花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

ユリ球根掘り取り

2013-11-05 21:02:06 | 産地魚沼
秋も深まり、ユリ切花もほぼハウス作を残すのみとなりました。
産地ではこの時期球根の掘り取り作業が盛んです。



今年の春(もしくは去年の秋)に植え込まれた球根が春・夏・秋と育ち大きくなりました。



今年の球根はよく太っているみたいで根に土が絡みついていて大変です。


①掘り取り前のカサブランカ


②トラクターの掘り取り機をかけて


③茎に根と土が付いている状態


④球根を探り出し


⑤茎から離す


⑥球根コンテナに詰めて家に持ち帰って、来年用の切花球根として選別・パッキングご冷蔵庫に保存します。

まさに土との格闘!大臀筋パンパン
「明日も頑張ります!」


春の息吹が・・・

2013-03-02 18:22:32 | 産地魚沼
3月2日

ここ何日か春のような暖かさだと思ったら、今日はまた冬に逆戻りの魚沼です。

それでも春の息吹が始まっている魚沼ですよ~!

ナルコの出荷も始まるようですし、サンダーソニアも芽を伸ばして来ました。



二股の球根を半分に割って逆さまにして植えるという面白い植え方です。
(解かりづらいですね。)

ユリの植え込みを始めるための土の蒸気消毒も始まりました。



「よしあき」さん。

28日には技術委員会が農業総合研究所に「青いユリ」の研究を視察しました。
(花は見れませんでしたが)




あと何年かかるのかなあ~?

楽しみに待ちましょう。。

JA北魚沼「魚沼ほりのうちの花」産地フェア

2012-07-07 22:58:40 | 産地魚沼
7月6日
『JA北魚沼「魚沼ほりのうちの花」産地フェアIn東日本板橋花き』が開催されました。

魚沼ほりのうちの花は今スカシLAユリが最盛期に向かい増加し始めています。またハウス作のオリエンタルユリもどんどん切れ始めています。
そこでJA北魚沼では「魚沼ほりのうちの花」産地フェアを東京都の東日本板橋花きで開催しました。

JAからは星営農部長様、鈴木次長様、そして販売担当の佐藤係長様が参加され、花き組合からはスカシLA共選部門長の渡辺強氏、産地の最も若手の武藤くん、女性部の八木さん、森山(静)さん、森山(浩)さん、森山(登)さんが参加しました。





5日夕方に市場に到着しました。もう市場の皆様に「ほりのうちの花」を綺麗に飾ってありました。


早川さん、佐藤さんお世話様になりました。今年もよろしくお願いします。




「魚沼ほりのうちの花」ののぼりの準備。



セリも見学しました。一生懸命販売していただいていました。



ほりのうちの花の着荷状態を確認


花卸さんと「お話」をしました。

良い産地フェアになったと思います。東日本板橋花き市場の皆様、JA北魚沼様大変ありがとうございました。

参加女性某








大雪

2012-01-27 21:01:28 | 産地魚沼
平成24年1月27日 

魚沼全域で大雪となっています。
一週間くらいは晴れたり曇ったりと雪が少ない日が続きました。
除雪しているハウスの横では土が見えたりしていたのですが


降り始めたら、やっぱりまだまだ真冬だなぁというほど
空からどばーっと雪が降ってきます。
田んぼに置いてある積雪を見るための物差しは2メートル60センチなのですが
2メートル40センチまで積もっています。




本年も宜しくお願い致します。

2012-01-07 20:19:25 | 産地魚沼
平成24年1月7日 雪

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

1月1日の元旦が一日晴れただけでずっと雪が降っています。
警報が出るほどではありませんが、晴れる日がないですね。
順調に魚沼らしくなってきています。
毎年のことですので、また来たかという感じですが
とても寒い毎日ですので、まだ早く春が来ないかなぁとは
思いませんがたまには晴れないかなぁと毎日考えております。

今年も産地の様子、地域の様子を
伝えて参りますので宜しくお願いします。

産地広報



昨年の年末に、年賀状用にと息子たちが作った雪だるま。
元旦らしい写真はこれ一枚でした。

一年間ありがとうございました。

2011-12-30 20:40:46 | 産地魚沼
平成23年12月30日 雪

あっと言う間に今年もあと一日。
雪で始まった魚沼の一年もまた同じように
雪で締めくくります。

一年間を振り返るには、あまりに辛い記憶ばかりの
一年だったとは思いますが、今年一年もいつもの年と
同じように産地では活気溢れる花作りが行われ
みんなで力を合わせて乗り切った大切な一年だったと
思います。

雪、雨、地震と自然の力は人の力では到底敵うものではありませんが
こうして声を出すこともない花と一年中、雨の日も風の日も向き合いながら
花産地の一年は過ぎてゆきます。
私たちが花を育てる魚沼は、大変雪が深い地域です。
雪が降れば、早く春が来ないかと雪融けを待ち
雪が融ければ、雪が降る季節まで健康で喜ばれる花を育てたいと
願います。
そしてまた同じように一年が終わります。

今年も一年、多くの皆様に支えられ愛され無事に過ごすことが
出来ました。
多くの感謝の気持ちで一年を閉じたいと思います。
大変ありがとうございました。
どうぞ良い年をお迎え下さい。

産地広報




青山フラワーマーケット様 定植圃場Part3

2011-11-04 11:17:24 | 産地魚沼
青山フラワーマーケット様とFAJ様より来訪いただきハウスへ
オリエンタルユリ「ビビアナ」を定植して74日が経過しました。

そして、ついにそのユリに鎌が入りました。

順調に生育して、こんなに立派に育ってくれました。


早いものから色が付き始めました。

そして、カメラマンと生産者2人きりですが、鎌入れ式をさせていただいきました。


その後

選別作業


ラッピング作業


箱詰めをして、市場への到着を待っています。

ユリは花持ちが元々良いですが、これからの時期は更に花持ちや発色が良くなります。
多勢の方よりユリの癒しを感じていただければと思っています。

JA内田



青山フラワーマーケット様 定植圃場Part2

2011-10-04 16:28:07 | 産地魚沼
8月22日に青山フラワーマーケット様とFAJ様が定植を行い
早6週間が経過しました。
6週間後のビビアナはこんな感じで順調に生育しています。


10月に入り産地も秋らしくなってきました。すすきの穂も秋を
演出して、周りを囲んでいる山々も少しずつ色が変わってきました。


ビビアナもこんなに背が高くなり、順調に生育しています。


蕾も分かるようになり、これからどんどん大きくなって行きます。
大体蕾の数は4輪位になりそうです。


蕾のアップ、この大きさから栄養を蓄えてどんどん大きく成長を
して、最後に赤色の色を付けます。


植付前に起きた7月30日の水害の影響も出ています。この写真では
わかりずらいですが、右側の真ん中位一部で浸水の影響により若干の
生育不良が確認できます。

10月中旬から下旬にみなさんのところへお届けできることが待ち遠しいです。

JA内田


球根掘り取り体験会

2011-10-01 19:03:27 | 産地魚沼

恒例、月岡公園花広場球根掘り取り体験会が行われました。
雨が心配されましたが皆さんの精進よろしく、朝のうちに上がりました。

今回掘り取られた球根は、去年夏、宇賀地小学校の児童たちが植えてくれた球根です。

今年で3年目の体験会ですが、口コミで広がるのか年々参加者が増えている感じです。

12000球の球根は瞬く間にお掘り取られていきました。
きっと来年夏にはどこのご家庭に庭もユリが花盛りになることでしょう。

おや、懐かしい大先輩も参加されていました。
滝沢久寛さんと水島明さん。
ユリ と聞いてなんとなく駆けつけてみたそうです。お元気そうで何よりです。

今、花広場はやっと見ごろを迎えようとしています。
このユリが来年7月にもう一回満開になり、その球根が秋にまた掘り取られます。
お楽しみに。

                        by  森山英昭