飯館の家

昨日義母の一周忌の為飯館村の実家に一年振りに行きました。
昨年より除染作業が始まって居ました。実家迄の道のりには黒の袋に包まれた汚染土が至る所に積まれて居るのです。実家に着くと家のまん前に山住みにされ行き場の無い状態です。
この様に田畑を除染しているのですが、畑も田んぼも跡形も在りません。除染の後に砂も様な物を入れ固めて在るのです。除染をする事で、住める様にするのでしょうが、この土地では作物を作る事は不可能と思います。この土地を諦め、福島市内に家を買う人が増えて居ると聞きました。今は、家の中の不出要な物を破棄しゴミとして処分をしなければならないとの事で……気が滅入ってしまうそうですm(__)m主人の家は広いです。田舎では普通の家の広さです。玄関を入ると目の前に一間半(窓硝子3枚分)と左手には30畳敷きの和室に面して一間(窓硝子2枚分)分の廊下になって居ます。それが今は、2DKのアパート！一日も早く復興してほしいです。ともかく、汚染土の借り、借り置場を近くに造っているそうですが、借り置場もやっと大熊町の一部の地域が決まりましたが、我々には測り知れない程の無念な気持で一杯の事と思います。頭を下げる事しか出来ないです。明日は帰宅途中に大熊の家に、一時帰宅してきます。