星蜜記

ホシ蜜と申します。リンパ浮腫、乳房再建、食べ歩き、ワンコ(柴7歳)のことなどあれこれ思うままに綴っています。

リンパシンチについておさらいしよう!

2017-04-14 23:59:26 | リンパ浮腫
「アイソトープの前に局所麻酔×4カ所 (T_T)」 の続き。


リンパシンチでリンパの流れを見るということは以前の記事にも書いたが、もうちょっと詳しくおさらいしようと思う。といっても素人なので間違いがあったらごめんちょ。

リンパシンチ(正しくはリンパシンチグラフィ)は、体の中にアイソトープ(正しくはラジオアイソトープ)という薬剤を注射で入れてその薬剤がどう流れるかもしくは流れないかを見ていく検査。

ラジオアイソトープの綴りはRadioisotopeで、日本語だと放射性同位体というそうです。

ではその放射性同位体ってなんじゃらほいというと、放射線を放出する元素を指します。

さらに、RadioisotopeのRとIをとって「RI」と呼ばれています。

なので、今回私が検査をした部屋も放射線科のRI検査室というところでした。
(病院によってRI検査と呼んだり核医学検査と呼んだりするそうです。)

このRIを用いる検査はリンパシンチだけではなく、骨シンチ、心筋シンチ、甲状腺シンチなど他にも種類があります。
(私も腫瘍マーカーがぐっと上がったときに骨シンチをしました。なんでもなかったのですが。)


私のリンパシンチの場合、まずは放射線を出す物質(RI)を前の記事の手の絵にあるように指の付け根に近いところに注射します。

次にSPECT(スペクト)という装置で、体内に入ったRIから出される微量の放射線を捕えて画像にしていきます。

手の甲に注射されたRIは、健側の腕であれば腋窩リンパ節に向かって流れていきます。
患側は腋窩リンパ節を郭清しているので、RIの流れは鈍くなります。
その流れる具合を画像化するわけです。


RIから出される放射線ですが、ごく微量なので体に影響を与える心配はありません。


以上、「リンパシンチ」についておさらいしてみました。



麻酔が終わって放射線科へ移動し受付を済ませた私は、靴をスリッパに履き替えRI検査室に案内されました。

検査室に入るとすぐに椅子に座らされRI(アイソトープ)を注射してくれる医師を待ちました。
その際に白い布を体の全面にかけられました。技師さんは「お薬がかかってしまわないように」とおっしゃっていましたが、何らかのトラブルで微量と言っても被爆をしないようにということだったようです。


なんだか今日の記事はお勉強のようで疲れましたねぇ。
次の記事は、RI(アイソトープ)を注射するところから始めたいと思います。


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病院の前の公園には鮮やかなピンク色の大きなお花が咲いていましたよん。
コメント (2)
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