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散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

仕事で函館(5)

2021-01-22 22:00:32 | 飲み歩き・北海道内
ホテルまで送ってもらい、チェックインしてから夜の街へ。ホテルの部屋はそこそこ広くて良かった。



1軒目は市電で2駅先のあたりなので、これは歩いていけばよいと思っていたら、予想より距離があった。



こぢんまりした居酒屋「S」へ。入口を区切ってある半個室の4人テーブルになったので、周りの人は全く気にならない状況だ。この後、X先生がやってきて、ハイボールでスタート。通しはカニ味噌豆腐、タラコ少々ということで、ちょっといい珍味である(写真なし)。

最初に紹介いただいたZ先生が到着したところで本格的に飲み会スタート。私とX先生は「最近、燗酒が良いですよね」と意気投合し、確か静岡の酒を燗してもらう。おまかせコースを注文し、最初は刺身(タコ、ヒラメ、マグロ、ニシン)が出る。これは燗酒にぴったりだ。



色々な話(船酔い、魚類の同定、漁の実習)を聞きつつ、私も昔の記憶を掘り起こして数学科の話をしながら、料理はサクラマス煮つけ。少し濃いめだが、酒にはぴったりくる味だ。上に載っている海藻(まつもだったか?)も歯ごたえがいい。



次は豚串。わさびをつけて食べるのは自分でも時々やるが、いい味だね。



そして得意料理らしいやわらかヒレカツ。海に面したところでは、魚ばっかりだと食傷するのかもしれない。タルタルソースのようなもので食べ、最後の1個だけソースをつけて食べる。



燗酒も結構飲んだため、先を危ぶんでハイボールに戻し、締めは寿司とくじら汁ときた。これは函館の味だなあ~。かなり上品なくじら汁にちょうど良い個数の寿司で大満足の飲み会であった。



私がホテルでもらった函館市グルメクーポン2000円分も使い勘定をする。今回の函館出張(旅行ではない)、ホテル2泊の宿泊料が会社の1日分の規定宿泊料で賄えるのだ(2日目の分は私事都合で宿泊するので、会社には請求しない)。さらにクーポン券が付いてくるのだから、申し訳ないくらいの話なのである。


小樽へ(8)有名な店

2020-10-10 18:50:15 | 飲み歩き・北海道内
予想していたのが半分、ショックが半分で小樽駅に戻る。今日は小樽の超有名店「N」へ初めて行ってみることにしていたのだ。以前、”ニュー”という接頭語が店の名前についている所には行ったことがあるのだが、ここは初めてなのである。

店頭には鶏の半身揚げを持ち帰るのに待っている客がいたが、店内飲食は待たずに入ることができた。席に座ると「番号札をもって注文はカウンターでお願いします」という、セントラル注文システムのようだ。後で納得がいったが、大勢の中で「すみません!」と声を上げるよりは、自分でさっさと注文しに行った方が、よっぽど精神的には良いように思える。

まずはハイボールと浅漬けでスタート。ボリュームがあるので、名物の鶏半身揚げは避けておくことにしよう。



その代わりと言ってはなんだが、鶏皮ポン酢。



刺身盛り合わせも注文。「鶏の半身揚げがメインだろ」とバカにしたものではなく、回転寿司も経営しているため、魚料理も豊富なのである。



これは酒が欲しくなるな。店名ラベルの純米生酒だが、キャップには千歳鶴とあった酒は甘口なのだそうだがスッと飲みやすい。



それから焼鳥のタレも注文。ちょっと味が濃いが、おつまみとしては悪くないね。



締めの大物は鶏手羽先。熱々のこれで鶏半身揚げの雰囲気を楽しむ。



何だかもう少し食べられそうなので、ホッキとトビッコの寿司を注文。これ、ご飯の所がぎりぎりの柔らかさでかなり美味かった。



勘定も思ったより安い。



バー「A」に立ち寄らずに帰る小樽は、何かが足りない…。次回以降、どうしようか。


小樽へ(7)一つの時代が終わった

2020-10-10 16:40:09 | 飲み歩き・北海道内
何となくそうじゃなかろうかという気がしていたのは嘘ではない。飲みに行く前に、前回訪問した時に営業していなかったバー「A」の様子を見て行くことにしたのである。店の前まで行ってみると、ああ、やっぱり。シャッターの下にチラシがはさまっている。ちゃんと営業していたら、マスターがまさかこんなことを見逃すわけはあるまい。



店の入口横にあった緑色の看板は撤去され、以前は店内にあった「Since 1966」の板が張り付けてあった。



見上げると建物についていた看板もない。



私がこの店に初めて行ったのは2001年1月7日で、当時はネット上の情報もなく、いわゆるグルメ本でもほとんど紹介されておらず、1冊だけある本に掲載されていたのを見て行ってみたのである。

非常に優しいマスターとママが若造の私を快く迎えてくれ(思えば私も30代だったのか)、これは素晴らしい店だと定期的に訪問することになった。マスターは「この人、札幌からいつも来てくださるんですよ」と他の常連にも嬉しそうに紹介してくれ、いつも楽しく飲める店であった。

2016年の開店50周年記念も、本来であれば小樽の常連たちが中心になる所へ私もお邪魔させてもらって飲ませていただき、それも含めて通算訪問回数63回となった。最後に行ったのは今年の6月13日で、その次、8月8日に行ったときはもう閉店していたようだ。

私より年上のバーテンダーも段々減って来て、小樽の心のよりどころだったこの店がついに閉店してしまったか。今、検索してみると今年の7月31日に先行きのことも考えて閉店されたということで、マスターもママも元気らしいので、それが何よりであったと言えるだろう。

ごちそうになった最後の一杯はペロケソーダだった。



ありがとうエーワン、さようならエーワン。マスターとママ、いつまでもお元気で!

2020年8月のカクテル

2020-08-31 23:48:23 | 飲み歩き・北海道内
今月はカクテルの会も開催され、最近にしては少し多めの30杯。ウイスキーを結構飲んだね。

ウイスキー 7
オリジナル 6
ウイスキーソーダ割り 5
ミントジュレップ 2
ジンソーダ割り 1
ハーバードクーラー 1
1934 1
クオーターデッキ 1
アラウンドザワールド 1
スティンガー 1
アクアビットモスコミュール 1
検事 1
テキーラソーダ割り 1
サウダージ 1
合計 30

3連休初日は小樽(4)

2020-08-08 18:27:43 | 飲み歩き・北海道内
小樽の夜、今日もいつもながらの居酒屋「O」に行き、カウンター席に無事座る。さて、まずはビールと酢の物(タコ、イカ、カニ、エビ、ホッキ、赤貝、ワカメ、きゅうり)でさっぱりと行こう。



今日のお勧めからとうもろこしのかき揚げ。とうもろこしの粒を全部外したのちに、もう一度円柱状にかためて揚げたもの。かなり軽やかに揚がっており、なおかつバラしやすくて食べやすい。そのまま食べても良いのだが、岩塩をかけると甘味が引き立つのだ。



飲み物は佐渡の酒、真野鶴を頂くことにしよう。



今日は少し寿司(とびっこ、赤貝、甘エビ、白身)を食べて、締めは鉄火巻にした。今日の鉄火巻は赤身の部分だったが、ワサビがぎりぎりの線まで効いており、赤身の味が引き立っているように思う。かなりの美味さで、あっという間に食べてしまった。



今日はそれなりにお客さんが来ていたようで、何よりであった。ちょっと控えめにしておいて(昼のドリアが重かった)、次へ。


2020年7月のカクテル

2020-07-31 23:04:44 | 飲み歩き・北海道内
今月はカクテルの会が開催されたが(思えば、あの頃はまだ平和だった)、あまり杯数が多くならず23杯に終わった。旭川に行ったのに何となくバーに立ち寄って来なかったし、北海道を出る機会はまだしばらくなさそうである。

オリジナル 5
ウイスキー 5
ウイスキーソーダ 2
ジンソニック 1
ギムレットハイボール 1
アクアビットモスコミュール 1
ジン 1
テキーラソーダ 1
グランドジントニック 1
マルガリータ 1
バカルディ 1
ラスティネール 1
ゴッドファーザー 1
スカイボール 1
合計 23

旅先で寿司屋に入るとは度胸がある

2020-07-25 19:00:38 | 飲み歩き・北海道内
旭川に来たら、2軒目は大体にしてバーに行くことが多いのだが、突然、目に入った寿司屋さん「K」に入ってみたくなった。多分、小ぢんまりとした店構えが気にいったのだろう。ちょっと怖いもの知らずだが、多少酔っぱらった勢いで突入だ。

テーブル席に先客が2名。カウンター端の方の席に座ることにして、最初は様子見のビールで行こう。通しには鴨スモークのサラダが出てきた。



あまり大量に食べられないと思うので、刺身の盛り合わせをお願いしてみるか。適当におまかせすると、こんなのが出てきた。



マグロ、タコ、ホタテ、甘エビ、イカ+ウニの6種類盛りだ。これは日本酒だよなと思ってメニューを見せて貰ったら、幸いなことに麒麟山がお手頃価格だ。それを注文して、刺身を食べよう。

旭川は内陸部だからといってバカにすることなかれ。最近では流通が良くなっているのと、北海道の四方の海から魚が届くので、なかなか良いものが入るらしい。さすがに漁港の街と違って、新鮮さに驚くほどではないが、十分に美味いものが食べられるのである。特にマグロは力を入れているのではなかろうか。きめ細かい脂がのりつつ、かなりしっかりした歯ごたえもあるマグロだ。

徐々にお客さんが来始めたが、それほど常連感はない。会社関係らしい3人組と持ち帰りの家族連れが1組、カウンターに座った2組は常連かな。程よい感じで店が活気を帯びてきた。

刺身をやっつけた私は、酒の燗をつけてもらい(ちょっとつけ過ぎだったが…)、刺身に出なかった辺りを握ってもらうことにした。まずはしめ鯖。ちょっとご飯に対して鯖が大きすぎるような気もしたが、酒飲みにはこうして出しているのかな。


→今時、はかまがついた銚子なんて、なかなか見ないよね。



続いて、やはり好物の穴子。これは柔らかさよりも香りを重視した香ばしい感じの仕上がりだ。やっぱり回転寿司とは違う、久々に穴子らしい穴子を食べたように思う。



鮨は2個づつ出てきてしまったので(相談すれば1つづつ行けたのだろうか?)、そろそろ腹が一杯になり、とびっこで締める。安いが美味い、とびっこ万歳である。



勘定はそこそこになってしまったが、旅先(というほどでもないが)の寿司屋さんで上手いことやれて満足である。



さて、まだ明るいんだよな。



帰りの時間まで相当あるし(特急に乗らずに、普通列車のみで移動中)、とりあえず駅方面に行くか。

旭川は焼鳥の街

2020-07-25 17:43:34 | 飲み歩き・北海道内
正確には、旭川は「新子焼」の街なのかもしれないが、まあ、焼鳥も必ずあるので良しとしよう。ふらり~とという飲み屋街に行き、お気に入りの店をのぞき込んだところ、空席が無いとのこと。うーむ、人の間を大きく取っているようなので、入れる人数が少なくなっているようだ。こればかりは仕方があるまい。「席が空いたらお電話しますが」という声もかかったが、飲む気満々の私は、すぐそばにあるやき鳥「Y」へ。

暑さに耐えかねて生ビールと通しのお新香でスタート。



あっさりした「かしわ」を注文。ここ、味といい、雰囲気といい文句ないのだが、焼物が4本セットというのがなあ。



あっさりしたタレの味、鳥は少しレアな仕上げのよう。朝食・昼食共に貧弱で、腹が減っていたので、バクバク食べる。続いて、日本酒を冷や(常温)でもらい、旭川らしい「とりもつ」を注文。



これはレバ、ハツ、良く分からない部位が混ざってさしてあり、食べ応えがなかなかある。

というところで第一弾は終了。もう1種類頼むと、12本食べることになるから、先が続かないよね。



誰かと一緒に行けば良いのかもしれないが、それはそれで面倒なので、そうしないのである。