散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20240113ギャラリー巡り

2024-01-13 16:27:03 | 美術・アート
本日はさいとう→スカイホール→三越→富士フイルム→大通→エッセ→エッセミニの7か所。

出発時は好天。それにしても短期間で雪が積もった。



■さいとうギャラリー「New Point vol.21」。
小川豊「心のひだ」:2点展示されていたが、片方が緑をベースに色覚検査のような色合いに見える。意図的なのかどうなのか。
朝地信介「うつろい」:赤系の色彩を使った作品だが、樹脂をかぶせたかのような滑らかな表面が特徴的。
管定「迷路20231012」:フォークで巻き取ったスパゲティのような迷路の図。他に指紋のような迷路の作品もあり、面白い。

作品を見ていると知らない人(展示サイドの人?)に突然話しかけられてやや困惑。また、その展示サイドの人が作品の前から避けようとしないことにも困惑。普通は外から見に来た人が優先ではあるまいか。

■大通美術館「楢原武正展 地上の太陽」。年始恒例、楢原さんの大通美術館全体を使ったド迫力の展覧会である。入口から右に回り込んだコーナーにある、展覧会タイトルをイメージさせる、黒い大地に赤い太陽を輝かせた作品が目を引く。

http://odori-b.co.jp/photo%20gallery/2024/narahara/sakuhin07.htm
(大通美術館のホームページにリンクしています)

今年は確か7月ごろの市立小樽美術館のグループ展に参加されるという話を聞いた。「また来年もここでやるから、よろしく!」と元気な楢原さんであった。

■ギャラリーエッセ(ミニギャラリー)「カミムラルイ個展-青の再構築-」。土曜日は作家在廊日にしかオープンしないのがミニギャラリーの常だが、この展覧会では会期末まで毎土曜日やっているようだ。展覧会タイトル通り「青」が特徴的な作家だが、今回、意外とそれ以外の赤系統の色彩も入っていることに気がついた。それから、人間は抽象版画においても、何となく風景のような具象を見出しがちだが、意識的に遠近感を抑えて、具象に見えないような工夫をしている気がする(私の気のせい?)。とりあえず、行っておいて良かった。

地下鉄で琴似に戻ってくると、またそこそこの雪が降っている。北国の冬はこういうものである。


コメント    この記事についてブログを書く
« 定番休憩ポイント | トップ | ちょっと落ち着いた »

コメントを投稿