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散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

そして富山(16)ザギンか

2024-09-24 18:30:09 | 飲み歩き・日本国内
ということで立山黒部アルペンルートを経て電鉄富山駅に戻ってきて、スーパーマーケットでちょっと買い物。ホテルに荷物を置いてから、駅近くの飲み屋に出陣である。ちょっと今日の移動の激しさに疲れてしまい、繁華街まで行く気力が無くなったのよね。

候補は2軒あったのだが、過去の出張の時に行かなかった方の居酒屋「TH」へ(いや、郷土料理店なのか)。

入口すぐはカウンター席しかないのかと思ったが、奥にテーブル席があったのでそちらに座らせてもらうことにした。まずは富山の酒、玉旭純米あかねこみちを注文。食べるものは本日の刺身盛り合わせと色々盛りだ。



おつまみなので先に出てきた色々盛りは、ホタルイカ沖漬け、クリームチーズ味噌漬け、イカの黒造りの3品である。



これ、それぞれやりすぎない味付けで美味いのよ。

刺身はカンパチ、鯛、平目、シイラの昆布締めの4点盛り。気になっていたシイラが入っていたが、白身の味がスッキリしつつ、水分が抜けて凝縮した感じだ。それから、昨日も食べた平目だが、富山で食べるとすごいモチモチした歯触りなのである。



ただ、いかんせんこの店、銀座本店らしく値段が高めで私にはまあ似合わない。どうも企業が始めた「地域の食文化をお伝えします」的な店って、落ち着かないんだよね(貧乏性のせいでもあるが)。



この後、酒は風の盆八王と、がすえび唐揚げを頼んで、これで締めることにした。



富山の酒の豊富さは認めるし、がすえびも美味かったけれども、なんかもう一つなあ…。
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そして富山(5)惜しむらくは…

2024-09-22 22:33:18 | 飲み歩き・日本国内
2軒目はバーに行きたいが、やはり日祝に営業している店は少ない。そんな中、数少ないやっているバーが「JT」である。



まずは様子見でジンソニック。さっぱりしており、大変美味しい。



2杯目はカウンターに置いてあった、ロストディスティラリーシリーズのジェリコというウイスキーにしよう(店名からしてこれを頼むしかないではないか)。アルコール度数は43度、マイルドでかなり美味い。シェリーカスクらしく干し葡萄っぽい味がする。このシリーズは文献からウイスキーの特徴を読み解き、現代の材料と製法で再現を試みているものらしい。これが1500円なら、お得感があるね。



ちなみにマスターはものすごく腰の低い人で、気分良く過ごせたのだが、惜しむらくは長年の伝統なのだろう。店内がメチャクチャタバコ臭いのだ。ここに少しいるだけで、全身に臭いがしみ込んでくるような気がする。そこだけ残念だったよ。



勘定をしてもらい、コンビニで明日の朝食を購入して、ホテルへ。ホテルのドリンクサーバーがまだ使えたので、カフェラテを入れて落ち着く。今日は飛行機に乗っていたこともあり、あまり歩かず歩数は10825歩であった。


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そして富山(4)ぐるっと回って名店

2024-09-22 21:18:29 | 飲み歩き・日本国内
帰りは雨もそこそこ上がったので、歩いて富山駅まで戻る。そして、とりあえずホテルにチェックイン。新しいホテルだと思うがなかなかシックで落ち着きがある。





窓から見えるのは駅前の楕円形バスターミナル。市電も含めて、市内交通は良く整備されていると思う。



次の写真はホテルのロビーにある「miroir(ミロワール)」(=mirror+terrior)。という飾り。富山は「ガラスの街」というアピールは強めである。



雨が大体おさまったところで繁華街に向けて出発。



さて、今日は3連休中日の日曜日である。地方都市では日祝に営業している飲食店は少なく、事前に探しておいた店も電話をしたら予約は無理だということであった。これは開いている店に客が集中することと、富山まつりも影響しているかもしれない(打ち上げなど)。

ということで、どこか開いているといいなあと思ったが、見た感じが良い店は当たり前のようにかなりの混雑だ。ところが、しばらくさまよっているうちに、富山で評判の名居酒屋「O」を発見した。この店は日曜休みのはずだったが、明日が祝日とあって営業しているようだ。おそらく無理だろうと思ってのぞき込むと、カウンターの席が一部空いているようで、念のために入れるかどうか確認してみた。

すると、なんと狭い席ながら座れるというではないか。周りに相当気を使いつつ席に座り、瓶ビール(サッポロ黒ラベル)でスタート。通しはキュウリとクラゲとミョウガの酢の物である。



さて、何を食べたらよいのか判断が難しいメニューの中から、まずは刺身盛り合わせで様子を見つつ、考えよう。



刺身の盛り合わせはいずれも良かったが、印象的なのは白海老のちょうど良い甘味である。もう一つ、平目はガツンと昆布締めしてあって、刺身と干物との中間といったら言い過ぎなのだが、そのくらい旨みが凝縮している。この辺は富山の昆布文化のなせる技だろう。その他、今回はどの店でもアオリイカが季節なのか、美味しかった。それからカンパチも歯ごたえ十分であった。



これはたまらず、よしのとも純米燗を頂く(酒のメニューにもかなり悩まされた)。コップに表面張力をフルに発揮して出てくるので、まずは口からお迎えに行くしかない。味は程よく辛目で食中酒にもってこいの感じである。




→写真は一口飲んだところ。

続いて、昆布の活用に興味を持ち長芋昆布締めを注文。昆布の味わいはあるが、ちょっと醤油をつけても良いのかな。



そして、静岡での海つぼに続いて、日本海側に来たらバイ貝煮である。幸いなことに「身を取りましょうか」と店の人が聞いてくれたので、ここはお任せして身を取り、さらに適当な大きさにカットしてもらったのが実にありがたい。バイ貝の肝は海つぼより海寄りの味がするね。



酒は富美菊特別純米酒(常温)にしてみると、これまたハッとする美味さがある。新潟もそうだが、富山の日本酒レベルは高いと言えるだろう。



さて、私がメニューにあったら頼まざるを得ないのがあら煮である。私の前にこれを注文した客にはカンパチのかぶとが出ていたように思うが、私のあら煮は鯛かぶと(しかも大量)であった。


→皿の横幅は30cm近くある。

静岡に続いて、あら煮で腹いっぱいになるという珍しい目にあってしまった。鯛は目の下の肉から目玉から、カマに至るまで、とにかく美味いのである。

さて店は第一陣が帰り始めると少し落ち着いた感じになってきた。私は先客の随分狭い間に座ることになったのだが、右手にいたのが名古屋から来てここに通っているというオジサン。もう1人は珍しい日本酒を中心に攻める富山愛好家(酒好き、山好き)で、当然のことながら富山の話題を中心に会話がはずみ、かなり盛り上がった。

それではそろそろ勘定をしてもらうことにするか。心残りとして神通川の地あゆ(もう品切れだった)、煮こごり、げんげ汁、ずいき昆布〆などいろいろあるが、人間には食べられる限界というものがある。残念だがやむを得ないのだ。



何とか日曜日の一軒目を成功させて、次へ。
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またも静岡(24)静岡のちょい飲みはスゴイ

2024-09-12 11:35:16 | 飲み歩き・日本国内
6時起床。朝食は鶏めしおにぎり。静岡県限定と書いてあったが、どのへんに特徴があるのか分からず。

今日は特に見学はせずに、昼前になったら昼食を取って、空港に移動することにしよう。結局、静岡市美術館に行かずじまいだったのだが、まあしょうがないかな。昨日は疲れもあって見なくてもいいかという気がしてしまった。



この後、ダラダラと過ごして10:30頃にホテルをチェックアウトする。ちょっとお土産を見ておくことにするが、静岡も通算5回目だから、そんなに買いたいものも無いのだよね。

11時になったので、早速昼飲みと行こう。静岡駅周辺の飲食店街は各店で11時に始まるちょい飲みセットの内容を競っているのではなかろうか。事前に歩いて調べておいた中から「M」へ。静岡堪能セットというベタなセットがあるのでこれにしよう。


→カウンター各席にタブレットがあるが、詳しく説明してほしい場合は、店の人が親切に説明してくれる。

セットメニューが充実しているのだ。



まずはビールを注文して、静岡おでんは黒ハンペンと竹輪。



これを食べてから、先に出てきた刺身は後に残しておいて、黒ハンペンフライだ。これはソースにつけて食べるのだが、ビールとの相性がいい。



セットの2杯目は日本酒。静岡産の銘柄酒が選べるのだが、ここが店の上手なところで全部セットの250円増しなのである。まあ、ハイボールとかより単価が高いのは間違いないからな。

お店の人に特徴を聞きつつ、「逆刃刀」(どこかで聞いたことがあると思ったら「るろうに剣心」由来なのだろうか)を選んで、まずはマグロと合わせる。マグロはビンチョウと言っていたが、まあまあ。それから生しらすと桜海老がついていて、ちゃんと新鮮だと思う。なかなかやるよね。これ、どこの店でも単品で頼むと結構な値段なのである。



酒の肴にメニューを見ていると、おおイルカのタレ(イルカのジャーキーのようなもの)、マグロの心臓焼きがあるな。



それから本鮪とかそういうのを食べたいって人には、専門店であるから値段はさておきちゃんとあるので個別に頼むのが良いであろう(丼だけではなく、刺身もある)。でもこの値段、昨今の札幌・小樽の海鮮丼よりずいぶん良心的ではないだろうか。



静岡の酒は少し辛めだがスッキリして食中にはいい感じであった。私は追加注文はやめておいて、そろそろ空港バスの乗り場に行くとするか。
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またも静岡(23)静かだ…

2024-09-11 20:00:05 | 飲み歩き・日本国内
少し歩いて、2階にあるバー「O」へ。先客なくカウンター席の真ん中あたりに座るが、これ、なかなかの緊張感なのだろうなあ。

というのも、私は過去何百軒というバーに行っており、ひどい目にも遭っているので全然怖くないが、あまりバーに行ったことがない人がこの空気感だと辛いよねえ。声掛けとか、説明もぜんぜんしてくれないのでどうするのかとおもったら、一応メニューが出てきたので、とりあえず見てみよう。

ふむ、クラシックなカクテルが充実しているのも特徴の一つだが、カルヴァドスだけでメニューの1ページを使っているというのが、この店の最大の特徴だろうな。

それは一旦置いておいて、まずはおすすめフレッシュフルーツカクテルのコーナーから、巨峰のマティーニを注文だ。

うむ、巨峰のマティーニは(どう作っても)美味い。通しはトマトとツナのサラダである。

相変わらずバーテンダー氏2名は無言のままなのだが、客が話しかけない限り喋らないという流派の店なのかね。確かにこの流派の店は時々あるのだが、別にちょっと話しかけても悪いことはなかろうと思うけれどもね。

続いて、豊富なカルヴァドスメニューのページから見たことがないのを頼んで見たら「品切れです」と来た。だったら、線を引いて消しておいたら良いと思うけどね(将来入荷する当てがあるのだろうか)。これをきっかけに会話が生まれるならまだしも、全くその気配はないのである。

結局、じゃあということでミシェルユアールのお手頃なものを勧めてもらって飲むことにした。これは香りよく、実に美味しいのだが、この緊張感の中で飲まされるのもなあ(という私は面白くなってきて、緊張はしていない。しかし、写真を撮る雰囲気では全くない)。

まあ、若干いかがなものだろうという気持ちがしながら、2杯で勘定をしてもらった。高くはないが、これはまた次に行くかというと考えさせられるものがある。特にバーに不慣れな人は注意した方が良いかもしれないが、質問すれば丁寧に教えてくれるのかも知れないなあ(そんな風に見えないけど)。



この後、ホテルに戻る。今日もとにかく疲れた。歩数はそれほどでもなく、13898歩。
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またも静岡(22)三度目

2024-09-11 19:10:57 | 飲み歩き・日本国内
さて、2軒目はどうするか。昨日まで行っていたバーで教えてもらった店はあるのだが、19時にならないと開かないのよね。

ということで、ちょっと時間調整もあり、また今日の結果を話したくもあり、3日連続となるバー「g」へ。

今日は少々控えめにシーバスリーガルユニティカスクソーダ割りを飲む。いつものミズナラに加えてフレンチオークを組み合わせた樽で熟成させたウイスキーで、ちょっと香りが違う。私は純正ミズナラカスクだと、ちょっと物足りなかったりするのよね。



2杯目はジョニーウォーカースイングをストレートで。一通り飲んだことのあるジョニーウォーカーシリーズだが、これはあまり飲んだことがないかも。そして、なかなかしっかりしたコクがある。



先客が昼過ぎまで甲府にいて、そこから静岡に来たという話をしていたのだが、静岡駅で列車の行き先掲示板を見ると、結構「甲府」というのが目につくのよね。今回は静岡がメインなのだが、甲府(山梨)にも行ってみたいと思う私であった。

よし、昨日教えてもらった店に行くので、今日は2杯にしておく。今回もこの店にお世話になったが、またいつか来る日もあるだろう。

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またも静岡(21)名門の…

2024-09-11 18:15:46 | 飲み歩き・日本国内
17時過ぎになって、ホテルを出て、静岡駅北側の繁華街へ。静岡ならではないのだが、新潟県でも見かけたし、どうしてもどこかで一度行っておきたかった店、福井県発祥の名門の「A」へ行ってみよう。

かなり混雑するという話も聞いていたが、平日の18時前ということで、なんとかカウンター席の(幸いなことに)隅を確保することができた。まずは生ビールを注文(すぐ口をつけてしまった)。お店の人が小皿に何かのタレと辛子を盛ってくれる。



タレが出てくるというのを知らなかったので、慌ててこの店のホームページで調べてみると、これは「肉タレ」といって若どり、ねぎまなどに付けて食べるらしい。卓上の「にんにくなんば」というにんにく味噌を入れるのも良いと書いてあるので、ちょっと入れてみる。

また、辛子は純けい、しんぞうなどに合わせるとのこと(こっちにも「にんにくなんば」が合うのか…。気づかなかった)。他に串カツ用のカツタレ、みのに使うみのタレというのもあるようだ。

メニューは圧倒的に焼き物が中心である。



まずは店を代表する純けい(メス鶏のもも肉と皮の部分のみを使うとのこと)、暑さでほてった体を宥める冷やしトマト(塩味)を注文。先に塩で軽く味付けをしたトマトがやって来た。



焼き場は常に炎が上がる状態で、大量注文が入っているようだが、さほど待たずに純けいがやってきた。この店の焼き鳥は基本が5本セットで、1人客としてはどうしようという気もするのだが、串のサイズは小さいのである。純けいは噛みごたえがあり(親鳥なのかな)、脂もあり、なるほどこういうものなのね。


→常にファイアー状態。



続いて、メニュー2番目にあるシロと、つくね(これ2本なので頼んでしまった)を注文。ビールもすぐに飲み干してしまい、赤ワインを注文。ワインは店名を冠した商品で、450円だったのでグラスワインかなと思ったら、300mlの小瓶で出てきた。これはお得かも。






→つくねは平凡か。

シロの1本目はそのまま、それ以降は肉タレをつけてみる。なるほど、ニンニクの風味って時々入れてみたくなるよね。つくねにはネギ味噌みたいなのがついてきたのでそれを乗せてみたり、にんにくなんば入りのタレにつけて食べてみたりする。

ボリューム控えめの串なのでもう少し食べられそうだ。次は若どりを追加。



ふむふむ、若どりも素直な味で美味いねえ。確かにこれは肉タレ+にんにくなんばが特に合うような気がする。ちなみに、私の座ったカウンター席だが、基本は2名づつで席をセットしてあり、1人客はその幅を1人で使えて、なかなか居心地が良いのである(もっと混雑したら、隣席になるのかも知れないが)。

いや、なかなか良かった。焼鳥なんてそれほど変わるまいと思ったが、これは独特のものがあるし、福井出身者はこれじゃないと納得がいかないかも。そしてまた、賑やかな店なのに、禁煙であるのとお店の人の対応がよろしい。よし、次に来るであろう人に席を譲りましょう。

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またも静岡(16)二度目

2024-09-10 23:01:50 | 飲み歩き・日本国内
1軒目を最高の気分で終えて、2軒目は昨日と同じバー「g」へ。若干私のストーカー気質が出ているような気がするが、まあ、去年来られなかったここに来るのが楽しみだったからね。

店に入り、今日の浜松美術館巡りの報告をしながら、昨日から気になっていたシークワサーのシャンパンカクテルを注文。もう少し酸味が強くても良い気がするが、ありそうでなかったカクテル、これは美味い。



2杯目は「今年のテーマがバーボンだったので」と言いながら、これまで飲んだことのないブレットバーボンを頂くことにした。



ちょっとスコッチにも似たボトルで、確かにバーボン味ではあるのだが、これはよく出来ているねえ。

締めの3杯目は「ゴッドファーザーのような、何か違うような」といつもの訳のわからない注文で、フェイマスグラウス+ノチェロの落ち着いたカクテルを作ってもらった。



これ、胡桃のリキュールの香りと味が効いていて美味いんだけれども、酔うんだろうなあ。

最後に「もし可能でしたら、別のバーを紹介いただくとしたらどちらでしょう」とお願いしてみた。随分昔に来た時に同じことを言って、今は無き名店「エスタ・ノーチェ」(閉店につき名前を出す)を教えていただいたのだよね。

快く良さそうなバーを教えていただいたので、できれば明日行くことにしよう。というところで勘定をしてもらったが、本当に今どきちゃんとしたバーでこの値段のところはなかなか無い(普通のものを飲めば3杯で3000円を切る)。何か機会があって静岡に来て、バーに行きたいとなったらここをまず一番に考えても良いのではないか(と言いながら、店名を書かない…)。

さて、ぶらぶら歩いて帰ることにするか。


→この辺が静岡の一番繁華街かな。

この後、コンビニに立ち寄ってからホテルに戻り、軽く一杯やりながらブログの記事を書くのであった。



なるべく歩かないようにしているつもりなのだが、今日は14723歩。まあ、昔の私に比べれば全く歩かなくなったものだとは言える。
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またも静岡(9)心残り解消

2024-09-09 18:40:15 | 飲み歩き・日本国内
さあ、今回静岡に来た理由の一つが、去年来た時に長期休暇中だったバー「g」に行くためなのである。17時開店の店なので、もう開いているだろう。早速行こう。

店に行くと先客なし。ここに来ると私の定位置であるカウンター奥の席に座り、ご挨拶をしてからメニューを見る。ここ、今月のメニューがかなり凝ったものを出しているのよね。

ということで、腹が一杯だったのもあって、最初は苦味を効かせたビターズスプモーニ(ビターリキュール+グレープフルーツジュース+トニックのちょっと苦いカクテル)を今月のメニューから選択する。



これが柔らかい胃薬として効いていくような気がする。2杯目も今月のメニューからノルマンディア(カルヴァドス+グリーンアップルシロップ+ライム)のカクテルにしよう。



これは甘みがカルヴァドスと相まっていい味を出しているね。

締めは静岡蒸溜所の「ユナイテッドS」というのは札幌でも飲んだことがあるのだが、飲んだことのない「ブレンデッドM」にしてみよう。



ブレンデッドウイスキーなのにわざわざアルコール度数を48度にしているだけあって(通常は40~46度くらいかな)、酒好きのためのブレンデッドウイスキーだね。ちょっと荒っぽいところもあるのだが、なかなか美味かった。

マスターには今回の旅の目的(どの美術館・博物館に行くか)を説明して、情報を頂きつつ、明日もあるので、かなり時間が早いがこれでホテルに戻ることにしよう。なに、無理をしないのが大人の旅なのである(日中散々無理してしまったが)。



今日は13219歩。やはり腰が痛い。階段の上り下りのせいか。
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またも静岡(8)静岡で101年

2024-09-09 17:36:14 | 飲み歩き・日本国内
静岡に向かう列車の中でウトウトし、ある程度体力の回復が図られた。平日だから予約しなくても何とかなるだろうということで、静岡の名店「TKN」へ。後で店の人が言っているのを聞いたが、今年で開業101年とのこと。

まずはこの暑さだ。ビールトップはスーパードライだが、ハートランド生があるのが偉い。通しはおひたし・揚げ・魚をちょっとずつ乗せたもの。まずはハートランドをグイっと飲もうではないか。



続いて、今日は入荷があったという生しらすを注文。生しらすはまあ普通の感じだな。



続いて体力回復を図ってやきとりタレを注文。焦げの風味が効いたやきとりが美味い。タレの味も疲れた体にしみるなあ。ビールを飲んでしまったので、静岡の萩錦を冷や(常温)でもらう。





店に入った時からカウンター席の端に明らかに「主(ヌシ)」みたいな人がいて、私はその隣に座ることになったのだが、「あんた札幌から来たのかい」といわれて、勧められためざしは美味しかった。サイズが小さくて食べやすいのだが、店の人曰くセグロイワシなのだそうだ。これ、札幌で食べるのとは種類からして違うよなあ。

酒は萩錦南アルプス特別本醸造を追加。180mlサイズなので、ちょうど良い。



最後にはんぺん焼きを注文。これが練り物というよりも魚のすり身をそのまま成型しましたよという歯触りで、かなり美味かった。



この店、ひっきりなしに電話がかかってくるし、予約なしで訪問する客もいるのだが、それに対応する現マスターの説明力はすごい(席には予約が入っているが、○○時までなら大丈夫だよということを、実に要領よく、明快に説明している)。さらには先代夫婦もご健在だし、謎のロシア風美女アルバイトはいるし、盤石の構えなのであった。私は腹が一杯になったので、これで勘定をしてもらう。

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