”ほしがき写真散歩”のブログ

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おっぱまはっけん倶楽部 館山

2013-07-27 09:49:41 | 日記
先日、歴史研究会の人から誘いがあり、
おっぱまはっけん倶楽部の見学会(館山巡り日帰りツアー)に行ってきました。
館山市では戦争遺跡をまちづくりの柱の一つと考え様々な先進的取り組みを行っています。
同じように戦争遺跡の存在する追浜と合同のシンポジウムが行われました。
<シンポジウム>東京湾まるごと博物館構想に向けて
         -戦争遺跡と文化財を活かした館山と追浜のまちづくり-
シンポジウムの後は、地元見学で赤山地下壕と画家青木繁ゆかりの地と周辺めぐりをしました。


千葉県館山市は古くから「安房国(あわのくに)」と呼ばれる房総半島南部の中心地です。地図を南北逆さに見ると弧を描いた日本列島の
頂点に位置し、太平洋世界に開かれて、豊かなネットワークで結ばれた安房の姿が見えてきます。                                                         

                                                         (富山県作製 環日本海諸国図より転載)



<赤山地下壕見学>シンポジウムの進行をしたNPO法人安房文化遺産フォーラムの人たちが案内してくれました。

館山海軍航空隊赤山地下壕は航空基地に隣接する台地に1930年頃から工事が始まったようですが詳しいことは分かっていません。
総延長1.6キロメートルの大きな壕で、保存状況はとても良好でした。


ツルハシの跡が生々しい。一部セメントが吹き付けてあった。





続いての見学地は画家青木繁が「海の幸」を作製した小谷家の見学。小谷家は築130年で現在も家族が生活しています。




1904年夏、画家の青木繁は友人達と4名で布良を訪れ、「海の幸」を描きました。(写真は複製の絵))
描いた部屋には青木繁や当時の小谷家の様子を知る資料がたくさん展示してありました。説明してくれたのは現在の小谷家当主の方。




美しい布良の海岸。
青木繁はこの海岸と、夏祭りの御輿の様子からインスピレーションを得て、「海の幸」を作製したと言われています。」


シンポジウムを行ったのは「NPO法人安房文化遺産フォーラム」と「NPO法人アクションおっぱま」です。ともに地域にある資源を活かした
魅力的なまちづくりをめざし市民・企業・大学・行政と連携・協力して活動しています。
 このような熱心な活動の一端に触れて非常に刺激を受けました。

FUJIFILM X20 (35ミリフィルム換算:28ミリ~112ミリ)
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2 コメント

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Unknown (西澤)
2013-07-27 19:16:45
随分アクティブな活動をされているので羨ましいですね。

また地域が手を携えて活動しているって、実にいいですねえ・・「がんばれ!」って言いたくなります!

カメラもいま検索しましたが、面白そうで興味がでます。

西澤さんへ (ほしがき)
2013-07-27 22:53:59
続けてのコメントありがとうございます。
歴史研究会に属しておりまして、その関係で参加しました。
まちおこしや観光の振興は行政の仕事と思っていましたが、
地域住民が中心となり主体的に取り組んでいます。
これに大学や企業がバックアップしています。
非常な力強さを感じました。
これからも応援したいです。
 このカメラは使いやすいですよ。
色も綺麗で気に入っています。

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