堀内徹夫(日本共産党福岡市議)の博多っ子ブログ

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なんと福岡市には児童館が一つしかない!

2015-12-31 01:22:54 | 日記
福岡市は、150万都市でありながら、児童館が、なんと一つしかない。

その唯一の児童館(写真)が、現在は、閉鎖中。

来年4月のオープンめざし、中央区今泉に新ビルを建設中なのである。

ところが、もともと、福岡市の土地なんだが、そこに建てる児童館が入るビル・中央児童会館の建設管理運営を、地元の独占鉄道会社である西日本鉄道に丸投げしているのである。

しかも、そのビルは、「にぎわい」が大事だとの理由で、1~3階にテナント店舗を入れる。

そのために、児童会館部分は上層階へと追いやられてしまい、新しくできる中学・高校生むけスペースは、全然、不十分なのである。

一方、人工島に進出する企業には、立地交付金を投げ渡している。

今年度だけで、6社に対して、22億円が。

これまでの累計では、なんと130億円もの市民の税金が投げ渡された。

しかし、その経済効果や雇用効果は、まったく不明である。

この構図は、破綻しているとわかっている人工島事業に対して、銀行団への借金を返済するための救済策として、税金をムダづかいすることであり、断じて許されることではない。

結局、福岡市の実態は、この児童館と人工島事業に見られるように、子どもたちの支援策より、銀行、大企業のための開発先にありきなのである。

この路線を根本的に変えない限り、福岡市の未来は見えない。

だから、私たちは、そのために、開発優先行政に対して、市民の切実な思いを対峙してたたかうのである。(^o^)/

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