コツコツ映画観てます。
コツコツスキーの予定も立ててます。
そしてコツコツ編み物の編んでるんですよ!女子ネタはまた画像撮って後日UPするわっ!
【※CAUTION】
そうそう…本日の感想、全て盛大にネタバレ・オチバレしています!
まだ本作品を未見の方、これから観る予定の方は絶賛スルー推奨です。この先を読むのはあくまでも自己責任で!
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「黒執事」5作目
コミックが原作らしい?アニメ版もあるとか…どちらも未読・未見ですが水嶋ヒロ君の復帰作という事と映画の予告編が何とも興味をそそったので鑑賞。
ちなみにものすごーく珍しく旦那も一緒に観に行きましたよ。旦那は絶対邦画は金払って観ないと思ってたのにな。
設定が多分どこかのパラレルワールドで、その世界は「西側諸国」と「東側諸国」に大別されている。西側諸国は女王陛下が君臨する専制君主制で
東側諸国は基本的に女王陛下クソ食らえな考えの小国が群れている、という感じ。それで西側諸国に対して王政転覆を企てる東側諸国の動きを封じる為に
女王は「女王の番犬」と呼ばれるスパイ(謎)を東側諸国に放っている。
で、剛力ちゃん演じる「幻峰清玄(げんぽうきよはる)」は(と言うか幻峰家が、という事かな)その女王の番犬をしている。
そんでもって水嶋ヒロ君演じる「執事のセバスチャン@名前の由来は昔飼っていたワンコの名前から取ったらしい」はどうやら悪魔らしくて(プッ)
10年前に剛力ちゃんがご両親を殺された後にどういう約束だか知らんが(多分親の仇打ち)目的を果たすまでは剛力ちゃんの完璧かつ忠実な執事を
勤める代わりに、目的が達成された暁には剛力ちゃんの魂を頂く、という契約を交わしたらしい。多分。
↑は物語の世界観と言うか概要で、今回は東側諸国で最近頻繁に起こる「連続ミイラ化死体事件」を追って行く、という内容。
既に「今回は」って書いちゃってるけど、もう続編作る気マンマンな作りで、だからなのかアチコチ微妙に説明してくれるけど微妙に説明不足な感が。
いかにも「今後このシリーズを観ていくと徐々に色んな秘密が暴かれていくんですよー♪」ってな、そーいうのが許されるのは「指輪物語」だの
「ハリーポッター」クラスの世界的大ヒットレベルじゃなきゃあかんやろ(ボソ
とは言うものの、実は案外面白かった!うん、今回は珍しく期待値以上に面白かったよ!!
何しろ水嶋ヒロ君が物凄いカッコイイわー!スクリーンいっぱいに顔のどアップが抜かれるシーンが何度も何度も何度もあるんだけど、
うんもう後100万回どアップ抜いて貰って全然構わないっ!何この人の顔の作り!!美し過ぎて人間と思えないっ!…あ、悪魔の役だったか(そーじゃなくてw
そしてアクションシーンの作りが意外にいいぞ。映画冒頭から「うおぉぉぉ!」なアクションシーンで観客の目を惹き付けますが、今ではド定番化した
「マトリックス方式(物凄い早い動きのシーンを敢えてスローモーションで見せる事で逆にスピード感を出す手法)」も使い過ぎず&効果的に使用しているし
アクションシーンについて言えば、山本美月ちゃんのアクションも予想以上に動きや流れが良かった。
配役も概ね満足。水嶋ヒロ君の黒執事はもう文句のない出来。パーフェクトと言っていい♪それから意外だったのが優香ちゃん。
彼女の迫力のある演技はなかなかでしたよ。クライマックス~なんて結構いい表情するよね。ちょっと彼女を見直しちゃったわ♪
内容はー…正直上滑りな感はあるけど(そもそも敢えて要人を使って実験する意味あったのか?死体にカード付ける意味あったのか?とかモヤモヤ)
でもまあそこそこまとまっていたような?一応ミステリーとしての体もギリギリ成していたかな?という感じですし。
世界観を考えると本作はハリウッド・リメイクした方が面白くなりそうな内容ですよね。邦画では色々制約が多くて映像に限界を感じますし。
…と、敢えてここまで触れて来なかった剛力ちゃん(滝汗
この子はどーなんだい?役ドコロとしては両親を殺された事をきっかけに男として生きていく事に決めた「男装の麗人」という設定らしいんだけど
誰がどう見ても最初っから「剛力ちゃん」以外のナニモノでもないという。男装の麗人にも見えなかったよ。普通の剛力ちゃんだったよ(ヲイ
なんだろーなー。この人演技してる?今の日本の芸能界で演技しなくても許されるのはキムタク位だと思うぞ?そして今の日本の芸能界でセリフ完全棒読みでも
許されるのは沢口靖子さん位だと思うぞ?^^;
続編作られたら(多分間違いなく作られるんでそ?)観に行くかなー?んー、水嶋ヒロ君が本当に良かったから観に行っちゃうかもなー♪
「鑑定士と顔のない依頼人」6作目
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督×音楽エンニオ・モリコーネの黄金コンビが再びタッグを組んだ作品。
主人公の鑑定士はその鋭い審美眼により世界中のオークショニア達から絶大な信頼を受けている。ある日突然見知らぬ女から電話が掛かって来て
女の両親が他界したのをきっかけに両親の遺品の鑑定して欲しいと依頼される。果たして約束の時間に行っても依頼人の女は現れない。
その後も電話の遣り取りだけで鑑定依頼の話は進んでいくのだが…というミステリー。
実は女は屋敷の中の隠し部屋に居て「広所恐怖症」という、人前に出る事に恐怖を感じる病なのだと後に判る。
14~5歳の頃に発症し、それから10数年(現在は27歳という設定だったかな)全く人前に姿を晒した事がないという。
対する鑑定士も実は女性恐怖症というか「肖像画の女性(今風に言うと2次元)」しか愛せない上に極度の潔癖症で、食事の際も手袋を外さない、
電話もハンカチで包んで持つという徹底ぶりを発揮。正に「破れ鍋に綴じ蓋」のような2人が出会った事で、お互い苦手意識がシンクロしたのか?
ジワジワとトラウマを克服していくと同時にいつしか2人は心を通い合わせて深く信頼し合う~愛し合うようになる…♪
ふ━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━ん
鑑定士(推定60代後半~70代前半@童貞)には恋愛指南役的な青年が付いていて(元は仕事上で知り合ったらしい?20代後半イケメン)
遂にうら若く美しい女が表に出て来てジジイ…おっと、鑑定士と恋に落ちるくだりまで観ていて「はー、要するに最終的に外の世界を知った女は
ようやく目が覚めてジジイから逃げるようにしてこのイケメン青年君と手に手を取って真っ当な愛の世界に旅立って行くのね」とオチまで見透かしていたのだが
ところがどっこい!話は全く予想だにしなかった方向にゴロゴロと転がって行って、もう唖然茫然とはこの事だったよ^^;
何でこんな無茶振りするかなトルナトーレ!と思いながら(本当に口あんぐり開けてスクリーン観てたわw)ラストのあのくだりを観て…
何と言う悲しいお話なんだろう、と暗澹たる気分になってしまったよ。
だってさ、この話はもうスタート地点から仕組まれてたんだよ。しかもだよ、鑑定士があれだけの絵画を蒐集している事を知っていたのは鑑定士と…
そう、あの人だけなんだ。しかも真作を贋作だと偽って安価で落札させていたモノなんだから当然だけど警察に届け出なんて出せない。
要するに彼は多分自分の人生で唯一信じて来た人に騙された、という事なんだよ。ただ恋人に裏切られたなんていう簡単な話じゃない。
鑑定士は、人生でたった一度も、誰からも愛されなかった。誰からも信用されなかったんだ。こんな悲しい話があっていいものかと。
自業自得なんだろうけど、それにしても余りにも切ない。人生の最晩年をあんな風に一人ぼっちで生きていかなければならないなんて。
プラハのレストランで人待ち顔で席に座る鑑定士は幸せだと思う?それでもほんの一瞬でも、例え偽りだったとしても愛を知って幸せだったと思う?
「そりゃー幸せでしょうよ」と言うのは簡単だろうけど、現実問題、もし私があの鑑定士だったら99%発狂してたと思うよ。余りに辛過ぎる話だ。
「危険な関係」
元々は1700年代にピエール・ショデルロ・ド・ラクロによって発表されたフランス古典文学作品で、過去何度も映画化や舞台化されている作品。
私も学生時代に翻訳小説を読んだ記憶があるし、本作を元ネタにして制作されたヨン様映画「スキャンダル」も観てる。
今回は舞台を1930年代の「魔都・上海」に置き換えて制作。
まず舞台が1930年代の上海(の上流階級)、というだけでも心沸き立つ。
豪華にして壮麗、そして何とも言えない退廃的な空気感…これ以上スキャンダラスな恋の舞台にお似合いの設定があるだろうか。
そして何より本作はキャスティングが有り得ない位豪華!自由奔放に振る舞うプレイボーイのシエ・イーファン役をチャン・ドンゴン様が(キャー!
シエと丁々発止を繰り返す実業家にして超悪女モー・ジユ役をセシリア・チャン、そしてシエとモーの賭けの対象にされてしまう美しくも清らかな
若き未亡人フェンユー役を中国映画界の至宝チャン・ツィイーが熱演。
いやぁ~、よくもこんな大物ばっかりキャスティング出来たもんだ!もうコレだけでお腹いっぱいになっちゃうな♪
話はもう何度も何度も繰り返されている超古典だからアレコレ今更言う事なんぞない…というか、何故また今コレをリメイクしたのか?^^;
まあいいや。とにかく何度リメイクされてもまだ何度でも観れる。だからこそ何度も何度もキャストを変えて舞台を変えて制作されるんだろう。
それでも今回のこの1930年代上海という舞台、そしてこのキャスト、過去の作品を全部観た訳ではないから比べようもないんだけど
きっとその中でも本作は1,2を争うクオリティに仕上がっていたのではないかと思う!
まーとにかくチャン・ツィイーはデビューした時から全然変わらない!今でも身悶えしたくなるほど清らかで愛らしい!
全く顔が歳取らないんだけど、でもキャリアは確実に積んでるから細かい仕草やちょっと垣間見せる目の動きとか物凄く作り込んでる。
嫌悪がちょっとした興味に、興味が困惑に、困惑が愛へと姿を変えていく様子をチャン・ツィイーが見事なまでに演じてたと思う。
チャン・ドンゴンも最近ではヒーロー縛りでもあるのか?という位の大物っぷりだけど、本作では愛と女に翻弄されるプレイボーイを好演♪
口髭がエローい♪この人本当に目に色気があるのよね(萌)
そしてセシリア・チャンのゴージャスなメイクと衣装がゴージャスなご本人のキャラとガッツリスクラム組んで物凄い迫力!
いんやぁ~!いいモノ観れたわー♪^^
おっと、当然だけど中国制作だからチャン・ツィイーちゃんもいい表情は見せてくれてもギリギリでBodyまでは見せてくれません。お約束ねw
コツコツスキーの予定も立ててます。
そしてコツコツ編み物の編んでるんですよ!女子ネタはまた画像撮って後日UPするわっ!
【※CAUTION】
そうそう…本日の感想、全て盛大にネタバレ・オチバレしています!
まだ本作品を未見の方、これから観る予定の方は絶賛スルー推奨です。この先を読むのはあくまでも自己責任で!
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「黒執事」5作目
コミックが原作らしい?アニメ版もあるとか…どちらも未読・未見ですが水嶋ヒロ君の復帰作という事と映画の予告編が何とも興味をそそったので鑑賞。
ちなみにものすごーく珍しく旦那も一緒に観に行きましたよ。旦那は絶対邦画は金払って観ないと思ってたのにな。
設定が多分どこかのパラレルワールドで、その世界は「西側諸国」と「東側諸国」に大別されている。西側諸国は女王陛下が君臨する専制君主制で
東側諸国は基本的に女王陛下クソ食らえな考えの小国が群れている、という感じ。それで西側諸国に対して王政転覆を企てる東側諸国の動きを封じる為に
女王は「女王の番犬」と呼ばれるスパイ(謎)を東側諸国に放っている。
で、剛力ちゃん演じる「幻峰清玄(げんぽうきよはる)」は(と言うか幻峰家が、という事かな)その女王の番犬をしている。
そんでもって水嶋ヒロ君演じる「執事のセバスチャン@名前の由来は昔飼っていたワンコの名前から取ったらしい」はどうやら悪魔らしくて(プッ)
10年前に剛力ちゃんがご両親を殺された後にどういう約束だか知らんが(多分親の仇打ち)目的を果たすまでは剛力ちゃんの完璧かつ忠実な執事を
勤める代わりに、目的が達成された暁には剛力ちゃんの魂を頂く、という契約を交わしたらしい。多分。
↑は物語の世界観と言うか概要で、今回は東側諸国で最近頻繁に起こる「連続ミイラ化死体事件」を追って行く、という内容。
既に「今回は」って書いちゃってるけど、もう続編作る気マンマンな作りで、だからなのかアチコチ微妙に説明してくれるけど微妙に説明不足な感が。
いかにも「今後このシリーズを観ていくと徐々に色んな秘密が暴かれていくんですよー♪」ってな、そーいうのが許されるのは「指輪物語」だの
「ハリーポッター」クラスの世界的大ヒットレベルじゃなきゃあかんやろ(ボソ
とは言うものの、実は案外面白かった!うん、今回は珍しく期待値以上に面白かったよ!!
何しろ水嶋ヒロ君が物凄いカッコイイわー!スクリーンいっぱいに顔のどアップが抜かれるシーンが何度も何度も何度もあるんだけど、
うんもう後100万回どアップ抜いて貰って全然構わないっ!何この人の顔の作り!!美し過ぎて人間と思えないっ!…あ、悪魔の役だったか(そーじゃなくてw
そしてアクションシーンの作りが意外にいいぞ。映画冒頭から「うおぉぉぉ!」なアクションシーンで観客の目を惹き付けますが、今ではド定番化した
「マトリックス方式(物凄い早い動きのシーンを敢えてスローモーションで見せる事で逆にスピード感を出す手法)」も使い過ぎず&効果的に使用しているし
アクションシーンについて言えば、山本美月ちゃんのアクションも予想以上に動きや流れが良かった。
配役も概ね満足。水嶋ヒロ君の黒執事はもう文句のない出来。パーフェクトと言っていい♪それから意外だったのが優香ちゃん。
彼女の迫力のある演技はなかなかでしたよ。クライマックス~なんて結構いい表情するよね。ちょっと彼女を見直しちゃったわ♪
内容はー…正直上滑りな感はあるけど(そもそも敢えて要人を使って実験する意味あったのか?死体にカード付ける意味あったのか?とかモヤモヤ)
でもまあそこそこまとまっていたような?一応ミステリーとしての体もギリギリ成していたかな?という感じですし。
世界観を考えると本作はハリウッド・リメイクした方が面白くなりそうな内容ですよね。邦画では色々制約が多くて映像に限界を感じますし。
…と、敢えてここまで触れて来なかった剛力ちゃん(滝汗
この子はどーなんだい?役ドコロとしては両親を殺された事をきっかけに男として生きていく事に決めた「男装の麗人」という設定らしいんだけど
誰がどう見ても最初っから「剛力ちゃん」以外のナニモノでもないという。男装の麗人にも見えなかったよ。普通の剛力ちゃんだったよ(ヲイ
なんだろーなー。この人演技してる?今の日本の芸能界で演技しなくても許されるのはキムタク位だと思うぞ?そして今の日本の芸能界でセリフ完全棒読みでも
許されるのは沢口靖子さん位だと思うぞ?^^;
続編作られたら(多分間違いなく作られるんでそ?)観に行くかなー?んー、水嶋ヒロ君が本当に良かったから観に行っちゃうかもなー♪
「鑑定士と顔のない依頼人」6作目
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督×音楽エンニオ・モリコーネの黄金コンビが再びタッグを組んだ作品。
主人公の鑑定士はその鋭い審美眼により世界中のオークショニア達から絶大な信頼を受けている。ある日突然見知らぬ女から電話が掛かって来て
女の両親が他界したのをきっかけに両親の遺品の鑑定して欲しいと依頼される。果たして約束の時間に行っても依頼人の女は現れない。
その後も電話の遣り取りだけで鑑定依頼の話は進んでいくのだが…というミステリー。
実は女は屋敷の中の隠し部屋に居て「広所恐怖症」という、人前に出る事に恐怖を感じる病なのだと後に判る。
14~5歳の頃に発症し、それから10数年(現在は27歳という設定だったかな)全く人前に姿を晒した事がないという。
対する鑑定士も実は女性恐怖症というか「肖像画の女性(今風に言うと2次元)」しか愛せない上に極度の潔癖症で、食事の際も手袋を外さない、
電話もハンカチで包んで持つという徹底ぶりを発揮。正に「破れ鍋に綴じ蓋」のような2人が出会った事で、お互い苦手意識がシンクロしたのか?
ジワジワとトラウマを克服していくと同時にいつしか2人は心を通い合わせて深く信頼し合う~愛し合うようになる…♪
ふ━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━ん
鑑定士(推定60代後半~70代前半@童貞)には恋愛指南役的な青年が付いていて(元は仕事上で知り合ったらしい?20代後半イケメン)
遂にうら若く美しい女が表に出て来てジジイ…おっと、鑑定士と恋に落ちるくだりまで観ていて「はー、要するに最終的に外の世界を知った女は
ようやく目が覚めてジジイから逃げるようにしてこのイケメン青年君と手に手を取って真っ当な愛の世界に旅立って行くのね」とオチまで見透かしていたのだが
ところがどっこい!話は全く予想だにしなかった方向にゴロゴロと転がって行って、もう唖然茫然とはこの事だったよ^^;
何でこんな無茶振りするかなトルナトーレ!と思いながら(本当に口あんぐり開けてスクリーン観てたわw)ラストのあのくだりを観て…
何と言う悲しいお話なんだろう、と暗澹たる気分になってしまったよ。
だってさ、この話はもうスタート地点から仕組まれてたんだよ。しかもだよ、鑑定士があれだけの絵画を蒐集している事を知っていたのは鑑定士と…
そう、あの人だけなんだ。しかも真作を贋作だと偽って安価で落札させていたモノなんだから当然だけど警察に届け出なんて出せない。
要するに彼は多分自分の人生で唯一信じて来た人に騙された、という事なんだよ。ただ恋人に裏切られたなんていう簡単な話じゃない。
鑑定士は、人生でたった一度も、誰からも愛されなかった。誰からも信用されなかったんだ。こんな悲しい話があっていいものかと。
自業自得なんだろうけど、それにしても余りにも切ない。人生の最晩年をあんな風に一人ぼっちで生きていかなければならないなんて。
プラハのレストランで人待ち顔で席に座る鑑定士は幸せだと思う?それでもほんの一瞬でも、例え偽りだったとしても愛を知って幸せだったと思う?
「そりゃー幸せでしょうよ」と言うのは簡単だろうけど、現実問題、もし私があの鑑定士だったら99%発狂してたと思うよ。余りに辛過ぎる話だ。
「危険な関係」
元々は1700年代にピエール・ショデルロ・ド・ラクロによって発表されたフランス古典文学作品で、過去何度も映画化や舞台化されている作品。
私も学生時代に翻訳小説を読んだ記憶があるし、本作を元ネタにして制作されたヨン様映画「スキャンダル」も観てる。
今回は舞台を1930年代の「魔都・上海」に置き換えて制作。
まず舞台が1930年代の上海(の上流階級)、というだけでも心沸き立つ。
豪華にして壮麗、そして何とも言えない退廃的な空気感…これ以上スキャンダラスな恋の舞台にお似合いの設定があるだろうか。
そして何より本作はキャスティングが有り得ない位豪華!自由奔放に振る舞うプレイボーイのシエ・イーファン役をチャン・ドンゴン様が(キャー!
シエと丁々発止を繰り返す実業家にして超悪女モー・ジユ役をセシリア・チャン、そしてシエとモーの賭けの対象にされてしまう美しくも清らかな
若き未亡人フェンユー役を中国映画界の至宝チャン・ツィイーが熱演。
いやぁ~、よくもこんな大物ばっかりキャスティング出来たもんだ!もうコレだけでお腹いっぱいになっちゃうな♪
話はもう何度も何度も繰り返されている超古典だからアレコレ今更言う事なんぞない…というか、何故また今コレをリメイクしたのか?^^;
まあいいや。とにかく何度リメイクされてもまだ何度でも観れる。だからこそ何度も何度もキャストを変えて舞台を変えて制作されるんだろう。
それでも今回のこの1930年代上海という舞台、そしてこのキャスト、過去の作品を全部観た訳ではないから比べようもないんだけど
きっとその中でも本作は1,2を争うクオリティに仕上がっていたのではないかと思う!
まーとにかくチャン・ツィイーはデビューした時から全然変わらない!今でも身悶えしたくなるほど清らかで愛らしい!
全く顔が歳取らないんだけど、でもキャリアは確実に積んでるから細かい仕草やちょっと垣間見せる目の動きとか物凄く作り込んでる。
嫌悪がちょっとした興味に、興味が困惑に、困惑が愛へと姿を変えていく様子をチャン・ツィイーが見事なまでに演じてたと思う。
チャン・ドンゴンも最近ではヒーロー縛りでもあるのか?という位の大物っぷりだけど、本作では愛と女に翻弄されるプレイボーイを好演♪
口髭がエローい♪この人本当に目に色気があるのよね(萌)
そしてセシリア・チャンのゴージャスなメイクと衣装がゴージャスなご本人のキャラとガッツリスクラム組んで物凄い迫力!
いんやぁ~!いいモノ観れたわー♪^^
おっと、当然だけど中国制作だからチャン・ツィイーちゃんもいい表情は見せてくれてもギリギリでBodyまでは見せてくれません。お約束ねw
なんでだろう。
なんか私、女優っておっぱいのでっかい人が好きなのかな。
夢のようなボディー!というのが。
いや、べつに華奢でもいいのだが……ゴージャスなムードが好きなのかも。
彼女にそれが感じられないのが敗因かな~。うーん。
おっぱい比べになったらチャン・ツィイーちゃんに出番ないしー^^;
でも彼女は世界のロリコン市場を一手に引き受けてくれてる貴重な存在だからねっ!
彼女が好みのタイプだ♪っていうヤローは大概ロリ好きだからw
私は結構チャン・ツィイーちゃん好きだけど、まー言うても「じゃあペネロペちゃんとどっちが好き?」って聞かれたら秒速で「ペネロペちゃんっ!」って答えてるだろーしw
やっぱラテンの血には勝てないよなぁ~。ラテン最強だよなぁ~♪^^