花狂~偉大なる先人達の孫~

戦後食糧難の時代、魚沼に花を根付かせた先人達。60年もの時が流れ私達がその孫世代。今日も日々花を育てています。

青年花き研究会の視察旅行 

2009-12-24 09:07:45 | 花を作り続ける若者たち

掲載が遅くなりましたが11月17日から18日にかけて青年花き研究会による視察旅行に行ってきました。
毎年行っていて、昨年までは市場を中心にした視察でしたが、今年は販売の現場と産地を見学させていただきました。

1日目の視察はジョイフル本田千葉ニュータウン店です。
大型のホームセンターでその中のフラワーコーナーにお邪魔しました。
とても広い売り場でお客様も途切れることのない様子でスケールの大きさに驚きました。
 
カサブランカ                             LAコーナー
(店舗の許可を得て撮影しました)

店舗を見学した後は担当者との懇談会です。
今回の懇談会には営業本部の溝口英明さんとフロリードの嶋田勝人さんとお話をしました。

花き研会員からの活発な意見などがあり
量販店の販売状況や市場との関係性など勉強になることが多かったと思います。

この旅行は花き研の忘年会も兼ねていて、この日の夜はホテルにて忘年会を開きました。
今年で花き研を引退される2名の先輩、水落敏幸さんと井上英樹さんを囲んで盛り上がる忘年会となりました。

乾杯のあいさつには引退される井上英樹さんにお願いしました。
先輩の一言にみんなが真剣に聞いていました。
これからも仲間としてよろしくお願いします。

2日目は深谷を産地視察しました。
この日は山喜農園社長さんに案内していただき
共選部会、3F、Fブラザーズを見学しました。
バスの中で深谷の歴史背景などを説明してもらいながら移動しました。


それぞれの組織が販売に対しての意識が高く自らの立ち位置が明確に感じ見習うべき点が多かったと思います。

 
中心品目であるL・Aは品質も高く生産量も多く生産計画もしっかりしたものに感じました。
オリエンタルの生産も非常に良い品質で球根導入に対しても組織内での調整ができているようでした。


最後に集荷場に置いてある自動選荷機を見ました。
自動で分荷をしてくれる機械のようです。

2日間にわたる視察旅行でしたが、堀之内の若い人たちによい勉強になったと思います。
今回訪問した先にて協力してくださった方々にはお礼申し上げます。
また機会があればよろしくお願いします。
ありがとうございました。

青年花き研究会 渡辺強






今年青年部を上がるお二人

2009-12-20 16:35:00 | 花を作り続ける若者たち
今年青年部を上がるお二人です。

長年にわたり青年部を引っ張って下さったお二人が心を込めて歌いました。
福山雅治‐『恋人』

甘い歌声は僕たち後輩の胸に響きました。

偉大な先輩方から受け継がれたユリに対する熱い思いを残された私達後輩がしっかり受け継ぎ、後世に伝えることがお世話になったお二人への一番の恩返しだと思います。

長い間本当にお疲れ様でした。


八木慎太朗


魚沼は雪に

2009-12-18 09:20:11 | 産地魚沼
平成21年12月18日 雪

15日の夜から日本海側を中心に大変多くの雪が降りました。
魚沼では、それよりも遅れて昨日の深夜から降り始め
一気に雪景色となりました。

春と雪融けから、雨の多かった夏、涼しい秋と過ぎ
また魚沼に冬がやってきました。

露地畑での仕事は完全に終わり、施設ハウスでの生産が終盤に。
また、チューリップの生産や山菜などの出荷も始まっているようです。
これから長い冬に入ります。

この一年間、ご愛顧賜り誠にありがとうございました。
実りある冬にしてゆくように、皆で学び春を待ちたいと思います。

広報 すずき

新潟県切花共進会表彰式

2009-12-02 18:25:39 | 産地魚沼
本日10月に行われた新潟県切花共進会の表彰式が新潟市で行われました。

「ほりのうちの花」からは新潟県知事賞を始め特別賞3、金賞7、銀賞4の受賞があり表彰を受けました。


県知事賞受賞の滝沢さん。


魚沼市長賞受賞の鈴木さん。


農林大臣賞受賞の阿賀野市の熊島さん。
熊島さんはご主人に先立たれお一人で菊作りに励んでおられるとか、大したのもです。熊島さんの出展された菊を共進会で見ましたが、凛とした良いものでした。




記念講演では(株)大田花き花の生活研究所 所長の桐生様より、「花の消費拡大に向けて」という演題でご講演いただきました。

消費が伸びない厳しい時代ではあるが、伸びているところもあるという中で、産地も消費形態をよく考えた中で取り組むとともに、自己分析も怠らずに取り組んで欲しいとの事。

 また季節感などを捉えた中で「日本の春は新潟から!」などのアピール。また「食と花とのリンクをアピールした販売などを展開してはどうか?」などの提案がありました。

視野を広く持って積極的に取り組まなければならないという感じなのだろうと思いました。

参加者某