ほんひらだより

この世界はすべて感謝です…なぜならば、それをできれば毎月ここで書き綴っていこうと思います。よろしかったらご覧ください。

ほんひらだより30

2012年03月24日 | 日記

今年は春一番が12年ぶりに吹かずに春が来ると、あの3.11の東日本大震災も、一年が立ってしまいました。被災地の皆様も、気を揉みながらの彼岸の墓参に出かけている様子をテレビで見。一日も早い復興がなされるよう親神様にお願いさせて頂きます。これからも長く心を寄せて参ります。






八つのほこり
おしい とは、心の働き、見の働きを惜しみ、税金など治めるべき物を台私惜しみ、世のため、道のため、人のためにすべき相応の勤めをかき、借りたるものを返すのを惜しみ、嫌な事は人にさせて、自分は楽をしたいという心。すべて、天理に適わぬ出し惜しみ、骨惜しみの心遣いはほこりであります。

ほしい とは、心も尽くさず、見も働かずして、金銭を欲しがり、不相応に良き物を着たがり、食べたがり、また、あるが上にも欲しがるような心。何事もたんのうの心を治めるのが肝心であります。

にくい とは、自分のために思って言ってくれる人に、かえって気を悪くして反感を持ち、あるいは、自分の気に入らない、癪に障ると人を毛嫌いし、陰口を言って、そしり笑うような心。また、銘々の身勝手から夫婦、親子など身内同士が、いがみ合うのもほこりであります。

かわい とは、わが身さえ良ければ、人はどうでもよいという心。我が子を甘やかして食べ物、着る物の好き嫌いを言わし、仕込むべき事も仕込まず、間違った事も意見せず、気ままにさせておくのは、よろしくありません。また、わが身を思って、人を悪く言うのもほこり。わが身我が子が可愛ければ、人の事も思いい、人の子も可愛がらねばなりません。