以前の記事、リンパ浮腫研究会に行って来たよ(1) リンパ浮腫研究会に行って来たよ(2) の続きです。
第二部はお医者さんとセラピストさんからの発表だった。
興味深く聴講したが、何しろ内容が盛りだくさんだったし、難しいところもあったしで、メモをとるのが全然追い付かず早々と放棄。だからといって記憶するのも無理。
ということで、一患者としての簡単なメモだけして残しておこうと思う。
第二部 一般演題
1. 「chronic venousi insufficiency(CVI)が増悪因子と考えられた下肢浮腫の治療経験」
1. 「chronic venousi insufficiency(CVI)が増悪因子と考えられた下肢浮腫の治療経験」
・慢性静脈不全による浮腫み
・外科的治療として穿通静脈結紮
・術後の圧迫療法が重要
・レーザー治療も有効
私の浮腫みも一因に血管の異常があるそうで、炎症を抑える薬であるセレスタミンで症状が改善した経験がある。
2. 「リンパ浮腫患者に対して脂肪吸引を行いQOLが改善した症例の検討」
脂肪吸引によってQOLは素晴らしく向上する。但し、本人の大きな努力が重要。
即ち、痛みに耐える、圧迫療法を頑張る、体重コントロールを厳重に行う。
夏になったらいよいよ私も脂肪吸引をするけど、覚悟をしておかなくちゃな。
この演題の後、術後のリンパ機能はどうなのか?という質問があり。ちょい白熱な応酬があり
3. 「リンパ浮腫外科手術後の弾性着衣の変化~着衣の減圧、着衣フリーとなった症例の検討~」
脂肪吸引によって体幹に近いところの脂肪が減少すると、体幹から遠いところの流れが良くなるということなのかな。
私の脂肪吸引も最初は上腕だけ行い、前腕への効果を見るらしい。(但し前腕はLVAも行う予定。)
4. 「術中Optical Coherence Tomography(OCT)所見をリンパ管静脈吻合術にどう活かすか」
光干渉断層撮影。眼科で使われている。断層を撮影できる装置。これをLVAに使うそうだ。まだ珍しいみたい。
5. 「黄色爪症候群(Yellow Nail Syndrome)の一例」
黄色爪症候群という病気の症状にリンパ浮腫があるそうだが、LVAをしたところ、症状が増悪したそうだ。浮腫があるからといって、なんでもLVAが効くわけではないらしい。
以上、何分にも素人のメモなので、誤った理解があるかもしれません。ご了承ください
会場の外には、弾性着衣などの展示コーナーがあった。
うろついていたら、こんなのもらっちゃった👇
オカモトのオスモパット。
リンパ漏や褥瘡のところに貼るもの。浸透圧シートによって浸出液をよく吸収してくれるそうだ。
特長(パンフより) 1.スキントラブルが少ない 2.傷口が見やすい 3.臭いを吸収する 4.吸水力
以上で、リンパ浮腫研究会の記録は終了。
その1、2、3と、ここまでお読みいただきありがとうございました。
研究会の後は、一緒に参加したリンパ浮腫仲間と近くの中華街へGo!