堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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日本国憲法前文その1

2019-05-30 20:51:00 | 日記
日本国憲法の前文は、4つの段に分けられていて、日本国憲法の基本原則、目的、狙い、理念、理想を示しています。
まず、第1段ですが、ここには日本国憲法の成立と、目的、基本原理が記されています。
その中で、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」と記されています。これは、明治時代以降の戦争に対する反省とともに、戦争の惨禍は政府の行為によって起こるものである事を認め、第二次世界大戦における日本の場合もそうだったと記述しているのです。この文書は、主権者国民が、戦争の惨禍を繰り返さないように、政府を統制する事にしたと宣言しているのです。
戦争は、国の利益のためだと言われながら、一人ひとりの国民の命を犠牲にしてきたのでした。国民の命を奪い、財産と生活を破壊しました。そして、国民が持つべきあらゆる人権を根こそぎ奪い取ったのが、戦争だったのです。だから、この日本国憲法前文が、わざわざ、書き記しているのです。

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