一法学生の記録

2014年4月に慶應大学通信部に進んだ法学生の記録である
(更新)2017年4月に神戸大学法科大学院へ進学しました。

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夏期スクーリングの結果

2016-10-06 18:45:12 | 夏スク
夏期スクーリングの結果

 刑事訴訟法  A
 民事訴訟法  A
 民法     A
 会社法    B
 経済法    B
 国際法    C

 苦い結果だ。一番きつかったのが国際法の授業だな。言い訳すると、期中に面接があって授業を休まなければならなかったし、そっちの準備が大変だったからね。でも、主要な科目で及第点が取れて良かったね~(´ー`)

 これで86単位となり、予定通り100単位GETまでのこり、14(=゚ω゚)ノ
 それにしても、今月のニューズレターが届かぬぞ?

 以上
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民法

2016-08-26 10:28:33 | 夏スク
民法

 講義の前半は大塚先生、後半は別の先生が担当した。二人とも若い先生で、共通することは頭の回転が速いことだ。前半の講義は債権法に係るものだが、その大部分は民法総論に関する部分であったので、復習の意味で比較的余裕を持って授業を聴くことが出来たが、後半の授業は物権法の話であったので議論が込み入ると全く話についていけないこともあった。つまるところ民法は基本書を地道に読んでいく以外に処方箋が無いのだと、あらためて認識したが、今年度の目標である民事法の全科目を網羅した暁には、今度の講義テープを再度聞き直してみたいと思う。

 以上
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国際法

2016-08-26 09:51:59 | 夏スク
国際法

 戦争を起こさないための学問である。人間は、物理的、科学的な側面のみならず、制度的、精神的な面で、如何に戦争を起こさないかということを考えた。お互いに約束を守り合うためには、まず、相手を認めることからはじまる。国家とは何か、国家はどういう権利を有し、どういう義務を負うのか。先進国と新興国、海洋国とそうでない地域、あるいはかつての列強国と旧植民地との関係。国際法は、主権国家を権利能力を有する一個の主体(法人のようなもの)と観念することにより、大小区々様々な違いのある国家を平等なものとして一応観念することに成功した。国際条約は、それらをお互いに承認し、ルールに従わせるための道具であり、国際機関は、それらの仕組みを構築し、共通認識を形成するための、装置である。

 授業は、大森先生による総論に関する講義と、薬袋先生による各論に関する講義による構成であり、理論学習、判例学習、それと関連する映画などの映像もふんだんに取り入れ内容の濃いものであった。夜10時以降はピアノを弾いてははいけないという契約(不作為の給付)を午前中に勉強し、午後は自国領内で活動するとき他国の法益を害してはいけないという領域使用管理責任について勉強するが、民法などの基礎的な概念の一局面が国際法に現れていることをもっとよく脳裏に実感できるほどに、法律を身に付けたいと思う。

 以上
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民事訴訟法

2016-08-18 17:53:40 | 夏スク
民事訴訟法

 今回のスクーリングでは最良質の授業であった。
 民訴法の領域はおそらく刑訴法のそうなのだが論理の輻輳する論点が多く説明を受ければ受けるほど分らなくなることがよく起こる。今度の先生は文字通り理路整然を通してくださるのだがそれでも気を抜いていると訳が分らないが「委曲を尽くす」とはこのことを指すのだろうと思った。いずれにせよ、手続法の概念は知っているだけで判例の読み方が全然異なってくる。たとえば、検察官のした文書一部不開示処分に対する高裁の決定に対してした特別抗告において最高裁がその決定を棄却する判決など講義を受ける前に読んでもなにを言っているのか分らなかっただろう。

 なお、試験は具体例を分析して回答しなければならないので、知識の詰め込みでは絶対に解けない内容であり頭がヒートしてエキサイティングであった。

 以上
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会社法

2016-08-18 17:25:35 | 夏スク
会社法

 傾向なのかも知れないが、会社法の規定は憲法、民法、刑法に比して相当具体的であり、解釈の余地が少ないように思われる。だから簡単なのかといえばむしろ逆であり、細かい規則が複雑な連立方程式を組むように精緻な構造をしているので、よほど研究者か立法者でなければ条文を読もうとは思わない。従って、授業では、会社法が規律する、機関設計、株式、社債、社員の権限などの仕組みを中心に勉強することになる。先生によれば、新会社法の成立にあたっては有識者が入った法制審議会の答申に基づいて法制化されたが、その過程で立法行政官による独断専行が加味され法理の一貫性が損なわれたと憤慨を漏らされていた。
 ただ私は、有限会社の制度を形式的に廃止して株式会社に一本化し、その流れで資本金0円でも会社を作ることができるようにした改革については、妙案と言うほかないと考える。たしかに会社の大規模化を前提に社会の遊休資本を広く集めために作られた従来の株式会社の概念は従来の有限会社の制度を吸収することによって混和されて薄まってしまうが、その分、従来の閉鎖的、個性的、小規模な企業はその実質を残したまま株式会社を名乗れるのであり、かつては最低資本金制度という障害の前に埋没していた起業家の創意を社会に引き出していくという効果も期待できたのではないだろうか。

 以上
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