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「ブログ人」終了なので引っ越してきました。

「ミスサイゴン」鑑賞

2004-09-08 | アート・文化
#「ミスサイゴン」公式サイトはこちら

昼の部を日比谷にある帝国劇場にて観てきました。

今回のプリンシパルキャストは…
エンジニア=筧利夫
キム=知念里奈
クリス=石井一孝
ジョン=岡幸二郎
エレン=高橋由美子
トゥイ=泉見洋平
ジジ=杵鞭麻衣
でした。

これまで「ウェスト・サイド・ストーリー」や「サウンド・オブ・ミュージック」の映画版は観た事あったけど、ミュージカルを生で観たのは生まれて初めてでした。それゆえ、セリフと歌が入り混じったものだと思っていたけど、すべて歌だけでびっくりしました(笑)。

第1幕でクリスがベトナム戦争の悪夢にうなされている場面あたりから涙腺が緩み始め、幕間の休憩をはさんで第2幕でキムとクリスがサイゴン陥落で生き別れになってしまい、クリスを乗せたヘリコプターが大使館を飛び立つシーンと、陥落から3年後のバンコクでクリスを訪ねていったキムがエレンと対峙し、キムが去った後戻ってきたクリスがその話を聞いてサイゴンであったことをエレンに話すシーンで涙ぐんでしまいました…。すすり泣きの声が随所から聞こえてきてここは泣き所だったみたいです。最後の場面、というか物語の結末は予備知識なしで観にいってよかったと思いました…。

最後の方でエンジニアがアメリカンドリームを歌って踊る場面があったけど、華やかな音楽や踊りとは裏腹に何か舞台の上が寂しいなあと思っていたら、舞台が終わって劇場を出るとき、舞台装置に不具合があったことをわびる放送があって、キャデラックが出ていなかったことを思い出しました(笑)。こうしたアクシデントを差し引いても十分見ごたえのあるミュージカルでした。


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