主人の喜び

昨日はアイホン6sのバッテリーの不具合(リコール)で無償交換の為、大変な1日になりました。


今朝の新聞にて主人の実家、飯館村が原発の避難解除となりました。これからは、寝泊りが可能と言う事ですが、実家の家族達も戻りません。家はリフォーム済みですが、若夫婦達と福島市内に新しい家を建てます。あの環境に帰ってくるのは、年配者だけなのでしょうか？
新聞を見ていた主人が、嬉しそうに新聞を持って飛んで来ました。
[えびす庵]が帰ってくるよ。良かった良かったと❣️
[えびす庵]えびすのえは昔の字です。
飯館村に唯一あるうどん店で、4月下旬に営業を開始すると、記事に載っていたのです。

余程嬉しかったのでしょう。実家に泊まっても食事する所が有ると、5月の連休には行く楽しみが出来た様です。私も3回程行きました。
村民の方々の対応も様々です。畑や田んぼが有っても作る事も出来ません。其れに除染された残土が未だあちこちに山積みになったままです。
自分の家はやはりゆっくり出来る所です。新しい家は実家では無いと主人は言います。生まれ育った家は、何故か安堵感があります。主人は、自分が死んだら実家の畑に埋めて欲しいと、以前から言って居ます。
故郷が一番。
親戚も戻らない様ですが、これからの飯館村を始め、桜並木が綺麗な富岡など、良い方向に向かって再建して欲しいです。
久しぶりに主人の喜ぶ声を聞きました。
我が家の大熊は来月、一時立ち入りの申請をして家の中を写真に収め、家具の請求をしてから、立会いの元、家を壊す事になります。残念ですm(__)m今年中には、最後のお別れになるのでしょう。