5月中頃に、トケイソウが花を開き夏の花なのに早いなと思っていたら、月末の4,5日真夏日となり北海道で40℃近くとなる日本中が、異常気象で、熱中症を心配しながら過ごしている始末に、どうなっている
のかな、これから梅雨に入るというのに。
アメリカからトランプ大統領夫妻が、国賓として初来日、両陛下のおもてなしも素晴らしいもので,皇后雅子様も素敵でしたこと、輝かしい笑顔、キラキラして華か、こんなに華やかだったんだ、令和が明るく
感じる。
初めに“陽気ぐらし“があった
「陽気ぐらし」を説明するには、まず、天理教の人間創造説話、「元初まりの話」から始めなければなりません。この説話は、単なる昔ばなしではなく、親神様の思惑を象徴的にあらわしたものです。
あらすじは以下とおり。
_この世の元初まりは、泥海であった。親神はその様を味気なく思い、人間をつくり、その陽気ぐらしをするのを見てともに楽しもうと思われた。人間と世界を創造するにあたり、道具となるものを引き寄せ、
その合力によって9億9万9千9百99という種から人間創造を始めた。3度の出直し(死)と8千8度の生まれかわりを繰り返し、気の遠くなるような年限をかけ、心尽くし切って育て上げ、
ようやく人間は成人を遂げた。その成長に応じて環境も整い、やがて人間は陸上の生活をするに至った。_(天理教教典第3章参照)
説話全体を通して、親神様の守護のもとに、長い長い年数をかけて、ようやく今日の人間になった過程が説かれています。そして何よりも、「人間が陽気ぐらしをするのを見て、楽しもうと」言う親神様の思惑
が人間創造に先立って、存在したのです。
”人間は陽気ぐらしするために生まれてきた”というのは、ここのところです。もっと言うならば、人間のいのちは、陽気ぐらしをすることによって、はじめて全うされるのです。