俳優 堀田眞三(グランパ)です。

俳優 堀田眞三です。
日々感じる事を書き綴っています。気軽に遊びに来て下さい。

<韓国>の友人~~ コメント ≪翻訳・意訳≫

2009年01月03日 09時32分12秒 | Weblog
~~ ブログを介して こんな素敵なキャッチボールが・・・ ~~

① 昨年:<韓国>の知人 Kさんから素晴らしい紅葉の写真 & 
     添えられていた Kさん訳の「ロバート・フロスト」の詩「十月」

② その後 <韓国の友人 Y君> こんな「捉え方・訳」も の。。コメントを拝受
③ そして またまた Yさんから こんな嬉しい コメントも頂きました

・・・・  ~~ ありがとうございます。 (Y) ~~  ・・・・2008-12-26 05:32:36

僕の翻訳を褒めていただけて嬉しいのですが、これ英語の詩ですよね。
つまり、「英語→韓国語→日本語」と2段階の翻訳。
「英語→日本語」の訳とはかなり感じが違うでしょうね。

「意訳」というのは、
「直訳(単語や語順などをそのまま翻訳)」では通じない感覚重視の翻訳のことです。
(「意訳」と「直訳」は、ほぼ反意語)
直訳では意味不明になったり、読みにくかったりするのを日本人好みにならすわけです。
「同じ情報を、日本人が表現したらどうなる?」という考えに基づきます。
シドニィ・シェルダンの「超訳」シリーズは、この「意訳」の最たるものですね。

Kさんの翻訳は、おそらく翻訳機によるものですね。
翻訳しきれていないカタカナ部分を除けば、ほぼ直訳です。
韓国人にとっては、これが自然な文章なんです。
同様に、僕が韓国語の文章を作ると、「日本語臭い」ヘンな韓国語文になるんです。
つまり、日本人である僕は「韓→日」翻訳のみで、逆はできません。

翻訳の世界も奥が深く、翻訳家が10人いれば翻訳も10通りです。
翻訳次第で、作品は傑作にも駄作にもなります。
(よく引き合いに出されるのは、「ホームズ」シリーズ対「ルパン」シリーズですよね)
「意訳は原作を踏み荒らす」という人もいますが
、「良訳」と言われるものは基本的に意訳なんです。
外国語と日本語の表現は根本的に違うので…。

ところで…。
数日前、KBS国際放送「玄界灘に立つ虹」(水曜担当)のラジオDJを終えました。
1年7ヶ月、番組内で毎週一本ずつ演じていた自作自演一人芝居のシリーズ
「ソウルの箱庭」も83作で終了。もう書けない!
KBSワールドのHP上にて少しの間、聞けますので、お暇ならのぞいてください。

それでは、お体にお気をつけて。