カレンダーを一枚めくったと思ったら、中東の事件がテレビで報じられて、どうなるのかと思っているうちに、
大変なことになっていました。
互いに助け合って暮らすことが、陽気ぐらしを望んでいる親神様の思し召しなのに、どんな事になっていくのか、
祈ることしかできない自分に気が滅入ります。素晴らしい報道をなさっていた方のですね、大きく目を見開かされました。
殺害された方の御霊にご冥福をお祈り申し上げます。
庭のボケと梅に小さくかたい蕾が見えてきました、寒さの中にも春は近づいてきていますが、
寒気団が次から次にと北から来ています、寒い日が続きます御身大切にお過ごしくださいますようにお祈りいたします。
八つのほこり にくい
にくいとは、自分のためを思って言うてくれる人を、かえって悪く思つてその人を憎み、
また、嫁・姑など身内同士の憎み合い、さらには人の陰口を言うて譏り、笑い、その場で出来た罪を憎まず、
人を憎むなどはほこりであると教えられています。
をしい、ほしいというのは、主として物に対する心遣いであります。
自分の持っている物を手放すのは惜しい、あるいは、できる働きもしない骨惜しみ。
また、自分が持っていない物を欲しいということです。
さらに、人に「ああして欲しい、こうして欲しい」という場合でも、求めているのはその人の行為です。
直接、人に向けられた感情ではありません。これにたいして、にくいとか、かわいというのは人に対する感情です。
世間でも愛憎などと申しますが、人に対する好悪の念の行き過ぎをほこりとして戒めております。
全てに自分のわがまま、気ままから人を憎む心です。
わが身勝手な思案を捨てることですね。