花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

青山フラワーマーケット様 定植圃場

2011-09-05 19:21:59 | 産地魚沼
8月22日に青山フラワーマーケット様とFAJ様が
来訪し、ビビアナの球根を定植して2週間が経過しました。

9月5日現在のユリの生育状況です。



こんな感じで看板を立ててみました。


順調に生育しています。


カエルも・・・


(JA内田)


山喜農園品種比較試験及び百合圃場巡回を開催しました。

2011-07-02 20:38:22 | 産地魚沼
平成23年6月28日 
山喜農園様で行われております春の品種比較試験視察と
春早植え込み露地栽培の百合、耐雪型ハウス栽培の百合の圃場巡回を開催しました。

当日は、東日本板橋花き市場様 同市場場内仲卸 渡辺商店様 フラワーロード様
小売店 加藤生花店様 からもお越し頂きました。

梅雨入りした魚沼は大変雨が長く続き、当日も雨天かと心配しておりましたが
雨はあがり多くの生産者やご婦人の方も集まり盛会に開催されました。

山喜農園様の試験栽培の状況は、早生系のオリエンタルが開花を始めた状況で
森山保課長より詳しい品種説明を頂きました。
その後、畑、ハウスへ移動し生産者が雪が多かった今年の気象条件の中で
丹精込めて育てた立派な百合を見ることが出来ました。



シャクヤクの出荷本格的に始まる。

2011-06-13 20:03:38 | 産地魚沼
雪融けが遅かったのですが、5月の陽気が良く
例年よりもすこし遅い程度でシャクヤクの出荷が始まっています。
6月5日にシャクヤクの目合わせ会が開催され
農協から出荷に際しての注意点などの説明がありました。

近年、シャクヤクの人気が高まり魚沼が生んだ白雪姫 かぐや姫をはじめ
より喜んでもらえるように丁寧な仕事をしていってほしいと農協さんも
一生懸命に説明してくれました。






レッドレッドローズ


シャクヤク芽かき作業風景

平成23年度市場求評会開催

2011-05-26 21:00:55 | 産地魚沼
平成23年5月19日 午後2時よりAコープ2階にて
平成23年度魚沼花き園芸組合市場求評会が開催されました。

本年は北は仙台から南は福岡まで15の市場からご出席頂きました。

魚沼地域振興局様をはじめ魚沼市様、JA全農新潟様、日本通運様など多くのご来賓
の出席を頂き盛会に開催されました。

雪融けが遅れた春の訪れから一気に春の陽気へと変わり、当日集まった生産者も
日々の農作業により真っ黒に日焼けしておりました。

大変厳しい昨今の経済状況の中ではありますが、喜ばれる花を一生懸命育て
お届けすることが私たち生産者の基本であることには変わりはなく
多くの市場の皆さんと活発な意見交換が行われ産地と市場が手を組んで
一生懸命頑張ろうと士気を高めることが出来た有意義な求評会でした。

いよいよ今年の本格的な出荷開始まであとわずかになりました。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

魚沼花き園芸組合




遅い雪融けと忙しい春

2011-05-12 20:59:54 | 産地魚沼
平成23年5月12日 晴れのち雨

魚沼は、雪融けの遅さにより大変忙しい毎日を迎えています。

『今年の雪はゴールデンウィーク明けまで消えんぞ』と皆が言っていましたが
とにかく硬い締まった雪は、最後の最後まで融ける速度が遅く
本当にゴールデンウィーク明けまでは本格的な畑作業が出来ないままでした。

重機やトラクターなどを使い雪を除雪して安定的に出荷しようと
した努力する農家も多くいました。
雪融けが遅いと、全ての仕事が遅れてしまいますので
遅れを取り戻そうと雨の日も風の日も農作業をする農家の皆さんの
姿があちこちの畑で見られます。

忙しい春、みんな一生懸命に花の仕事に携わっています。

除雪を行った露地畑では雪が元気に育ち始めました。

トラクター除雪で積み上げた雪は、まだ畑に残っています。


畑を除雪したシャクヤク畑、蕾が見え初めています。
雪融けしたばかりのシャクヤクはまだ芽が出始めたくらいの速さです。



エレムレスの畑があったので写真を撮影しました。


魚沼ではようやく桜が満開






ひばりも畑に帰ってきましたよ。


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平成23年度魚沼花き園芸組合総会開催される。

2011-04-26 21:17:35 | 産地魚沼
平成23年4月21日(木曜日)午後2時より
Aコープ堀之内店2階ホールにて平成23年度魚沼花き園芸組合総会が
開催されました。

魚沼花き園芸組合に名称変更してから1回目の定期総会になります。

定期総会には、
魚沼地域振興局農業振興部 高野正樹部長様をはじめ
県機関、魚沼市、日本通運魚沼支店、JA北魚沼などの多くのご来賓から
ご出席して頂きました。
総会議長には、鈴木国宏さんが選出され全ての議案が承認され
新年度がスタートを切りました。








総会記念講演には、西日本花き(株) 元役員 久常勝和様からお越し頂き
『ほりのうちの花に寄せる思い』という演題でご講演を賜りました。
元市場堀之内会会長でもあります、FAJ代表取締役会長 宮本 至朗様からも
お越し頂き魚沼花き園芸組合のスタートに対し応援を頂きました。




多くの皆様のご期待の応えられる様に、魚沼としての地域団結と夏場責任産地としての安定供給に向けての生産販売に向けて着実な取り組みを継続してゆく所存です。
産地スローガンであります『百年継続産地』を軸に進んで参ります。

魚沼花き園芸組合

寒さ厳しい3月。

2011-03-06 23:06:50 | 産地魚沼
平成23年3月6日 曇り

暖かい2月が過ぎて、今年の雪ももしかして終わりなのかと
今年はあんなに降ったのに雪融けはそんなに遅くないかも知れないぞ
などと農家が喜ぶ声が聞こえて来たかと思えば、またどっと降りました。

降る時になると、やはりここは春の声が聞こえてきたんだなぁと思いながらも
魚沼なのだと実感するわけです。
すぐに50~60センチも積もってしまいます。
融雪剤を散布した畑もまた真っ白の雪になりました。





3月4日は、晴れて息子が高校を卒業しました。
当日は、どれほど泣いてしまうかと思いながら妻からハンカチを渡され
一人静粛に座って高校最後の日を父として迎えましたが
不覚にも子の姿を見て泣くのではなく、卒業生一人一人に声をかける
校長先生の姿を見て泣いてしまいました。

こうして、大人になってゆく若者が一人でも多く地元に残ってもらいたい。
その為に、私たちの仕事も地元で長く続いてきた大切な仕事なのだなぁと
思いました。

3月に入り、農家の皆さんは年度末に向けた会議と確定申告に向かって
います。
すこしづつですが、魚沼も春が近づいてきています。

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初山

2011-02-26 22:26:20 | 産地魚沼
平成23年2月26日 晴れ
昨夜久しぶりに雪が降り、朝起きると車に10センチ程度の積雪が
ありました。

山菜の出荷が今日は早く終わったので、山の畑に行き融雪剤を撒こうと
晴天の中、初山に向かいました。

農道は全て雪に埋もれ冬季閉鎖中。
長靴にかんじきをつけて雪の上を歩いて行きます。



早い生産者はキャタピラー式のトラクターで畑除雪を始めたようで
雪道には進んだ跡がありました。
その跡を歩いて行けたので一番急な坂道は楽に歩けましたが
車でほんの5分の道。
歩くとなれば20分はかかってしまいます。


道のそばにある小屋はすっぽり雪に埋まっていて今年の雪の多さを
目にしました。




畑に到着すると、昨年秋に記しとして立てておいた鉄パイプが
辛うじて頭を出していました。
3メートルの鉄パイプを地中に概ね50センチほど挿しておいたものなので
2メートル20~30センチの積雪があることが分りました。(布場平)

畑に立ててある資材小屋の二階部分に融雪剤を秋に置いておいたので
その融雪剤を畑に無事散布してきました。



午前中、2000㎡の畑に融雪剤を撒いてきましたが
足が棒です。

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2月は暖かい日が続いています。

2011-02-25 16:38:38 | 産地魚沼
平成23年2月25日 雨

1月にあれほど降り続いた雪が、2月に入ると止み
晴れ日が急に増えました。
10℃を越す暖かい日もあり、これもすこしおかしいのかなとは思うのですが
呆れるほど降った雪も出来るだけ早く消えて貰いたいので雨や晴れの日が多いと
いいなぁと願っています。

新聞やテレビ報道で『魚沼』という文字がよく出て、心配や激励などを多く頂き
ました。
まだ、雪は多くそれも締まった固い層があるらしく雪融けは遅いのだろうなぁと
推測していますが融雪を早める為に消雪剤を散布したり来月に入れば畑除雪も
始まってゆくと思います。

希望を持って、良い春を迎えたいと思います。

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雪融けのアート

2011-02-25 16:31:27 | 産地魚沼
雪が暖かい太陽で融けて、融水が棒状に凍るのが
『つらら』です。
東北地方の一部地域に見られる樹氷は厳冬期に見られる自然のアートですが
この『つらら』は雪国に春を呼ぶ自然のアートだなぁと思います。
足を止めてじっくり見ると、きれいだなぁと思い写真などを何枚も撮っていると
おーい はやコイヤー とサボっていることがバレて呼び出されます。


先日、山菜の出荷部会で京都、大阪、石川を訪問して来ました。
途中、京都の東寺によることが出来て五重の塔を見学してきました。
今度はもっとゆっくりと古き良き日本を訪ねる旅をしたいものです。

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