強さをチームに感じる。天理大は関西2位でありながら、

               関東5・4・3位の筑波・大東・拓殖を撃破しての3位、価値があると思う。

 

      女子は予想通り、大混戦・大接戦の数点差ゲームが終盤続いた。どう転ぶか、ラスト数分で

     勝負決まる緊迫した試合。観客にとっては一番エキサイティングなゲームだったのではないか。

     早稲田はこの春からだったか、萩原美樹子がヘッドコーチになって少し体質が変わったような・・・

     チームのプレイに勢いや激しさが出てきたのでは?と推測する。萩原コーチといえば、

     選手としてのイメージが強烈で、コーチしてる姿が想像できないんだけど・・・来シーズン一度は

     観てみたい。

 

      男女とも上位成績を収めたチームは1月オールジャパンが待っている

     12月は休む間もなく練習と試合で準備を進めることでしょう。

      実力をアップさせるよい機会にしてください。選手の皆様、お疲れ様でした。

 

 

 


人生のたわ言(6)~受験に思うあれこれ

2011年11月26日 | 人生

         

 

 

 

     冬の季節は、バスケシーズンでもあるし受験シーズンでもある

    高校受験、大学受験と毎年、受験生といろいろな関わりを持つ。

    昔に比べて、受験情報は様々氾濫している。受け入れる学校・大学もあの手この手で

    説明会やらオープンキャンパスやら売り込みに熱が入る。

 

     模擬試験の判定結果に(一喜)一憂する受験生、親、先生が多すぎる。

    AとかCとかDの合格判定に何をそんなに騒ぐ必要があるのだろう。

    本人がどう受け止めて、今後のどういう対策・準備をすればよいのか、

    具体化して努力すればいいだけの話。合格判定なんて、途中地点の単なる大まかな目安に過ぎない。

    DとかE判定をもらって第一志望校(チャレンジ校)をあきらめたりする弱気な受験生は、

    はじめからその気がなかっただけ。バスケでも受験でも弱気の姿勢・気持ちが一番危険だ

    弱気でいくら練習しても力は付いていかない。迷いも同様だ。

    はったりでもよいから、

       自分を信じ切って突き進む奴が成功の道へとたどり着くことがほとんどだ。

 

     あと現役生に多いが、チャレンジすることを恐れて今現在の学力に見合った学校選びをする

    場合も多い。滑り止めを2つも3つも受験しようとするケース。12月の最終面談で、受験予定の

    リストと合格発表・手続き等の受験計画をみていつも思う。

     私立大学がいくら受験出来るからと言って、10回受験すると受験料だけで40万近く、

    一次手続き金だけで一校30万の時代。大学入学の初年度費用だけで何百万も投資しようとする。

    人それぞれ価値観があるから、最終的には自分の価値観は押し付けないし親の考えを否定しないが。

     「先生、全部落ちたらどうするんですか?女の子だから一浪は絶対できません。」

    何度も言われたことがある。こんな親にはもう何も話することありません、お好きなように受験して

    ください、とやんわりと話す。ただし、これだけの費用と連日の受験による労力と疲労がありますよ

    とだけ忠告はする。

 

     自分の受験体験や価値観は役に立たないことが多い。時代が違うということもあるかもしれないが

    本質は、「第一志望は、成績の良し悪しにかかわらず絶対に譲らない」という発想があるかないか。

     浪人するかどうかは結果が出てから考えればいいだろう。

    結果出る前に「浪人したらどうしよう?」と浮かぶ地点で負けている

     見栄を張って言うのではなく、少なくとも私を含めて高校時代の同級生には「滑り止め」という受験は、

    存在しなかった。受験慣れするための受験は1つくらいあったが・・・

 

     高校3年間、部活も頑張り、学校行事にも夢中になり、部活を引退した3年の夏前から本気に

    受験モードに入ります。だけど一浪はできません。とにかく大学に入れるようにしてください。

    「虫がよすぎるだろう、欲張るだけ楽しんでおいて」、こんな生徒や親には本気で対応しない。

         受験の方法論や勉強論の前に、

     大学でどんな勉強したいの? どういう大学生活したいの? どういう人生送りたいの?

    本人に問うてみる。まずは、高校卒業後のヴィジョン(生き方・在り方)について考えさせる。

 

     強く望む目標やヴィジョンがないと、あんなつまらない受験勉強なんて精がでるのかな?

     このヴィジョンの強さが受験勉強をやり抜く原動力になるんじゃないの?

     それが確固足る意志の強さや高いモチベーションを維持してくれるんじゃないの?

 

     何も受験に限ったことだけではないだろう。

    生まれ持った運動の能力差ほど頭の能力差はほとんどないと言える。

     何事も、やる気や情熱の作り方、探し方の能力を高めて、

    維持し続けた人が望みをかなえられるようになっていく

 

 

    


第63回全日本大学バスケット選手権大会(2011インカレ)途中結果

2011年11月25日 | 大学バスケ

       

 

 

     大学バスケの全国大会、いわゆるインカレが11月21日から代々木第二体育館と墨田区総合体育館

    で行われている。本日25日は、男子が準々決勝(ベスト4決定戦)、女子が準決勝、もう終盤戦だ。

     大学スポーツ競技で世間的にTVニュースなどで注目を浴びてるのは、野球とラグビーくらいか、

    意外と認知度低いのが現状なのでは・・・

       JBLとWJBLのチームスカウト陣は注目して観てるのだろうな。

     

      男子(ベスト8)準々決勝

       (関東1位) 青山学院大 VS 中央大 (関東12位)

       (関東4位) 大東文化大 VS 天理大 (関西2位)

       (関東3位) 拓殖大    VS 早稲田大 (関東6位)

       (関東2位) 東海大    VS 日本大 (関東7位)

 

      女子(ベスト4)準決勝

       (関東1位) 筑波大  VS 大阪人間科学大 (関西1位)

       (関東4位) 早稲田大 VS 愛知学泉大 (東海1位)

 

     男子は、やはり関東リーグのチームが抜けている。波乱かどうかわからないが、

    関東5位の筑波大が準々決勝で、関西2位の天理大に68-76で敗れたくらい。

    逆に、関東12位の中央大が初戦で関西1位の京都産業大に86-71で勝ち上がり、

    関東リーグ1・2部入れ替え戦で明治との死闘、惜しくも2部残留になった無念さを

    晴らした感じがする。その明治は関東9位として準々決勝で、東海大に75-77という

    あわや第2シードを破るかという戦いを見せてくれた。

 

     女子は、男子より勢力図がばらけている。毎年、東海1位愛知学泉大と関西1位の

    チームともつれる。今年の関東2位松蔭大は、準々決勝で関東4位早稲田大に完敗。

    関東3位の拓殖大も、準々決勝で関西1位の大阪人間科学大に62-72で敗れた。

 

     男子は、明日26日準決勝(16:20と18:00)、27日決勝(15:00)、場所は代々木第二

     女子は、明日26日決勝(13:40)、同じく代々木第二

 

     毎度の勝手予想だが、

    男子は、準決勝 青山学院大VS大東文化大  東海大VS拓殖大

     決勝はやはり、関東1位VS2位対決でしょう。東海大雪辱できるか?青学盤石か?

    女子は、予想難しい、筑波大VS早稲田大と予想。(わかりません)

     もしかして・・・勢いのある早稲田?粘りのある筑波?互角でしょうか。

 

     追記:先程、25日の結果判明して、1点差・2点差の大激戦で予想が外れました。

         男子準々決勝  

              天理大 ○ 63-62 × 大東文化大

              拓殖大 ○ 76-73 × 早稲田大

              日本大 × 71-105 ○ 東海大

              青山学院大 ○ 89-73 × 中央大

         女子準決勝

              早稲田大 ○ 52-50 × 愛知学泉大

              筑波大  × 56-58 ○ 大阪人間科学大

 

         明日26日 男子準決勝カード

                  青山学院大 VS 天理大    東海大 VS 拓殖大

                 女子決勝カード

                  早稲田大 VS 大阪人間科学大

         

 

 

    


東京都(女子)高校バスケ新人戦途中経過~ベスト32チーム決定

2011年11月24日 | 高校バスケ

           

 

 

 

     高校バスケ1年間の公式戦日程は、上の大会日程から順次決まっていく。

    まず、全国大会レベルで8月上旬のインターハイと12月下旬のウィンターカップ

    各地方大会レベルで6月上旬の関東大会とか、2月の関東新人大会など。

 

     この4つの各都道府県代表校を決めるのに、都道府県レベルで公式戦日程が組まれる。

    およそどこの都道府県も、4月から5月上旬までに関東大会(各地方大会)予選に始まり、

    5月から6月までにインターハイ予選が続き、そこでほとんどの3年生は引退を迎える

 

     夏休みの8月は、各都道府県で特殊な公式戦があったりする。

    たとえば、某県では1年生のみ出場できる1年生大会を県大会レベルまで行ったり、

    某都女子では、地域ごとに細かくブロックに分けて最大4回戦までの日程で夏季大会と

    称する公式戦を行ったりする。まぁ新人戦へ向けて新チームにおける練習試合みたいなものだ。

 

     新人戦は、各都道府県で10月から各地区大会が始まる県もあれば、シード校を除いて

    11月から始めるところもあるみたいだ。各都道府県ベスト16~32チームは、年末年始を

    はさんで1月上旬から新人戦を再開する

     勝ち残って年を越せるか、越せないかは、12月と1月の練習取り組みに大きな影響を及ぼす。

    チームのモチベーションが全然違ってくる。目の前に公式戦という目標があるのと、

    4月随分先の公式戦が目標というのでは、練習の仕方・組み立て方が明らかに異なる。

 

     公式戦参加費は、1回戦で負けるチームも決勝リーグに進める4チームでも同じ。

    1回の公式戦で6試合から8試合くらい戦えるチームもあれば、1試合で終わるチームもある。

    当たり前だが、勝ち上がるチーム(強者)に有利なようにできている

 

     昨日、東京都女子ではベスト32に名乗りをあげる24チームが勝ちあがった。

    その結果、シードの8チームを加えて1月8日(日)にベスト16決定戦が以下の組合せで行われる。

     前大会1位東京成徳、2位明星、3位八雲、4位実践、5位文杉、6位藤村、7位駒大、8位松蔭

 

     Aブロック 東京成徳VS都南平、都文京VS都上水、松蔭VS共栄、都江戸川VS国本 

 

     Bブロック 実践VS都小平、都つばさVS都練馬、文杉VS日体桜華、佼成VS都駒場

 

     Cブロック 八雲VS八王子、都江東商VS都保谷、藤村VS都大泉、都国立VS都広尾

 

     Dブロック 明星VS都板橋、成立VS東亜、駒大VS都城東、都青梅総合VS都日野

     

     やはり、くじ運が作用してチームの実力通りのベスト16は実現しない。

      ここがまた、トーナメント一発勝負の面白いところ。

     今のところ、都立17チーム、私立15チームが残った予想的中。

     ベスト16決定戦は、16試合中7試合もつれる可能性高いと予想。

 

     1月9日(月)は、それぞれのブロックで最初の2つ、あとの2つの勝者同士でベスト8決定戦、

    同日にブロック決勝(ベスト4決定戦)まで行う。

     東京のベスト4は、チーム差縮まり「東京成徳・明星・八雲・実践」の団子レースか?

     ベスト8は、1から2チーム入れ替わるかも? 同じかも?

      やってみないことにはわからない状況だ

 

 

    


TVでジョブス特番~変な「夢」の解釈

2011年11月23日 | 日記

            

 

 

 

     この前の日記でスティーブ・ジョブス氏の記事を書いたが、今さっき奇しくもTV世界仰天ニュースで

    「スティーブ・ジョブス 死の秘密」が特集的に流れた。

     スタンフォード大学での祝辞を「伝説のスピーチ」として一部紹介された。

     『自分の直感に勇気をもって素直に従うことだ。本当になりたい自分の直観に・・・』

     7年前からすい臓ガン、転移した肝臓がんとの闘いの日々と家族との絆がドラマティックだった。

    アップル最高経営責任者として、iPone以後の次世代デジタル機器について4つのアイデア(概念)

    を残したとのこと。

 

 

      今日の公式戦は、課題がハッキリとした内容だった。

     シュートセレクションやシュートのフィニッシュが悪すぎる。

      相手を格下だと思う隙が生まれたのか?

     ディフェンス力で勝ちという結果には、試合途中でも少しも揺るがなかったが、

     オフェンスの流れが単調で、いろいろな合わせのプレイが連続的につながらない。

      普段落とさないイージーシュートを何本かポロッと落として乗っていけない。

     選手もストレスの溜まる負の連鎖が起きたような感じである。

      練習の中で意識して修正していくしかない。あとは、自分も選手もミスを責めすぎないこと。

     もっと冷静に受け止めることができる精神状態をリアルタイムで作れるよう工夫しなくては・・・

 

      

      昨日の夜、今まで見たことのない変な夢を見た。

     そういえばこの頃夢を見ていないなと気づかされたが、あまりにはっきりとした夢で

     現実感があって気味が悪かった。

      学生時代、精神分析学者フロイトの『夢判断』(上・下巻)を読んで、夢について

     人間はどうして夢を見るのか、無意識の領域からの一つのメッセージだという解釈に

     わからなくて挫折した経験を思い出した。

      カラーの夢、白黒の夢、夢を見ない人、いろいろあるみたいだけど

     人は千差万別だからその数だけ千差万別の夢があるのではないか。

      夢に共通した普遍性や法則性がほんとうにあるのだろうか?

     それこそまさに「夢」のような気がするが・・・ 

 

      あと、この何年かなかった「就寝中に足の筋肉がつって目が覚める」現象が起きた。

     この頃、特に激しい運動をしていないにもかかわらず。

      バスケしてる若いときや審判してるときは頻繁にあったが・・・

     これも不気味なサイン?  試合の精神状態の不調さを無意識が予見してたのか?

      誰にもわからない。 

 

 

      


2011ウィンターカップ全出場校~都男子新人本大会組合せと勝手予想

2011年11月22日 | 高校バスケ

      

 

 

 

     昨日からめっきり冷え込み始め、やっと初冬を迎える感じになってきた。

    続々とバスケ情報が飛び込んでくる。 本日のテーマは、2本。

    1  12月23日~29日まで東京体育館で開催されるウィンターカップ2011全出場校と予想

    2  東京都男子新人戦本大会組合せと(勝手な)展開予想

      

      11月21日に出場校男女100校が出揃い、11月24日(木)に組合せ抽選がある。

    <2011ウィンターカップ出場校> (男子・女子の順)

     北海道 (札幌日本大学・札幌山の手)  青森県 (県立弘前実業・柴田女子

     岩手県 (県立黒沢尻工業・盛岡白百合学園)  宮城県 (聖和学園・聖和学園

     秋田県 (県立能代工業・県立湯沢翔北)  山形県 (県立山形南・山形市立商業

     福島県 (県立福島商業・県立郡山商業)  茨城県 (県立取手松陽・県立竜ヶ崎第二

     栃木県 (県立宇都宮工業・宇都宮文星女子)  群馬県 (前橋育英・前橋市立前橋

     埼玉県 (西武学園文理・山村学園)  千葉県 (県立幕張総合・昭和学院

     東京都 (京北・明星学園)  神奈川県 (湘南工科大附属・相模女子大学

     山梨県 (県立市川・富士学苑)  長野県 (東海大学付属第三・東海大学付属第三

     新潟県 (県立新潟商業・県立新潟中央)  富山県 (県立富山商業・県立桜井

     石川県 (金沢・県立津幡)  福井県 (北陸・県立福井商業

     岐阜県 (県立岐阜農林・岐阜女子)  静岡県 (沼津中央・常葉学園

     愛知県 (愛知産業大学工業・桜花学園)  三重県 (県立四日市工業・県立四日市商業

     滋賀県 (光泉・滋賀短期大学附属)  京都府 (洛南・京都市立柴野

     大阪府 (近畿大学附属・府立豊島)  兵庫県 (関西学院・神戸龍谷

     奈良県 (県立奈良朱雀・奈良文化)  和歌山県 (県立和歌山工業・和歌山信愛女子短大附属

     鳥取県 (県立鳥取東・倉吉北)  島根県 (県立松江東・県立松江商業

     岡山県 (県立玉野光南・就実)  広島県 (県立広島皆実・県立呉商業

     山口県 (県立宇部工業・誠英)  徳島県 (徳島市立・県立城北

     香川県 (尽誠学園・英明)  愛媛県 (県立松山工業・聖カタリナ女子

     高知県 (高知中央・県立岡豊)  福岡県 (福岡大学附属大濠・福岡大学附属若葉

     佐賀県 (県立鳥栖工業・佐賀清和)  長崎県 (西海学園・長崎市立長崎商業

     熊本県 (九州学院・県立大津)  大分県 (県立大分舞鶴・県立中津北

     宮崎県 (県立小林・県立小林)  鹿児島県 (県立川内・鹿児島純心女子

     沖縄県 (興南・県立西原)  開催地 (八王子・東京成徳大学

     高校総体1位(延岡学園・県立金沢総合)  2位(福岡第一・大阪薫英女学院

 

      さて、男子は「STOP THE 延岡」をどこが果たせるのか、焦点がはっきりしてる。

     一番手は、洛南と大濠に期待したい。留学生のビッグセンター擁する福岡第一と沼津中央も

     対抗馬だ。二番手として、京北・八王子・前橋育英・宇都宮工業・北陸あたりか・・・

     さらに、関東勢の湘南工科・幕張総合、東海大三、尽誠学園あたりの争いだろうか?

 

      女子の方が上位層が厚く、接戦の多いゲームになる面白さがある。

     スーパーな選手と選手層厚い「札幌山の手・大阪薫英・金沢総合」を中心に、山形商業

     桜花学園、聖カタリナ、明星学園、岐阜女子、東京成徳がどう絡んでくるのか、

     組み合わせ次第でベスト8は変わりそう。

 

      入場料が、当日券で一般2,000円、中・高生1,000円というのはあんまりじゃない?

     日本協会に選手登録してる中・高生は、登録証みせれば500円らしいが・・・

      日本協会がこの大会を仕切るようになって、入場料倍増してないか?

     無職の中・高生は数百円程度にしてあげてよ。会場のキャパあるんだから、

     満員御礼くらいの気持ちで若いバスケファンにはサービスを提供してほしいな。

 

      2011東京都男子新人本大会は、やはり偏ったくじ運の作用する組合せになった。

     Aブロック (京北ー明中八王子)VS((都駒場ー都足立)対日大豊山)→ ここからベスト8 一校

          ((都若葉総合ー都小金井北)対専修大附)VS(都光丘ー日大三)→ ベスト8

 

     Bブロック (早実ー大成)VS((都芦花ー帝京)対世田谷学園)→ ベスト8

          ((都小平南ー工学院大附)対明星)VS(獨協ー國學院久我山)→ ベスト8

   

     Cブロック (実践ー都小山台)VS((明大中野ー開成)対東海大菅生)→ ベスト8

          (都高島対(都石神井ー関東第一))VS(東京都市大ー成立学園)→ ベスト8

 

     Dブロック (足立学園ー芝)VS((都文京ー都野津田)対都城東)→ ベスト8

          (日本学園対(駒澤大高ー保善))VS(都本所ー八王子)→ ベスト8

 

      ベスト4決定戦(勝手)予想   

     Aブロックは、京北VS専修大附になるだろう。専修大附いいところ引いた。

     Bブロックは、(早実ー世田谷)VS久我山

           早実・世田谷はどちらもベスト8入る力あるのに潰しあいになってしまった。

     Cブロックは、(実践ー菅生)VS(都高島ー成立)で、ベスト4入るのに恵まれたブロックだ。

     Dブロックは、都城東VS八王子になるだろう。

 

      とにかく、勝手な個人予想なので当てにしないでください。

     一発勝負のトーナメント、やってみないとわかならい要素ありだから・・・

      最後に、大胆ベスト8・4予想

      ベスト4 京北・八王子・早実・都高島  ベスト8 久我山・都城東・菅生・専修大附

 

 

    


11月19・20日週末の東京都高校バスケ男女結果

2011年11月21日 | 高校バスケ

              

                 <富士五合目レストハウス名物?富士山めろんぱん>

 

 

      

     この週末、東京都男子ウィンターカップ2011代表決定戦が行われた。

    11月19日(土)

     ○ 八王子 92 VS 76 実践学園 ×   ○ 京北 82 VS 40 國學院久我山

       (2勝)          (2敗)          (2勝)          (2敗)

    11月20日(日)

     ○ 京北 83 VS 79 八王子 ×   ○ 実践学園 61 VS 59 國學院久我山

       (3勝)         (2勝1敗)        (1勝2敗)           (3敗)

 

     この結果、東京都男子代表は京北高校、開催地枠で八王子高校の2校出場が決定した。

    2試合とも大接戦でのゲーム。京北・八王子ともにインターハイでの雪辱を果たしてほしい。

    実践は3試合とも紙一重のゲーム。3年が最後まで頑張ったみたいだ。

    5位から8位までの順位決定戦もあり、年明けの新人本大会のシードが確定した。

 

      1位 京北  2位 八王子   3位 実践学園   4位 國學院久我山 

      5位 早実  6位 成立学園  7位  足立学園  8位 日大三

 

     この8チームに1支部から4支部までの上位8チーム×4つ支部=32チームで計40チームで

    本大会トーナメントが組まれる。組み合わせ次第で、ベスト4・8に変動がありそうである。

 

 

     東京都女子新人戦は、前回(インターハイ予選)ベスト8のチームはスーパーシードで

    初戦が16決定戦からの出場。昨日のベスト64決定戦で48チームが勝ちあがった。

    実質的にはベスト64でなくて、ベスト56チームというのが残ったチーム数。

     明後日の23日に24チームに絞られる。この24チームにシードのベスト8チームを加えて

    32チームで年明けから、ベスト16→8・4決定戦がある。

 

     11月23日の対戦カード(ベスト32決定戦)を一覧にすると、

      Aブロック : 都南平ー都東久留米総合、都文京ー昭和第一学園、都新宿ー都上水

                  錦城高校ー共栄学園、都江戸川ー都飛鳥、玉川学園ー国本女子

 

      Bブロック : 都東大和南ー都小平、都つばさ総合ー大妻、東京農大一ー都練馬

               國學院久我山ー日体桜華、佼成女子ー東京立正、都富士ー都駒場

 

      Cブロック : 都国分寺ー八王子、江戸川女子ー都江東商業、東京高校ー都保谷

               都大泉ー都高島、都国立ー駒澤女子、都清瀬ー都広尾

 

      Dブロック : 都石神井ー都板橋、都足立新田ー成立学園、都葛飾野ー東亜学園

               大東文化第一ー都城東、都豊島ー都青梅総合、都小石川ー都日野

 

     こうやって書き出してみると、都立が30チームで私立が18チーム、現地点でのベスト8は

        全部私立だから、ベスト56チームまで都立:私立の割合は、30:26で都立が多いことがわかる

     しかし、ここからが大変な戦いになるから、ベスト32チームは私立のほうが多くなるのか?

    いやいやそんなことはない。個人的なくだらない予想だが、

     都立:私立=17:15 で都立健闘とみている。

    まぁそんなことはどーでもいいことだが・・・ベスト16からは完全なる逆転(?)でしょうか、

     否ひょっとすると、7:9くらいまで迫るかもしれない

     ベスト8はというと、0:8か、もしかして1:7?くらいの厳しい現実か?

 

      高校生、何が起こるかわからない

 

 

 


ソフトバンク(祝)日本一

2011年11月20日 | スポーツ全般

   

      

 

 

 

      3勝3敗で迎えた日本シリーズ第7戦

 

     杉内からの完封リレー、3対0で見事悲願の日本一になった

 

      ソフトバンク優勝おめでとう!

 

     長かったね。パリーグのプレイオフ導入から、このプレイオフにどうも相性よくなかった。

     しかし、今年は本当に投打とも力があった。間違えなく日本一にふさわしいチーム

 

      松中、小久保という生え抜きのベテランから中堅・若手とかみ合っていた。

     横浜から移籍した内川の存在、復活した多村も起爆剤になっていた。

     中継ぎの○○(名前忘れた)、投手陣もよかったね。

 

      過去のプレイオフ、シーズンで大活躍した松中が何度も不調に陥り、悔し涙に暮れた。

     優勝を再び味わう前に引退するのかと・・・王監督を再び胴上げにはならなかったが、

     夜のプロ野球ニュースでは、松中の破顔を見たい。

 

      秋山監督は、選手として西武時代の豪快さから変貌したような感じがする。

     冷静に選手の良いところ、気持ちを引き出してあげられる素晴らしい監督さんになった。

 

      中日もシーズン同様、投手力で粘りに粘る玄人集団だった。今シーズン最後の落合監督、

     マスコミ受けはよくなかったが、野球人として最少失点で1点差ゲームに勝つ、守りきる

     野球を作り上げた手腕は、もっと評価されていいのではないだろうか。

      三冠王打者だった監督が若手生え抜きのいいピッチャーをたくさん育て上げた

 

      もうじっくりと野球を見る機会は激減したが、子供のころよく足を運んだ野球場の雰囲気が

     どこかで蘇ってくるときがある。

      女性アスリートの台頭、多種多様なスポーツが注目されつつあるが、

     野球は日本のスポーツ文化に深く根ざし、プロスポーツとして一番人気・注目度が高い状況を

     素直に羨ましく思う。

 

      バスケットボールもいつか・・・あと20年でどこまで届くのだろうか?

 

 

    


スティーブ・ジョブス成功への道~大学卒業生へのスピーチ

2011年11月19日 | 日記

       

 

 

 

      今日は朝から雨、結構降り続く。

     全国的に高校では新人戦真っ盛り。11月下旬にさしかかるのに、震えるような寒さはない。

     12月の声を聴くと、またたく間に暮れて新しい年を迎える。

      毎年、暮れも盆も正月もない。例年、12月30日練習納め、1月2日練習始め。

     今回は元旦のみオフにして頑張る。選手たちも期するものがあるみたいだ。

 

      先月、世界最高峰ハイテク起業家スティーブ・ジョブス氏が亡くなった。56歳という若さ。

     デジタル時代を築き上げた申し子であり、コンピュータから音楽、携帯電話産業に革新を

     もたらしたアップル創業者であり、最高経営責任者である。

      彼は大学中退後、実家ガレージで手作りのアップルコンピューターをスタートさせたが、

     テクノロジー関係の本格的教育を受けたことはなく、ビジネス経験もなかった。

 

      では、どうして成功の道を駆け抜けていったのだろう?

 

        テクノロジー特有の優雅さを理解する心と美意識、

       コンピュータは単なる娯楽や仕事の道具にとどまらないという信念があったという。

       コンピューターは人生に欠かせないツールに成り得ると

 

       コンピューター「マッキントッシュ」に始まり、後にメディアプレイヤー「iPod」、

     そして多機能携帯端末スマートフォン「iPhone」、さらにはタブレット型コンピューター「iPad」と、

     アップル発のITイノベーション革命の波を次々と起こし、世界市場を席巻した。

 

      しかし、ジョブス氏の波乱万丈な人生は凄い。

     76年から84年は、コンピューター「アップルⅡ」の成功で上昇期、84年からは取締役会との

     権力闘争の末、85年にアップルを追放される挫折期。(創業者が9年後に追い出されるとは!)

     その後すぐ、NeXTコンピューターを創立して、映画プロデューサーのジョージルーカス氏から

     デジタルアニメーションの制作スタジオを買い取り、これが後のピクサー。

      97年、アップルがNeXT買収から復活期の始まり。古巣アップルに戻ったジョブス氏は、

     経営に苦しむ同社を立て直し、ビジネス史上最大の復活劇と言われるほどの成功を収めた。

 

         彼は、努力を傾ける対象が何であれ、複雑なテクノロジーでも、

               シンプルで美しいという感覚に妥協することなく、きめ細かい目配りとエゴは

               人並み外れたものであったらしい

      オレゴン州ポートランドのアートスクールであるリードカレッジに進学したジョブス氏は、

     6か月で中退、その後も友人宅を泊まり歩き、空き瓶回収で生活費を捻出しながら

     キャンパスに残った。こっそり聴講したカリグラフィー(西洋書道)の授業で、

          その後の生涯を通じて追及していくことになるエレガントなデザインへの息吹を感じ取ったという。

 

        彼は、この時の体験について、2005年にスタンフォード大学卒業生向けスピーチで振り返り、

       美的センスを養うことと技術的な理解を深めることの大切さを「点と点がつながった」と

            表現している。テクノロジーと芸術性は相互を補うものであり、

            コンピューターの新しい世界は創造性への新たな橋渡しになると実感した

            と述べている。 (Youtubeにて日本語字幕入りで見れる)

 

     このスピーチでは、自身の生い立ちから上昇→挫折→復活まで赤裸々に語っている。

     最後に、「死」に絡めて独特な言い回しで卒業生に素晴らしいメッセージを送っている。

     ここにあえて書かないので、気になる方はご覧ください。

       (スティーブ・ジョブス スタンフォード大学卒業スピーチと入力検索で)

 

 

       

        


NBAロックアウトに思うこと(2)~徹底抗戦の果て

2011年11月18日 | NBAバスケ

          

 

 

      

      ここまでこじれるとは・・・気楽な想定外だった。

     日本と異なり、全体よりはまず個が尊重されるお国だから、徹底抗戦する状況になったことが

     様々なニュース、みなさんのブログでよくわかった。

 

      選手側の主張はたしかに、それなりの筋はある。しかし、莫大な総収入の57%を選手サラリー

     に当てろというのは、赤字球団には無理な話である。選手側からすると、赤字球団は経営者に

     責任があるから、俺たちの考えることではないと主張するのだろう。

 

      オーナー側とNBAコミッショナー側とは、どういう関係なのだろうか?

     コミッショナー側は、オーナーも含めて球団全体を管轄してるわけだから、赤字経営の球団には

     リーグ全体からの利益を分配して補填している。

 

      今回の対立については、球団側を擁護するようなコミッショナー側の発言が目立つ。

     しかし、11月に入っての労使交渉では、選手側へ脅しとも受け取れる発言をしている。

      「今回、労使協定を結べなければ、7月からの交渉でオーナー側が譲歩してきたすべての案件を

       白紙撤回して、スタートライン以前に戻す」 と・・・

      これは、いかがなものか、完全に選手会側の主張を否定して、最終譲歩案を呑めと言ってる様なもの。

     選手会側感情の火に油をそそぐような結果になった。

 

      コミッショナーサイドは、もっと冷静に辛抱強く中立の立場で両者を裁定していかなければならないのに。

     もう泥沼どころか、最終落下地点まで落ちようとしている

      それに対して、選手会は解散して(法的な団体では裁判が起こせないらしい)、選手個人たちで

     法に訴えて裁判を起こす動きになるかもしれないという。

 

      一体何なんだ? どうなってるんだ? アメリカという国は・・・

      墓場に行くまで自己主張をし続けるのか? 

      それが今後の選手たちのほんとうのためになるのか?

 

      生きてこそバスケができる。今しかない選手もいるだろう。

     1チーム登録選手は、十数人かもしれないが、1つの球団で選手の何百倍ものスタッフが

     サポートして生きている。その何千倍ものファンが楽しみに待っている。

      お金やモノの損失より、もっと大事なものを失いつつあるだろう

      徹底抗戦の果てにあるものは、両者敗者の傷だらけの姿しかないかもしれない。

 

      私は、選手会がすべて悪いと思っていない。選手代表として、毎回何十時間もの交渉に

     あたって、極限状態に陥りながら、苦悶してる。たくさんの自己主張の強い選手たちを

     まとめて議論して決断を降す作業は並大抵ではないと想像する。

      これから様々な分裂が起きて、選手会と経営者側だけで再整理し前進するのだろうか?

     

      このワンシーズンかかってもいいから、デビッド・スターンはじめコミッショナー側は、

     命懸けてこの事態の収束に邁進していかなければならないだろう

 

      昨シーズン、久しぶりにプレイオフを見て急成長してるプレイヤー、チームに新たな感動が

     があったのに、見る側の感情までもが振り出しどころか、根こそぎ取られそうだ。

 

      期待や希望がないとよい想像や創造は生まれない

 

 

    


バスケ指導書~かけがえのない一冊

2011年11月17日 | バスケ全般

        

                     <富士五合目にひっそりと咲く小さな花>

 

 

     物事がうまく運ばないときや人間関係で悩んでいるとき、何かのきっかけで道が開けることがある。

    そのきっかけが人であったり、時間と場所であったり、本であったり、偶然や意図的な事柄であったりする。

     永きにわたって心に残り、あとから振り返ると多大な影響を受けていたんだなと実感する本

    って、ないでしょうか?

     ちょっと数え切れないくらいのバスケ指導書やバスケ編集雑誌の類をみてきたが、

    1994年春に手に入れた『バスケットボール勝利へのコーチング』モーガン・ウィットゥン著には、

    18年近くたつ今でも、何回も読み直したくなり、勇気をもらい、励まされている

     まさに「かけがえのないバスケ本」である。コーチングの理解が深まれば深まるほど、解決への光を

    放ってくれる名著であると思う。唯一、日本語のタイトルだけは、いまひとつだと感じるが・・・

     原書タイトルは、『Coaching Basketball Successfully』、これでいいのに。

 

    この本は、彼が教師として高校男子チームを何十年も指導してきた経験から、

       1 よきチームを作るためのバスケットボール哲学(指導理念)

       2 コーチイングスピリッツとコーチとしてのやりがい(生きがい)

       3 全米トップレベルまで選手を育て上げたコーチング技術全般

       4 バスケットにおけるオフェンス・ディフェンスの様々な技術と戦術

     以上、4つの観点でわかりやすく、具体的に書かれている。

 

     私の説明より目次の一部を紹介したほうがはやい。

       第1章  「コーチングの基本的な考え方をどのようにとらえるか」

       第2章  「コーチングの方針をどのように理解させるか」

       第3章  「プレイヤーのやる気をどのように引き出すか」

       第4章  「チーム作りの計画をどのように立てるか」

       第5章  「新しいシーズンに対してどのように構想するか」

       第6章  「練習計画をどのように立てるか」

       第7章  「オフェンスの基本技術の指導」

       第8章  「オフェンス技術の指導」

       第9章  「ファースト・ブレイクの指導」

       第10章 「ハーフコートオフェンスの指導」

       第11章 「特別な攻めが必要なときの指導」

       第12章 「ディフェンスの基本的な技術と戦術の指導」

       第13章 「ディフェンス技術の指導」

       第14章 「チームディフェンスの指導」

       第15章 「ゲームに備えてどのように準備するか」

       第16章 「ゲームの展開の変化に対応した指導」

 

     彼が、日本語訳本の「序にかえて」で述べている一部を紹介する。

     (前略)・・・・・

   「次のような観点から私の『バスケットボール哲学』の一端をひもといていただくことになるものと思う。

     1 生徒たちの生活、人生においてバスケットボールが担うべき正しい役割。

     2 私たちが教師、コーチとして果たすべき役割。

     3 いま教えている生徒たちの人間形成のためにいかに積極的に感化することができるか。

    考えてみると、私たちはコーチとして、世界中でもかなりの〝しあわせ者〟の部類にはいるのではないか

    という気がする。なぜか? だって、その日の朝、目が覚めたらもう一日の授業のことやチームのことで

    頭が一杯になってしまい、たちまち、朝も夜もないほどに気合がはいる。今日はあの授業で生徒を

    どうやって教えようか・・・とか、放課後のチーム練習ではああしよう、こうしよう・・・と、実に待ち遠しい。

    どうして、こんなにも『いまやっていること』にのめりこめるのだろうか?思うに、その理由がきっと

    こうだからにちがいない。

    『生徒たちは若い。若いということは未熟で経験も少ない。だが、そこには無限の可能性が

    潜んでいるし、将来の大いなる飛躍の夢をはらんでいる。世界でもっとも大切な後世を託せる

    源泉なる存在こそ、あの生徒たちに他ならない。そいう彼らを教室やコートで教え、かれらから学び、

    ともに3年間を過ごせる機会を神から授かっているからだ、としか言いようがない。・・・・・(中略)

    生徒たちの人間模様は様々であろう。そのなかにあって、こんなにも〝善〟へ向かわせる力を

    もたらす〝願ってもないチャンス〟が他にあるだろうか? 』・・・・・(中略)

     いつか、そう遠くない日に、訪日のチャンスに恵まれることを楽しみにしている。もし、それが実現したら

    私と同じように日々コーチングに没頭しておられる日本の〝仲間〟の方々にぜひお目にかかり、

    コーチとしての日常の苦労や喜びを話し合えるひとときを持ちたいものだ。

    私たちアメリカにいる者と同じようにプレイヤーと喜怒哀楽を分かち合いながら、さらに素晴らしい

    チームづくりに毎日励んでおられる日本の地の高校バスケットボール界すべてのコーチ、および、

    関係者各位に心から敬意を表したい。 」

     1993年5月5日 メリーランド州ハイアッツヴィルにて 

                    デマッサ高校バスケットボール部監督 モーガン・ウィットゥン

   

      これからバスケコーチとして頑張ろうとする若い方、バスケコーチとして悩まれてる方、

     是非ともお勧めします。私もまだまだこの本から学び、実践していきたいことがたくさんある。

 

 

      


アジアU-16男子バスケ選手権結果~結果より育成過程

2011年11月16日 | 全日本バスケ

              

 

 

      第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会が10月29日終了した。

     上位2チームに与えられるU-16世界選手権は逃したものの、3位決定戦でフィリピンを

     94-81で下して銅メダルを獲得した。前半は、32-31の互角。

       ゲームキャプテン金子(明成)のスリー、インサイド陣の杉浦(大濠)・馬場(富山一)、

      フォワード新川(京北)が活躍したみたいだ。ヘッドコーチは、本丸中の富樫氏。

      全試合通じてチームトップ平均得点は、15.4点の杉浦、2番目は14.4点の馬場。

      13年ぶりの表彰台(3位以内)だそうである。

     しかし、準決勝の中国戦、215cmのセンターはじめ中国の高さに圧倒されて、

     43-82の完敗。決勝の韓国VS中国も52-92で中国の圧勝。若手アジア男子では、

     中国が抜けている。

      この高さの壁を超えられる何かないと、世界では戦えない。最大かつ永遠のテーマ。

 

       一方、女子U-16アジア大会は、まもなく12月4日から中国・済南市にて開催される。

     女子の高1・中三の世代はどうなんだろう? U-18の世代がよかっただけに注目したい。

 

      トップの指導者は、もちろんお分かりかと思うが、十代の世代は結果より育成する過程を

     特に重視してもらいたい。

     個人スキルの基本技術中心に、平面的にいかに速くみせられるオフェンス・ディフェンスを

     できるのか。勝ちに直結する技術修得より、全日本が目指すチームスタイルのヴィジョン

     学ばせてもらいたい。女子はある程度、明確につながっている感じがする。

      男子の方はどうなんだろう?

      「全日本代表→U-24代表→U-18代表→U-16代表」と繋がっているのだろうか?

      あと、男子の全日本ヘッドコーチは誰が引き継ぐのだろう?

      再スタートのトップ組織体制編成は、進んでいるんだろうか?

 

      ?ばかりで申し訳ないが・・・