天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「ばるぼら」@28作目

2020年12月01日 | 映画感想
「ばるぼら」

元SMAPの稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんのダブル主演、と言っていいんだろう。そして原作は手塚治虫氏の同名タイトルコミック!更に本作の監督は手塚治虫氏のご子息!
…と、盛りに盛った感満載なんですが、自分手塚ファン自認してるつもりだったんだけど本作数少ない未読作品なんですよねー。だからどういう内容か皆無で鑑賞。

あらすじ
作家として活躍する美倉洋介(稲垣吾郎)は新宿駅の片隅で、ばるぼら(二階堂ふみ)という酩酊状態の少女と遭遇する。洋介は、見た目がホームレスのような彼女を自宅に連れて帰る。だらしなく常に酒を飲んでいるばるぼらにあきれながらも、洋介は彼女の不思議な魅力に惹(ひ)かれていく。
何より、彼女と一緒にいると新しい小説を書く意欲が湧くのだった。(Yahoo!Movieから丸パク)

んんんー、コレはね…多分原作コミック読み込んでから鑑賞した方が良かったんだろうなぁ~という手合いですわ。
何て言えばいいのか、「芸術とは何ぞや」とか「映像美の云々かんぬん」とか「倒錯美とイマジネーションがなんたら」とか、要は「ソッチ系」←はぁ?
手塚氏作品の実写映画化、しかも監督はご子息、更に撮影をクリストファー・ドイル、等々モリモリに盛ってる「踏み絵」みたいな作品でした。うん。
要するに「本作の良さが分からないヤツが映画レビューとかUPしてんぢゃねーよクソが」とか「自称・映画通」に言われそーな、自分が一番苦手なヤツですわ(とほほ)

と、言う訳でー、ここから先は「芸術・映像美の真髄?え?何それオイシイの?」レベルの市井に転がりまくってる阿呆がお届けしまーすw

先ずね、コレは正しく原作コミック未読の弊害なんだと思ったんだけど、映画冒頭からしばらく何が起こってるのかさっぱり要領が掴めない。
とりあえず小汚く酔い潰れてる「ばるぼら」を拾って自宅に連れ帰った人気イケメン作家の美倉が、最初はばるぼらの嫌味な戯れ言にイラ付いて家から叩き出すものの、その後謎のマネキンと倒錯SEX紛いだったり、某政治家の庭に居た犬と倒錯云々(←こんなんばっかw)を毎回ばるぼらに助けられて、いつの間にかドップリハマってて…って、
えーと。全然意味分かんないっす。つか、これらのエピソードに何か意味はあるんですか?それを読み解けない自分の感性がどーとかこーとか問題なんすか???

その後はね、特に感性が鋭くなくてもダイジョーブ!
以降延々と稲垣吾郎くん(全裸)VS二階堂ふみちゃん(全裸)の濡れ場一色なので、どなたでも安心してご視聴頂ける「なんだこの18禁展開ー!あっはっはー!」です♪
つーか、まあ稲垣吾郎くんに関しては特に言う事はないけどさ(ジャニーズ辞めて色々役の幅広げたいんだろーなーとか想像付くし)、それにしても二階堂ふみちゃんってこういう枠の女優さんだったの!?事務所はマジこの仕事よく出演OKしたわね凄いわ!いい歳のBBAの自分でもこの仕事は流石にムリだわレベルの脱ぎっぷりでしたけどw
こういうのを「映像美が云々」とか評価出来ちゃう人の事を逆に尊敬しちゃうわよ。だってただの安手のAVレベルにしか見えなかったもん自分(滝汗)
ただね、確かに本作のヒロインを二階堂ふみちゃんが演じるのには意味があったのかもしれない。だって、彼女の裸体が余りにもアスリート方向に美し過ぎて(腹筋辺りとか)ものすっごいエロい倒錯シーンのハズなんだけど、彼女の裸体を見ても「綺麗な身体だなー」とは思っても、全くエロい…ぶっちゃけ性欲は沸かなかったもんな(コラ

個人的にね、謎の宗教?の結婚式のシーンが結構ツボったんだけどさ(倒錯美がどうこうとかじゃなくて、ぶっちゃけお笑い方向にw)
ばるぼらと結婚する為に美倉は「ばるぼらのおかん(渡辺えり)」と交わした約束を守り、いよいよばるぼらとの挙式に挑むんだけど…
儀式(挙式)をする部屋には身一つ(要は全裸)で入らなければいけない決まりがある、と言われてゴロちゃん演じる美倉は全裸になって挑むんだけど。
挑むんだけど、絶対にギリギリ「イチモツ」は写らないように撮影してる(もしくは写ってるからカットしてる)んだけど、明らかにゴロちゃんが自分のイチモツを自分で握って隠して不安そうにキョドってるのがもうね…なんだろうこのご馳走w ←すいませんある意味自分が一番倒錯した最強BBAかもしれませんw
更に言うとね、その神聖な「全裸で望まなければならない場所」で、聖歌隊(的役割の女子達)は全裸だったのに、渡辺えりさんと牧師役の役者さん(すまん誰だか分からん)のお2人だけは着衣状態だったのって!何その謎ルール!そこは渡辺えりさんも覚悟決めて全裸晒してくれればまだもーちょっと面白いレビュー書けるのにぃー!的な^^;

はぁ、はぁ、はぁ。ふぅー。

まあそんな訳でね、自分の本レビューは本作の描いている事の多分1割も伝えられていないクソなんだと自覚しておりますよ。
だから全く参考にして頂かなくて結構です。むしろお目汚しが激しくて…ここまで読んで頂けて本当にありがとうございました(ペコペコ)
本来ですと更にこの先の展開にこそ大ツッコミ入れたかったんですが、この手のネタでしつこくするのは如何なモノかと思いますので…ご興味があれば是非劇場にGO!でネ♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする