10月末から着付けのお稽古に通っている。
教室探しをするにあたっては、この👇本も参考にした。
この本の中に「無料着付け教室のナゾ」という項がある。
教室を探そうと思ってWeb検索をすると、無料の教室やワンコインの教室を多く見かける。
たいていは駅の近くの便利な場所にあり、華やかな広告もバンバン出している。とってもお金がかかっていそう。
それなのに、なぜ無料やワンコインにできるのか?
その秘密がこの本に書かれていた。
無料教室の運営元の多くが、着物販売業者であるらしい。
そして、授業の中には産地見学会やら販売会が組み込まれていて、そこで着物や帯の販売を行う。何時間もスタッフに囲まれて買わないと帰れない雰囲気にされてしまったり、買わないとその後の授業で先生に冷遇されたりということがあるそうだ。
着付け教室の運営にかかる費用は、生徒に着物を販売することで回収されているというわけ。
やっぱりうまい話には裏があるんだよね
さらに、この本の「行ってもいい着付け教室」という項には、健全な着付け教室のチェックポイントが載っていた。
1.受講料の詳細(入学金、テキスト代、月謝、免状料、受講料)を提示
2.コースの期間やカリキュラムの内容を公開
3.授業と販売会は別枠で開催。販売会は自由参加
4.特殊な着付け小物の購入を強制しない
5.手持ちの着物一枚でコースを修了できる
6.派手な宣伝活動をしていない
私の教室探しも上記のポイントを参考とすることにした。
それに加え、毎週固定の曜日ではなく、都合の良い日や時間をフリーで予約できるところを探すことにした。
でも、これが意外に難しかった。
満席だったり、新コロのために新規の生徒募集をお休みしていたり、希望の時間が合わなかったり、なかなかに難航した。
そして、やっと隣の市に希望の教室が見つかった。
電車とバスを乗り継いでちょっと遠いけれど、通えない距離ではない。
時間や曜日も柔軟に対応してもらえる。
初めて説明を聞きにいった日に、ステキな先生にお会いしてその場で入会を決めた。
通うのは、初等科(一人で着られるコース)という、着物や着付けの入門コースで、1回2時間の16回。
浴衣から小紋・訪問着・二重太鼓まで着られるようになり、テキストを使って着物の知識も教えてもらえるそうだ。
費用は、
入学金 3,300円
授業料 35,200円(16回分。これを4回にわけてお支払い)
テキスト 2,500円
となる。
11月初めには乳房再建の追加手術もあったので、途中に間があいてしまったが、今日は3回目のお稽古に行って来た。
2時間みっちりマンツーマンなので、気が抜けなくて疲れた~
でも、新しいことを知るのは楽しい。
お稽古が終わると、先生の手作りのおやつと紅茶を出してくださる。
はぁぁ、疲れが癒される~。゚+.(・∀・)゚+.゚