フラワーライフ

癒しの 花たち

都忘れ

2015-05-05 14:29:11 | 日記
昔ながらの日本原産園芸品種として、庭の片隅に植えられているのを、見る事が出来ます。数年前に、ピンクと薄紫を友達から頂いたのですが、陽があたらなかったので、翌年出て来ませんでした。
最近、都忘れの花が何故か恋しくなり、白をやっと探す事が出来ました。ホームセンターの片隅に水ももらえず、ポットの中でグッタリしていたので、処分品になり50円で手に入りました。直ぐに地植えにしてあげると2日程で元気を取り戻しました。日本の庭がイングリッシュガーデンの流行りと共に、数少ない日本原産の花が、姿を消し始めて居ると知りました。この、都忘れの花にまつわる伝説があると、知りました。
鎌倉時代に承久の乱で北条氏に敗れ、佐渡へと流罪になった、順徳天皇がある日、庭の片隅に咲いている小さな白い可零な花を見つけ「この花を見ていると、少しの間でも都を忘れる事が出来る」と言った事から、この名前で呼ばれる様になったそうです。濃い紫は、昨日友達のお母さんが植えていたのを、分けて貰いました。来年は、少しでも増えてくれると嬉しいです。