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星田オステオパシー

アニメージュの思い出で盛り上がった

先日、患者さんと施術中の雑談で古いアニメの話になり

実はアニメージュ(雑誌)を買ってました・・

と、カミングアウトしたところ、なんとご夫婦ともにそれぞれアニメージュを買っていたという事でした。へぇ〜結構みんな買ってたんですねぇ・・

折角なので切断してデータ保存した僕の蔵書の中から、僕が初めて買ったアニメージュ1985年8月号をご紹介しましょう!
面倒だったのでデータをPCで表示して、スマホで撮影したものなので、まあ雰囲気を感じ取っていただくくらいしか出来ないでしょうが・・。

まず表紙!これは当時放映していたZガンダムの女性キャラをフィーチャーしたものですね。今では意外と思われるでしょうが、当時Zガンダムは「難解すぎる」という理由で、全然ウケていませんでした。が、今から見返すと全然複雑でも無く、3すくみ4すくみのパワーバランスの政略合戦が行われていたり実に面白い!んですけど、当時のアニメファンは、そういう複雑な関係をアニメで読み解くという「概念」が無かったんですね、間違いない。現代では複雑な人間関係なんて当たり前の要素なので、小学生でも楽しめることでしょう。


1985年当時ってのはちょうどオリジナルアニメビデオもしくはオリジナルビデオアニメとも呼ばれてましたが、そういうもの売り出されて普及し始めてた頃で、アニメでもテレビでの番外編だったりテレビでは放映できないエログロな要素などを盛り込んだソフトが発売されてました。まあ、雑誌を開いてすぐこういうページでしたので、当時の男の子の感覚ではとても友達に買ってるぜ!とは言えないのがアニメ雑誌でしたね。


雑誌ごとにこういうオリジナルカラーイラストが掲載されていて、お金は無いが熱意はある!というファンはクリアフォルダ?を買ってきてページを切り取り下敷きにしたりしてました。もちろん、友達には秘密です!



美しいMS(モビルスーツ)で3本の指に入るZガンダム。え〜僕はこのページを切り取って・・・やってましたね



ちょうどZガンダムのOPが「水の星に愛をこめて」に変わった頃で、森口博子さんが紹介されてます。B面の「銀色ドレス」も良い曲です。



当時最も注目されていたのが新鋭(でもないか)の土器手司(どきてつかさ)さんでした。こういうアニメーター個人に注目して特集したりするのも特徴でしたね。



ちょうどアリオンの劇場版アニメ化が発表されて特集されてました。徳間書店の雑誌が原作だったのでプッシュぶりもすごくて毎号特集されてた印象。実際、映画はラストバトルはどうだろうか?と思いますけど(相手が神ですので)、全編を通しての印象がすごく雰囲気あって「映画みたな!」という気持ちにさせてもらえます。特にオリンポスへと軍を進める場面は震えますよ〜。あと、セネカね。田中真弓さんの演技が良いんですよこれが。




ルパン三世映画第三弾。Part3の映画なんですけど・・まあ、主題歌は良かったですね。他は・・・




今だとリアルタイム無料でファンからの声も届いたりしますけど、当時はわざわざファンレターを書いて送ったりするんですよね!アツい!富野さんの事だから・・と、かなり先手を打ってのファンの対応がw。実際、デビルマンに出てきたララ(くしゃみで顔が崩れちゃう女デーモン族)はファンが殺さないであげて!と大量に手紙が届いたけど、すでに死ぬ話を制作済みで間に合わなかったらしいですね。
それと、うちの先輩もアニメ版めぞん一刻のOP曲が気に入らないって言って友達と一緒に手紙を送って(全国に同様の感想を持つ人が多かったのでしょうが)たった数週間でOPを元に戻させたって言ってましたね。



オリジナルビデオアニメの情報。僕も当時テレビアニメはすでにほぼ観なくなっていましたが、ビデオアニメはそういうアニメから卒業しかかってる人をターゲットにしてたんじゃないでしょうかねぇ



ネットが無い時代はこういう名作アニメの分析なんかもマニアには嬉しかったですねぇ。雑誌を見なければアニメーターとか監督とかに関しての情報が手軽には入手できなかったので。更に深い人はスタジオに突撃したり、同人誌を作ったりしてたんでしょうけど、そっち方面には全く考えが及ばなかったですね。




中程のカラーページには読者から送られてくるイラスト投稿のコーナーがありました。右下に注目、毎号このように「カセットレーベル」のフォーマットで載せられているイラストがありまして・・・当然のように僕も毎号切り取って手持ちのテープのレーベルにしてましたよ!テープの中身はラジオで録音したアニソンです、言うまでもないですが!



プレゼントコーナー。アニメスタジオからしたら廃品である脚本やらセル画とかがプレゼントになるんだから三方良しですねぇ。セル画盗難時間とかも頻発してましたねぇ



やたらと見かける怪しい広告。やっぱり男子のコンプレックスって身長なんでしょうか・・


数十ページ後にまた身長を伸ばす怪しい広告。「確実に」とか・・当時はすごいですねぇ。



関西ではなぜかマジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザーなどは全然再放送がなく、レコードも買えないしこういう記事を読みながら想像するのが楽しかったというのもあったんでしょうねぇ。ちなみに、グレートマジンガーのEDの「勇者はマジンガー」は本当に大好きで、カラオケに行ったら絶対に歌います。テッカマンもイイっすねぇ



とにかく「素敵なお兄さん」役として、なんぼほど同じ役柄で出てんねん!ってくらいに演じまくっていた水島裕さん。声は不思議な魅力ですよねぇ・・高いような低いような・・ま、でもスターの声ですよ。

まあ、ザッとこんな感じです。巻末の漫画はナウシカが映画化のために休載中で難解な漫画が載ってました。そう、押井守さん原作の

まったく楽しみにはしてませんでした

















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