堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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台風8号、どこに行く?

2014-07-09 22:32:26 | 日記
台風8号の進路予測が当らないじゃないかと、いう声を耳にする。

私も、一時期、ラジオの気象情報を聞いて、天気図を書いたものだった。

昔、気象台の人に聞いたことがあるが、台風と、梅雨は、格別に予報が難しいらしい。

だったら、徹底して、情報とって、分析したら?

そう思うが、現場はそんな状況ではないみたい。

例えば、「アメダス」。

雨が降るから「雨出す」ではない。

Automated Meteorological Dataa Acquisition Systemの頭文字からとった略称で、「地域気象観測システム」のこと。

1970年代から、全国約1300ヶ所で、降水量を観測している無人観測機である。

およそ17キロ四方に1か所の割合となっており、アメダスで観測されたデータは電話回線等を通じて、10分に1回、気象庁に送られ、そこから全国の気象台にデータ送信されるという。

1970年代には、このアメダスの定期点検は、3ヶ月に1度おこなわれていたようであるが、それが、今どのくらいになっているか?

年に1回いけばいいというのが指示らしい。

雨量計だから、時には、葉っぱも詰まる。

詰まったかどうかは、送られてきたデータだけではわからない。

なんで、点検しなくなったのか?

民主党が政権を取ったその昔、国家公務を国民の敵の様に扱い、予算削減をおこなった。

気象予算も、当然のマイナスシーリング。

公務員のムダを省けというやつ。

でも、この「ムダ」を省くと、データが正確でなくなる。

だいたい、各地にあった測候所を次々と無人にして、気象観測ができるものか!と思う。

民間放送の気象予報士さんに聞くと、昔の気象予報は人が主体であったが、今はデータに基づいたコンピューターが主体の予報だそうな。

それで、コンピューター様がデータに基づいて予報したことに、人は逆らえなくなっている。

ならば、予報が外れるのは、コンピューターの責任か。

いや、人からコンピュータに予報をシフトした歴代政府の責任だ。

そのために、災害が大きくなって、生命の危機が迫るということは何としても避けなければならない。

国民の命と安全を守るのが、政治の使命なんだから、最低限の予算は確保してもらいたいと、私は言いたい。(^-^)/

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