ほんひらだより

この世界はすべて感謝です…なぜならば、それをできれば毎月ここで書き綴っていこうと思います。よろしかったらご覧ください。

10月26日

2016年10月17日 | 日記
辺りにほっと匂いが、漂い始めるキンモクセイの香り、

今年も時期が来たのねとの思っているうちに、冷たい雨になり、

今日は11月の初めの陽気、ストーブを付ける始末、年は取りたくないなあ、


此の10月26日は、本部おぢばで、秋季大祭が執り行われます。今年からさかのぼって約180年以前、

天保9年10月26日に、天理教が始まりました立教の日なのです。


「我は元の神、実の神である。この屋敷にいんねんあり。このたび、世界一れつをたすけるために天降った。

みきを神のやしろに貰い受けたい」とは、

親神天理王命が、教祖中山みきの口を通して仰せになった最初の言葉です。

 家人は、この思いがけぬ啓示にうち驚き、再三言葉を尽くして辞退したが、親神は厳として退かれぬにより、

遂に、あらゆる人間思案を断ち、一家の都合を捨てて、仰せのままに順う旨を対えた。

 時に、天保9年10月26日、天理教は、ここに始まりました。

親神様が、初めてこの世に現れ「最後(だめ)の教え」として、開かれた元一日の日です。

午前8時より祭典がおこなわれます。世界の国から国中から、 人間を宿し込みのこのおぢばに帰ってきます。


「ぢば」は、親神様が人間をお創り下された場所で、親神天理王命様がお鎮まり下さるところです。
 
そして人間創造の証拠としてぢばに「かんろだい」が据えられ、礼拝の目標となっています。

かんろだいは、六角の台が大小十三段重ねられた、高さ八尺二寸(約二メートル四十八センチ)のだいです。

このかんろだいを囲んで、親神様が人間を創られた時の十全のお働きを、男五人、女五人の人々(つとめ人じゅう)が

それぞれの役割を手振りに現して「かぐらつとめ」がつとめられます。

それによって、人間を創められた時の働きが再現され、どんなたすけもすると教えられています。

ぢばは、そのおつとめがつとめられる場所です。

ぢばこそ、世界にたった一つの人類の故郷です。ですから、各地からぢばに参拝することを、

「おぢばに帰る」「おぢばがえり」と言います。

そこには、教祖がおられ、親の膝元に帰るという喜びと親しみが込められています。

それで「おかえりなさい」と迎えられるのです。