花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

新品種

2007-10-31 12:18:33 | 花を作り続ける若者たち
私の住んでいる集落はユリ切花農家が大変多く、新品種を営利的に導入する前に少量を先に試験栽培することがあります
そのユリを分けていただきました
早速玄関に飾ります

でっこい(大きい)蕾です

作って飾って自分が納得したものを選びます
品種の特性や花色など仲間と話をする、仕事が趣味になる瞬間です

共進会ほりのうち花

2007-10-30 07:43:40 | 産地魚沼
共進会出品のほりのうちのユリの写真がまとまりました。

アボカド


アリオスト


アルスタ



カサブランカ


クリスタルブランカ


グルーワイン


コンカドール


シーラ


シベリア


ソルボンヌ


アラジンズデジール


トロピックダイアモンド


ノバセンブラ


バルパレイソ


ビビアナ


メイウッド


リアルト


リオネグロ


ロッテム

気がつけば晩秋になってしまいました

2007-10-29 08:02:44 | 花を作り続ける若者たち
今年は9月が異常に暑く真夏が2回あったようでした。そしておだやかな秋は無く、いきなり晩秋という感じです。めっきり朝晩は寒くなってしまいました。


 
晴天の朝は放射冷却でここまで気温がるようになりました。


刈り取りの終わった田んぼも霧でかすんでいます。


日中の天気は良いのかな。霧の朝日です。

山喜農園 2006年オランダ球根栽培試験開花へ

2007-10-26 20:35:10 | 花を作り続ける若者たち
平成19年10月19日
青年部で株式会社 山喜農園様が行っている2006年オランダ産球根を
用いた栽培試験を視察しました。

栽培が行われているハウスでは、オリエンタル百合が丁度開花を迎えており
栽培管理を行っている森山保課長様から今年の栽培と品種特性などの説明を
受けました。
青年部からは、栽培についての質問がとても多かったのですが
オランダでの育種の方向や、これから有望になってくるであろう品種群の質問など
先を見据えた質問もありました。

本年は、お盆以降の不安定な気候により葉やけが発生しやすい天気の時期も
ありました。
山喜農園様の試作においても、葉やけなどの生理障害が発生していましたが
その葉やけの要因について、土の準備における話を中心に
各品種においての根の張りの速度の違い、水の吸いの違いなど
百合にも品種ごとに個性があるということなど
有意義で濃い内容の勉強会でした。





農林水産大臣賞 堀之内生産者受賞しました。

2007-10-25 12:58:11 | 産地魚沼
第29回新潟県切花共進会
新潟県内から多くの出展がある中、当産地ほりのうちからは
合わせて35点の出展がありました。

総出展数が116点。
その中で、猛暑の中で栽培される極めて難しい作型でこれほど多くの出展を
する産地は他にありません。
ほりのうちの底力を感じることが出来る共進会です。

その中において、栄えある農林水産大臣賞を受賞することが出来ました。
出展品は カサブランカ。
栽培者は、魚沼市原 滝沢透さんです。

受賞された滝沢さんは、丹精込めて栽培した百合が受賞され
苦労も報われたことと思います。
おめでとうございました。
また、多くの特別賞、金賞、銀賞も受賞することが出来ました。
受賞された皆さん おめでとうございます。
出展にご協力頂いた多くの生産者の皆様も大変綺麗に咲いたと報告が
ありました。

農林水産大臣賞を受賞したカサブランカ


豪雪は花のゆりかご(ほりのうち花の歩み)更新しました

2007-10-25 12:57:08 | 産地魚沼
 「豪雪は花のゆりかご(ほりのうち花の歩み)」更新しました。
昭和32年の朝鮮ヒメユリ球根の暴落を経験し、さらに強い産地として歩みだしたほりのうちの花・・・

ほりのうちの花ホームページ
ご覧下さい。



右からリアルト、ロッテム、シーラ、ソルボンヌ

ゆりがさいたら また会おう 収穫へ

2007-10-24 12:18:52 | 花を作り続ける若者たち
平成19年8月24日に開催された産地内における小学生との
農業体験交流。
主催を新潟県農業士会魚沼ブロックで開催したこの行事。
無事、10月16日に収穫を終えました。

この日、植え込みをしてくれた子供たちは収穫を感謝し多くのみなさんに
見守られて初めての百合の切り取りを行いました。
この日は、中越沖地震発生から丁度3ヶ月。
収穫された百合は、そのまま柏崎市へ子供たちと共に運び
地震で被災された市民へ配布されました。

収穫のときは、魚沼市長もお越しになり子供たちと共に収穫を喜び
柏崎市では柏崎市長が子供たちの百合を受け取って下さいました。

思いの入った優しい百合をありがとう。
ほりのうちの百合は日本一だ と言って下さいました。
子供たちからは、被災された皆さんに勇気と笑顔をと
鼓笛隊の演奏が送られました。




新潟県切花共進会準備

2007-10-23 12:58:54 | 花を作り続ける若者たち
 共進会に出品された花を早朝(AM5:30)に集まり、大事に車に積み込み新潟ふるさと村に向かいました。



風が強く新聞折がはかどりません、森山組合長にも手伝ってもらいました。




水切りをした後、折った新聞を使いユリが動かないように固定します




会場に展示して花粉をとって終了です


魚沼からはユリ33点孔雀草2点、全体では18品目116点の出展がありました


順調に準備が進んだので会場を一回りして戻りました











これがユリ球根の子供です

2007-10-22 21:56:05 | 花を作り続ける若者たち
 ユリ球根は保存する為に湿らせたピートモスと混ぜ合わせてパッキングします。その中の欠けたリンペンに子球がついたところです。ユリ球根の増殖・養成の主たる方法であるリンペン繁殖は、この子球をオリエンタルユリでは2年から4年養成して新しい切花用球根になります。






オリエンタルユリ球根のリンペンに付いた子球です。