ほんひらだより

この世界はすべて感謝です…なぜならば、それをできれば毎月ここで書き綴っていこうと思います。よろしかったらご覧ください。

ほんひらだよりNO.33

2012年06月14日 | 日記
紫陽花の色鮮やかに咲く季節になりました。久しぶりの五月晴れの日に、お話を伺いました。
その中に、人間として、命をなすのに、ものすごい競争をもって、母親の胎内へ宿し込まれ
生れてくるのだとお話されました。

春に柿の丸っこい花が4,5日の間たくさん落ちていた、一つの実をつけるのに、たくさんの花が淘汰され、
大きな実に育っていくのだと、生きとし生けるものは同じ営みをしている。

天理教の人間創造説話「元初まりの話」

この説話は、単なる昔話ではなく、親神様の思惑を象徴的にあらわしたものです。

・・・・この世の元初まりは、泥海であった、親神は、その様を味気なく思い、人間をつくり
その陽気ぐらしするのを見て、共に楽しもうと思われた、人間と世界を創造するにあたり、
道具となるものを引き寄せ、その合力によって、九億九万九千九百九十九という種から人間創造を始めた。
三度の出直し(死)と八千八度(はっせんやたび)の生まれ変わりを繰り返し、気の遠くなるような年限をかけ、
心尽くしきって、育て上げ、ようやく人間は、成人を遂げた、その成長に応じて環境も整い、やがて人間は、
陸上の生活をするに至った、と。
人間同士たすけ合って暮らす陽気ぐらしが神の望みであり、人間生活の目標である、と教えられています。


今月であの東日本大震災から一年3カ月が立ちました、国の内外から、大勢の人たちの支援の輪がいろんな形で
広がり復興がなされている、私たちの眼には見えない、メディアにも載せられないようなもの凄い事が沢山あると、
地元の知人から聞かされ、まだまだ大変なことだなと思い知らされました。何かできることはないものかと
思うばかりです。
この3・11の東日本大震災の事は、忘れることのないよう思いつづけ、「たすけあい」の輪がこれからも
広がりますようお祈りいたします。

 
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