長崎への今年の核兵器廃絶を願っての一連の行動も、一応、無事に、終わった。
一緒に行動した人の中から、なぜ核兵器がなくならないのか、という素朴な疑問をいただいた。
どうしたら、核兵器をなくしていけるかとの疑問にも答えるために、ブログでの考察をおこなう。
なぜなくならないか。
それは、核兵器にしがみついて、世界をその力で動かそうと考えている大国のエゴが、まだ、人類の圧倒的多数の核兵器をなくして欲しいという思いよりも、残念ながら強いからである。
だいたい、核兵器を一部の国だけが持ち続けることは、各国と民族が平等という世界の秩序に反するものである。
核兵器の廃絶は、平等な世界を築くうえでも欠かせない。
1967年以前に、核兵器を持っていたのは、米英仏露中の5力国。
国連では、この5カ国以外の国が核兵器を持つことを、核兵器の不拡散と言って、禁止した。
実に、核兵器を独占するための身勝手な大国の行動!
しかし、それは、あまりに不平等であると自覚した5カ国は、核兵器をなくすという約束を世界にしたのである。
ところが、40年以上もたったいまも、「誠実に交渉を行う」という約束は、はたされていない。
当然、他の国は、地球上から核兵器がなくならないのだから不満だ。
そうこうしてるうちに、インドも、イスラエルも、パキスタンも、核兵器を持った。そして、とうとう北朝鮮までもが…。
核兵器保有国は、9カ国となったのである。
こうして、核保有国が「なくす」という「約束」をはたさないまま、核兵器の独占を続けることはもはや困難となり、地球を核戦争の危機に直面させる矛盾と破綻がいよいよ明らかとなるなかで、「すべての核兵器を廃絶すべき」という声が国際政治でも広がり始めたのである。
そして、5年ごとに開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議は、「核兵器のない世界」をめざす国際政治と反核運動の重要な節目となっている。
来年がその開催年。
ちょうど被爆70年にもあたり、4月からのニューヨークでの再検討会議にむけて、核兵器廃絶の大きなうねりをつくることが求められている。
人類の声が、大国のエゴに勝つ時、核兵器をなくすという人類の理性の旗がひるがえる。(^-^)/
一緒に行動した人の中から、なぜ核兵器がなくならないのか、という素朴な疑問をいただいた。
どうしたら、核兵器をなくしていけるかとの疑問にも答えるために、ブログでの考察をおこなう。
なぜなくならないか。
それは、核兵器にしがみついて、世界をその力で動かそうと考えている大国のエゴが、まだ、人類の圧倒的多数の核兵器をなくして欲しいという思いよりも、残念ながら強いからである。
だいたい、核兵器を一部の国だけが持ち続けることは、各国と民族が平等という世界の秩序に反するものである。
核兵器の廃絶は、平等な世界を築くうえでも欠かせない。
1967年以前に、核兵器を持っていたのは、米英仏露中の5力国。
国連では、この5カ国以外の国が核兵器を持つことを、核兵器の不拡散と言って、禁止した。
実に、核兵器を独占するための身勝手な大国の行動!
しかし、それは、あまりに不平等であると自覚した5カ国は、核兵器をなくすという約束を世界にしたのである。
ところが、40年以上もたったいまも、「誠実に交渉を行う」という約束は、はたされていない。
当然、他の国は、地球上から核兵器がなくならないのだから不満だ。
そうこうしてるうちに、インドも、イスラエルも、パキスタンも、核兵器を持った。そして、とうとう北朝鮮までもが…。
核兵器保有国は、9カ国となったのである。
こうして、核保有国が「なくす」という「約束」をはたさないまま、核兵器の独占を続けることはもはや困難となり、地球を核戦争の危機に直面させる矛盾と破綻がいよいよ明らかとなるなかで、「すべての核兵器を廃絶すべき」という声が国際政治でも広がり始めたのである。
そして、5年ごとに開催される核不拡散条約(NPT)再検討会議は、「核兵器のない世界」をめざす国際政治と反核運動の重要な節目となっている。
来年がその開催年。
ちょうど被爆70年にもあたり、4月からのニューヨークでの再検討会議にむけて、核兵器廃絶の大きなうねりをつくることが求められている。
人類の声が、大国のエゴに勝つ時、核兵器をなくすという人類の理性の旗がひるがえる。(^-^)/