堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

福岡市南区から、熱い情報を発信します。

懲戒処分を受けた元事務局長の雇い止めを裁判所は是とするのか?

2015-10-29 21:50:39 | 日記
福岡市立病院機構は、10月29日、運営する福岡市民病院(福岡市博多区吉塚本町13-1)発注の委託業務で、知り合いの業者に他社の見積額を示唆して契約を結んだとして、元事務局長(52)を、同日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表している。

この元事務局長は、福岡市民病院事務局長だった2011年2月、病院入り口に設置する看板の施工業者を選ぶ際に、部下を通じて知人の看板製作業者に他の受注希望業者が示した見積額の情報を示唆して、実際に、この知人の業者と契約した。

さらに翌月も、病院内の案内表示板の施工業者を選ぶ際に、参加するつもりのない業者の見積書を入手して、複数社が参加したかのように装ったというのである。

この元事務局長は、「いろいろと噂のある」人だと、関係者は言っているようである。

私は確信をもって、「この人物に問題あり」と言いたい。

それは、この病院相手に雇止め撤回の裁判をたたかっている看護助手の渡利美幸さんに、雇止めの宣告をしたのが、この人物であるからである。

この裁判は、ほとんどの看護助手が、毎年、雇用契約を更新されていたこの病院において、労働組合の役員をしていた渡利さん一人に対し、一方的に、「協調性がない」と根拠のない理由でもって、雇止めを強行した事件である。

渡利さんは、雇止め無効、地位確認を求めて、福岡地裁に提訴して、現在、裁判がたたかわれている。

はたして裁判所は、まじにに働いてきて仲間からの信頼もある渡利さんを雇止めにした元事務局長の言い分を、懲戒処分を受ける事件が明らかになっても信用するのかどうか。

裁判が面白くなってきた。

次回裁判は、11月20日(金)午前10時より、福岡地裁301号大法廷で行われる。

ちなみに、この元事務局長の前職は、麻生病院(筑豊の麻生財閥系病院)であることも、付記しておく。(^o^)/

戦争法強行から一ヶ月。廃止するその日まで、頑張ります!

2015-10-19 21:08:44 | 日記
戦争法強行から、今日で一ヶ月となりました。

今夕は、学生の皆さんの団体、福岡ユースムーブメント(FYM)の宣伝行動でした。

議会から飛び出して、応援に行ってきました。

若い澄んだ気持ちにPowerをいただきました。

戦争法廃止、立憲主義回復へ、野党の共闘の発展と新しい国民運動との連携の流れを育んでいきたいと思います。(^-^)/

決算特別委員会で、防災対策について質問に立ちました

2015-10-08 23:36:27 | 日記
私は、9月8日、福岡市議会の2014年度決算特別委員会で、総会質疑に立ち、災害避難対策の問題、福岡空港・博多港の軍事利用について質問しました。

避難対策については、8月25日に福岡市付近を通過した台風15号で、市政史上最大規模となる約4万人に福岡市が土砂・河川氾濫の避難指示を出した問題を質しました。実際の公民館などへの避難が125人と、避難指示対象のわずか0・2~0・3%しかなかったことが明らかとなりました。私がこれを「少なすぎると思わないか」とただすと、髙島市長は屋内で安全確保していればよいかのように答弁。私は、伊豆大島や広島の甚大な被害の教訓をふまえ、内閣府のガイドラインで土砂災害では屋内退避は危険であり、家屋から立ち退き、避難所などへ避難することを原則としているとして市の対応を厳しく批判しました。
 また、避難指示を知らせる広報車が対象地域に、保有388台中、3台しか動かなかったこと、土砂災害であるにもかかわらず最新の内閣府ガイドラインで推奨されている「避難準備情報」の発令も検討もしていなかったことなどが明らかになり、本気で避難させる態勢だったとはとても言えないと指摘しました。

 さらに、災害対策本部が立ち上がったときに市長・副市長は本庁舎に不在だったことも質問で判明しました。市長は出張先の東京から福岡市に戻りましたが、本庁には登庁せず、6時間近く経ってようやく災害対策本部に現れたことを答弁、副市長も警戒本部長の任務を課長に任せて地元企業と飲食店での「会合」に出かけていた事実を認めました。私は、市職員600人が配備につく中、市長と副市長のとった行動は、「市民の命と身体と財産に責任ある行動とは言えない」と批判するとともに、避難対策の抜本的強化を求めましたが、高島市長は無反省な態度に終始しました。
 水害問題では、あわせて、たびたび床上浸水が起きる南区の若久川の浸水対策の早期実施を求めました。
市議会事務局が、ユーチューブに後日、アップします。アドレスがわかれば、ここでも、おしらせします。(^-^)/