「きらきら眼鏡」
森沢昭夫氏の同名タイトル小説の映画化。監督は犬童一利氏…この監督さんの作品は初見です。
ぶっちゃけると「犬童一心監督」と読み間違えてました(滝汗)名前めっちゃ似てますが…ご親族なんすかね?全くの偶然似た名前?
あらすじ
恋人を不慮の事故で亡くし立ち直れずにいた立花明海(金井浩人)は、ある日古本屋で手に入れたある本がきっかけで大滝あかね(池脇千鶴)と知り合った。
いつも笑顔を絶やさず前向きで明るいあかねに次第に惹かれて行く明海だったが、あかねには余命宣告を受けた恋人・木場裕二(安藤政信)が居たのだった…
主人公の立花明海役を演じた金井浩人君はポスターに「新人」と書かれていたのでちょっと調べてみたら…吉本興業所属だったw
何故吉本なんだよ役者なんだろ?まあ吉本だってお笑い以外のタレントさんも沢山抱えてるから別におかしくはないんだろーけどさ^^;
彼のフィルモグラフィを調べるとちょいちょい映画に出演されているようなので全くのド新人という訳ではないようですが…すいません全く知りませんでした。
で、映画始まってしばらく…と言うか、まあ全体的になんですが物凄い緩いペースで話が動いて行くんですよね。
特に映画冒頭の明海とあかねが知り合うまでの流れとか「……。コレは何が始まっているんでしょうか?」と疑問符乱れ飛び…ぶっちゃけ瞼が重たくなって行く(滝汗)
そして個人的に主人公のキャラがあんまり得意な手合いじゃないんだよなー。無口でボーッとしてて何考えてるんだかよく分かんないタイプっての?(コラコラ
「うわぁ~この人相手に1人で勝手にしゃべり続けるとか何の修行だよぉ~」って思っちゃうよ。
そんな苦行をモノともしないあかねを演じているのが池脇千鶴ちゃん(カワイイ!)、いやでもねー…正直本作の「あかね」というキャラも正直あんま好きじゃない。
フツーに考えてこんな可愛い顔した女の子が度々自分を誘って来て凄く楽しそうにしてくれて、色々心配してくれたりした挙句に自宅にまで招いてくれてさ…
コレで勘違いしない男がいたら逆に物凄くお目出度いタイプかもしくはゲイのどちらかでしょうよ!^^;
はっきり言って「物凄~く思わせ振りな小悪魔系女子」ですね、こんなん実在してたら多分同性から総スカン食らうタイプですよ(苦笑)
という、ワタクシの苦手系男子VS苦手系女子のお話なので観ていて苦しいったらありゃしない(あははははー)
ところで延々ゆるゆると話を紡いでいく訳ですが、映画の主題は「大切な人を喪った側の気持ち、そして大切な人を残して逝かなければならない側の気持ち」
余命宣告を受けたあかねの恋人「ユージ」を安藤政信さんが演じていらっしゃるんですが、まーこの人本当にカッコイイな!
そしてこんなカッコイイ人がクライマックスでなりふり構わず自分の心の叫びをさらけ出すんですよ…上手いわぁ~流石に涙腺サハラ砂漠の自分も泣けた。
と言うか、個人的に自分も身内(父親)を癌で亡くしているんですよね。どうしても父親の最期の様子を思い出してしまうので本作の主題に関して言えば
全く身内や近親者をこういう形で喪った事のない人とは思い入れが違うと思うんです。だからちょっと評価出来ないですね。
池脇千鶴ちゃん、好きな女優さんなんだけど…彼女って何者にでもなれますよね。どんなキャラクターにもなれる稀有な女優さんだと思うんですが
何と言うか…余りにも上手過ぎて「池脇千鶴カラー」が見えない、とでも言うのか。
いい表現が見つからないんだけど、例えば映画のヒロインをやる女優さんって割と多いのが「女優さんのイメージカラーがあって、それに沿った役作り」してる感じ?
例えばー、石原さとみちゃんとか北川景子ちゃんとか、あと方向性は違うけどやっぱりキャラ立ちしてるのは米倉涼子さんとかさ。
彼女らと違って池脇千鶴ちゃんって「完全に自分キャラ消して役に成り切るタイプ」に見えるんですよね。まあそれだけ上手いという事なんですが。
何と言うか~もうちょっとTVドラマとかバラエティにも顔出して「池脇キャラ」を打ち出してもいいんじゃないかなー、とかね。
それから明海を演じた金井浩人君、ちょっと見た目が田中圭君っぽい「ふんわり男子」って感じですが…まだ演技固いよね^^;
今回の役が朴訥なキャラだったから敢えてのそういうキャラ作りだったのか?それにしてももう少し表情出して貰わないと「アナタ何考えてるんすか?」になっちゃう。
こーゆーの見るとやっぱ「普通の会話の演技」って素人がフツーに喋ってるんじゃーダメなんだよなーと思うよ。
役者さんは「普通の会話」というのをガッツリ作り込んで演じているんですねー。
「リアルの普通の会話」と「普通の会話の演技」には天と地程の差があるのだなぁ、と改めて思わされました。
森沢昭夫氏の同名タイトル小説の映画化。監督は犬童一利氏…この監督さんの作品は初見です。
ぶっちゃけると「犬童一心監督」と読み間違えてました(滝汗)名前めっちゃ似てますが…ご親族なんすかね?全くの偶然似た名前?
あらすじ
恋人を不慮の事故で亡くし立ち直れずにいた立花明海(金井浩人)は、ある日古本屋で手に入れたある本がきっかけで大滝あかね(池脇千鶴)と知り合った。
いつも笑顔を絶やさず前向きで明るいあかねに次第に惹かれて行く明海だったが、あかねには余命宣告を受けた恋人・木場裕二(安藤政信)が居たのだった…
主人公の立花明海役を演じた金井浩人君はポスターに「新人」と書かれていたのでちょっと調べてみたら…吉本興業所属だったw
何故吉本なんだよ役者なんだろ?まあ吉本だってお笑い以外のタレントさんも沢山抱えてるから別におかしくはないんだろーけどさ^^;
彼のフィルモグラフィを調べるとちょいちょい映画に出演されているようなので全くのド新人という訳ではないようですが…すいません全く知りませんでした。
で、映画始まってしばらく…と言うか、まあ全体的になんですが物凄い緩いペースで話が動いて行くんですよね。
特に映画冒頭の明海とあかねが知り合うまでの流れとか「……。コレは何が始まっているんでしょうか?」と疑問符乱れ飛び…ぶっちゃけ瞼が重たくなって行く(滝汗)
そして個人的に主人公のキャラがあんまり得意な手合いじゃないんだよなー。無口でボーッとしてて何考えてるんだかよく分かんないタイプっての?(コラコラ
「うわぁ~この人相手に1人で勝手にしゃべり続けるとか何の修行だよぉ~」って思っちゃうよ。
そんな苦行をモノともしないあかねを演じているのが池脇千鶴ちゃん(カワイイ!)、いやでもねー…正直本作の「あかね」というキャラも正直あんま好きじゃない。
フツーに考えてこんな可愛い顔した女の子が度々自分を誘って来て凄く楽しそうにしてくれて、色々心配してくれたりした挙句に自宅にまで招いてくれてさ…
コレで勘違いしない男がいたら逆に物凄くお目出度いタイプかもしくはゲイのどちらかでしょうよ!^^;
はっきり言って「物凄~く思わせ振りな小悪魔系女子」ですね、こんなん実在してたら多分同性から総スカン食らうタイプですよ(苦笑)
という、ワタクシの苦手系男子VS苦手系女子のお話なので観ていて苦しいったらありゃしない(あははははー)
ところで延々ゆるゆると話を紡いでいく訳ですが、映画の主題は「大切な人を喪った側の気持ち、そして大切な人を残して逝かなければならない側の気持ち」
余命宣告を受けたあかねの恋人「ユージ」を安藤政信さんが演じていらっしゃるんですが、まーこの人本当にカッコイイな!
そしてこんなカッコイイ人がクライマックスでなりふり構わず自分の心の叫びをさらけ出すんですよ…上手いわぁ~流石に涙腺サハラ砂漠の自分も泣けた。
と言うか、個人的に自分も身内(父親)を癌で亡くしているんですよね。どうしても父親の最期の様子を思い出してしまうので本作の主題に関して言えば
全く身内や近親者をこういう形で喪った事のない人とは思い入れが違うと思うんです。だからちょっと評価出来ないですね。
池脇千鶴ちゃん、好きな女優さんなんだけど…彼女って何者にでもなれますよね。どんなキャラクターにもなれる稀有な女優さんだと思うんですが
何と言うか…余りにも上手過ぎて「池脇千鶴カラー」が見えない、とでも言うのか。
いい表現が見つからないんだけど、例えば映画のヒロインをやる女優さんって割と多いのが「女優さんのイメージカラーがあって、それに沿った役作り」してる感じ?
例えばー、石原さとみちゃんとか北川景子ちゃんとか、あと方向性は違うけどやっぱりキャラ立ちしてるのは米倉涼子さんとかさ。
彼女らと違って池脇千鶴ちゃんって「完全に自分キャラ消して役に成り切るタイプ」に見えるんですよね。まあそれだけ上手いという事なんですが。
何と言うか~もうちょっとTVドラマとかバラエティにも顔出して「池脇キャラ」を打ち出してもいいんじゃないかなー、とかね。
それから明海を演じた金井浩人君、ちょっと見た目が田中圭君っぽい「ふんわり男子」って感じですが…まだ演技固いよね^^;
今回の役が朴訥なキャラだったから敢えてのそういうキャラ作りだったのか?それにしてももう少し表情出して貰わないと「アナタ何考えてるんすか?」になっちゃう。
こーゆーの見るとやっぱ「普通の会話の演技」って素人がフツーに喋ってるんじゃーダメなんだよなーと思うよ。
役者さんは「普通の会話」というのをガッツリ作り込んで演じているんですねー。
「リアルの普通の会話」と「普通の会話の演技」には天と地程の差があるのだなぁ、と改めて思わされました。
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