散歩日記XX

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なぜか新潟2(13)県庁も

2020-09-14 16:30:28 | 美術・アート
新潟駅の南口に向かい、今度は県庁前行きのバスに乗る。今度は約20分の乗車で、県庁の前ということもあり、それなりに途方に暮れることはない場所で降りた。まずは「知足美術館」へ。

■知足美術館「技★ひかる」。陶芸などの工芸品を主体にした展覧会である。
松居康成「練上繍裂文大壺」:あまり見ない、尾形香三夫の練上に似た雰囲気を持ちながら、表面はざらついた仕上げの作品。
三浦小平二「青磁孔雀飾り筒」:青磁の色に蓋の縁の薄い仕上げが素敵。
本間久江「萬代橋図 飾り皿」:村上市に伝わる朱塗りの木彫作品。萬代橋という図案がいいね。

三浦文治「浜の母子」:天秤棒と籠で魚を運ぶ母親。子供は手籠に魚を1匹だけ入れて、走って母に遅れないように走っている、可愛らしい図である。
宗田行雄、本間久江、飯島幸雄「茶箪笥」:これは立派な品だ。

このほかに有名どころとしては、
酒井田柿右衛門(十四代)、濱田庄司、會津八一、徳田八十吉(初代、二代、三代のそろい踏み)、北大路魯山人などの作品が展示されていた。

■知足美術館「中国剪紙・水滸伝」。いわゆる切り絵細工で、水滸伝の108人を表現したもの(紙1枚に4人の人物が登場)。しかし、水滸伝って、結構ひどい登場人物も仲間なんだよね。



この後、県庁といえば彫刻の宝庫だろうといことで、県庁見学へ。予想通りに彫刻、絵画を発見し、さらに見学順路に沿って、回廊展望台、放射能・PM2.5の監視装置、県議事堂などを見学する。



回廊展望台から信濃川を眺める。



環境放射線監視テレメータシステムによる原子力発電所付近の放射線強度の様子。北海道庁にもこういうものはあるのかね?



広い県庁を歩き続けてぐったり来て、県庁内にある「CC」でアイスコーヒー休憩。



■県庁ギャラリー「城下町村上 町家の屏風祭り~過去のイベントチラシを展示しています~」とのこと。



落ち着いてから、バス停で万代バスセンター方面へ戻る。以前、この建物の上に立っていたレインボータワーは取り壊されてしまったのだなあ。



紀伊國屋に立ち寄り、伊勢丹の「大北海道展」をかすめてから、繁華街方面へ。まだ昼食がこなれていない感じがして、薬局でソルマックを購入。さあ、どうなるものか。

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