20201005最近読んだ本

えー、読書についてもいろいろと書いていますが、基本的にはあらすじや感想を他人に説明する気はありません。そんなことをしているくらいなら、本を読むほうが大事です。また、本を単純に貶すのは、営業妨害かなと思ってあまりやっていません。時々あまりの酷さにブチ切れるケースもありますが。

■「時間旅行者のキャンディボックス」ケイト・マスカレナス
せっかく興味深い筋立てを作りながら、登場人物のメンタルの話ばかりが多くて少々残念。欧米の異常心理を含めた小説と、その流れを受けた日本の小説はどうも好きになれないな。そんなことを丁寧に書いて人間を書いているつもりなら、大間違いというものだ。

■「めしばな刑事タチバナ３９」坂戸佐兵衛、旅井とり
80年代ラーメン特集。懐かしかったのは、マダムヤン、本中華、ハオユータン（字が分からん）、とっぱちからくさやんつきラーメン、アルキメンデス（食べたこと無し）、青春という名のラーメン。カレースパゲッティ特集も。

■「異銀河のストーカー　ペリーローダン６２６」ヴルチェク
銀河系の住人の気持ちが一つになり、新たなギャラクティカ―として進化した。そこに他の銀河からストーカーという生命体が訪れるのだが…。

■「黒猫と歩む白日のラビリンス」森晶麿
「表現の不自由展」やバンクシー騒ぎを彷彿とさせるエピソードがあり、なかなか面白い。

■「本人に訊く　壱」椎名誠、目黒考二
最近の椎名の老大家ぶりはどうかなあと思っていたのだが、これは面白かった。目黒の冷静なツッコミと評価が支えになっているような気がする。持つべきものは友ですな。

■「ダーティペアの大跳躍」高千穂遥
多分、このシリーズはもう読まないと思う。

あはは、今回、割と貶しているね。

頭を使っていたみたい

本日はかなり頭を使っていたみたいだ。仕事終わりにカフェ「Ｍ」へ行き、私には珍しい変なメニューを頼んでしまった。ミルク珈琲（あずき入り）というものである。



コーヒーの上にクリームのようなもので蓋がされているが、これが想像以上に甘い。それでは嫌だったのかというと、甘さがじんわり体にしみ込んでくる。頭を相当使ったせいか、こういうものを欲していたようなのである。

クリーム中央部に黒く見えるものはひと粒のあずきで、コーヒーの底にもさらにあずきが沈んでいた。スプーンですくってそれを食べる。うむ、これも悪くないように感じるのだ。



ということで、少ししみじみと休憩をとってから帰宅。