ちょっと映画レビュー記事のタイトルの書き方を変えてみようかと。
もしかしたらまた元に戻すかもしれない…まあ、色々BLOGもテコ入れしていかないとダメかな?と思って試行錯誤中
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「大脱出」1作目
スタローン×シュワちゃん、2大ハリウッド筋肉番付スター(往年の)共演の話題作!
何でも脱獄不可能な監獄からスタローンとシュワちゃんが手に手を取って脱獄を企てるのだが?という話…というか間違いなく脱獄出来る!
だって2大スターが脱獄するんだもんっ!オチは脱獄成功するに決まってるじゃんっ!!(ヲイコラw
本作は余り外野の情報や前評判を調べずに、単に「スタローンとシュワちゃんが脱獄を企てる話」という情報だけで観た方がいい。
実際私はそこまでの情報だけで鑑賞したので、映画中盤に明かされる「何故この監獄が絶対に脱獄不可能だと言われているのか」というネタの
種明かしを知って「なーるーほーどーねー!確かにこの条件下だったら脱獄はムリだわね!(逆にこの条件でどーやって脱獄するの?wktk)」と
最後まで緊張感を持ってスクリーンを観る事が出来ましたので。
まーこのBLOGに辿り着く前に本作の情報がジャンジャンダダ漏れているので、今更ココでこんな事書いてもあんまり意味ないだろうけどね(苦笑
そんなこんな本作、
この監獄の作りを鑑賞前から知ってる人が観るとどーにも退屈なんだろなーと思うんですが^^;
知らずに観た私には結構楽しめました。スタローン×シュワちゃんというフレコミですが、あくまでも主役はスタローン。
スタローンの頭脳戦+シュワちゃんのカリスマ性+緩いアクション+クライマックスはそれなりの火薬量、という盤石な作り。
何か微妙に嫌味な書き方してるけどね、マジ私は本作はなかなか楽しめましたからっ!もっとバカっぽい展開だとばっかり思ってたのに
スタローンが意外に頭脳派なキャラで頑張ってくれたし、シュワちゃんもずっとサポート側に徹してたのも好感持てましたよ。
「かぐや姫の物語」2作目
スタジオ・ジブリ制作、というと駿のあの「ナウシカなキャラ」が前面に押し出される…というイメージが先行する訳ですが
本作は駿は全く登場しなくて、駿の相方「高畑勲」氏が監督を勤めて、何と企画から8年という途方もない時間を掛けて制作されたそうです。
昨年ジブリは駿がまたしても引退宣言した(この点についてはまた復活してもツッコミ入れたくないわ)「風立ちぬ」が物凄く評判が良くて
今回の米アカデミー賞長編アニメ賞部門に久し振りにノミニーされましたよね。
そんな華やかな話題の陰で(このニュースは直近ネタなので実際は関係ないんだろうけどなw)ひっそりと公開された本作、
ぶっちゃけ全く期待してなくて、むしろ絶賛スルー対象だったのに…たまたまヒマな時間と上映時間がバッチリ合ったので何となく鑑賞してみた。
予告編で「ほぅ…」とは思ったけど、まずこの手描き水彩画風の絵がアニメーションとしてブレずに動いているのが凄い。
本作の制作期間が異常に掛かった要因がこの画風に高畑氏がこだわったからだ、と言われているそうですがさもありなんですね^^;
随所にこだわりを感じる、でもそれを実にスマートに何て事のない絵のように作って観客に見せる、コレって職人として凄過ぎるんだけど
なかなか(というか全く)素人には伝わらないから結果評価もされない(ヲイ)…正に日本人特有の職人気質が凝り固まったような作品ですよねw
子供の頃に「かぐや姫」の絵本は自分ちにもあったから読んだ記憶はあるけど、そこはせいぜい幼稚園児位の頃のうろ覚え状態ですから
細かい設定やディティールまでは覚えてはいなかったけど、大体のあらましは覚えてるつもり…くらいの感じでの鑑賞だった訳ですが、
本作は基本的に自分が覚えていた「かぐや姫」の内容とそんなにかけ離れてはいかなったと思います。
ただ、幼い頃に育った田舎の山の中の家で出会った「捨丸兄ちゃん達」のキャラクターは全くの創作ですね。その他は大体知っていた内容でした。
でもその架空のキャラ「捨丸兄ちゃん」との関係が、本作により切なさと深みを持たせたと思います。いいキャラ設定でした。
子供の頃に読んだおとぎ話の「かぐや姫」はどこか超越した存在というのか、感情移入する場所が全くないキャラ(表現?)だったのですが
本作はもっと生々しい…人として生きる「喜び」「苦しみ」という事を実に瑞々しく表現した、かぐや姫視点の物語になっていました。
かぐや姫が着物を脱ぎ棄てながら走り去るシーンは本当に印象的。そして…地井さんの翁の声は本当に素晴らしかった。真に惜しい人を亡くしました。合掌。
「利休にたずねよ」3作目
團十郎さんの遺作となった本作、友達が懸賞で劇場鑑賞券を当てたとかでおこぼれを頂けたのでタダで観れました。ラッキー☆
直木賞受賞作である山本兼一氏の小説を映画化したものだそうですが、今回も原作未読。
話は利休切腹当日の朝から始まってそこから織田信長に仕えた時代に一気に戻り、信長時代から秀吉を経て切腹に至る過程を見せていく形式。
その過程の途中で(クライマックス直前に)更に更に時代が遡り、まだ茶人を目指す前の若かりし頃の利休の道ならぬ恋を見せる。
この道ならぬ恋の相手というのが高羅の貴族の娘で、どうやら本国でお家騒動?か何かで逃れるように日本に流れ着いた所を捕えられて
この先どこかの武家に貢物として献上される手筈になっている女らしい。
うん、どうしてこんな陳腐な韓流ドラマをぶっ込んで来たかなぁ(溜息)
これではまるで利休の美意識と茶人としての根源は高羅のおねーちゃんとのウフフキャハハ♪にあるんですよーと言わんばかり。
この映画ってもしかして日本制作じゃなくて日韓共作か韓国映画だったの?と疑いたくなるわ。だとしたら観に行かなかったよ。
もう少し史実に則っていて、利休の茶人としての功績だったり秀吉との軋轢や確執等のドロドロとした部分にスポットが当たっているのかと思いきや
何ともチープな韓流メロドラマに仕上がっていて本当に残念な作りでした。
個人的に本作の見どころは伊勢谷友介さんの織田信長がすんげーカッコイイ事と、大森南朋さんの秀吉がなかなか面白いキャラ作りだった事。
他にもねね役に壇れいさんが出てたり柄本明さんや伊武雅刀さん等、随分豪華なキャストだったんですが…うーん、本当に残念な作りでした^^;
「ジャッジ!」4作目
北川景子×妻夫木聡主演のB級ラブコメ
制作は長らくソフバンの「ホワイト家族」シリーズを手掛けた澤本嘉光氏が脚本を、CMディレクター出身の永井聡氏が監督をしているそうで。
CM畑の方が作った本作は正にそのCM制作に苦悩する代理店のクリエイター達にスポットが当てられている。正しく自分達の分身だねw
これがねー、本作全く期待してなくてスルーするつもりだったのがたまたまヒマな時間と上映時間がバッチリ合ったから鑑賞しただけだったんだけど
全然期待してなかったからなのか?個人的にかなりツボに入ったわ。単純に面白かった。
CMってたかだか15秒とかいいとこ30秒~数分程度の時間の中でドラマを見せてオチまで付けなくちゃいけない訳で、そういう事に長けてる人が
書いた脚本だけあって小ネタの見せ方が実に上手い。全体が小ネタを次々と繋げながら1つの話に流れを整えていくという感じ。
そして本作の脚本家さんがおいくつ位の方なのか存じ上げませんが…多分自分と同世代辺りなんじゃなかろうかと。
サブカルをおちょくっていて、しかもキャラが「ラムちゃん」だったり、カマキリ拳だったり松本伊代ちゃんをネタに使ったり…
ここら辺りの小ネタって全部自分と同世代前後辺りの年齢層じゃないとピンと来ないと思うんですよね。だからそうなのかなー?と^^;
あらすじは世界有数の広告祭に参加させられる事になった新人広告マンが自社が出品したCMを入賞させる為に奮闘する、という話で
そこにあるドロドロとした広告業界の裏話(実際の広告祭はもっとちゃんとしてるんだと信じてますヨ)を見せながら新人君が単純バカの正義感で
「不正はやめよう!いいものはいいと自分の心の正義に従おう!」と大ナタを振り回すという…なんとも単純な話なんですが(コラコラ
要は単純な話の肉付けにその「小ネタ」をバンバンぶっ込んでいるという事ですね。本当に上手い作りですよ。
凄く気に入ったんだけど、ちょっと気になるのは…作品の質に比べて出ている役者さんが豪華過ぎるという事位か。
妻夫木君の「のび太なダメキャラ」はもう本当にドンピシャにハマってたと思うんだけど、相手役は北川景子ちゃんじゃなくても良かったのでは?
他にも鈴木京香さんや豊川悦司さん、リリー・フランキーさん、加瀬亮さん、荒川良々さん、玉山鉄二さん他、とにかく脇役チョイ役にも
今の邦画界を背負って立つような、それぞれが個々主役を張れるような名優をバンバン無駄遣い…正直、本作の質を考えるとここまで豪華にする
必要なんて全くなくて、主役とキーマンこそメジャーどころを起用して、後は無名の劇団員をぶっ込んで単館ロードショー系になるべき作品だったと思う。
そしてコアな映画ファンが観に行ってクチコミで少しずつ火が付いて意外なロングランになってしまう、例えば…6~7年前にスマッシュヒットした
「キサラギ」という作品があるんだけど、ああいう扱いが本作には似合っていたような気がする。
まーでも面白かったですよ。お暇な方は是非劇場まで観に行ってネ♪
もしかしたらまた元に戻すかもしれない…まあ、色々BLOGもテコ入れしていかないとダメかな?と思って試行錯誤中
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「大脱出」1作目
スタローン×シュワちゃん、2大ハリウッド筋肉番付スター(往年の)共演の話題作!
何でも脱獄不可能な監獄からスタローンとシュワちゃんが手に手を取って脱獄を企てるのだが?という話…というか間違いなく脱獄出来る!
だって2大スターが脱獄するんだもんっ!オチは脱獄成功するに決まってるじゃんっ!!(ヲイコラw
本作は余り外野の情報や前評判を調べずに、単に「スタローンとシュワちゃんが脱獄を企てる話」という情報だけで観た方がいい。
実際私はそこまでの情報だけで鑑賞したので、映画中盤に明かされる「何故この監獄が絶対に脱獄不可能だと言われているのか」というネタの
種明かしを知って「なーるーほーどーねー!確かにこの条件下だったら脱獄はムリだわね!(逆にこの条件でどーやって脱獄するの?wktk)」と
最後まで緊張感を持ってスクリーンを観る事が出来ましたので。
まーこのBLOGに辿り着く前に本作の情報がジャンジャンダダ漏れているので、今更ココでこんな事書いてもあんまり意味ないだろうけどね(苦笑
そんなこんな本作、
この監獄の作りを鑑賞前から知ってる人が観るとどーにも退屈なんだろなーと思うんですが^^;
知らずに観た私には結構楽しめました。スタローン×シュワちゃんというフレコミですが、あくまでも主役はスタローン。
スタローンの頭脳戦+シュワちゃんのカリスマ性+緩いアクション+クライマックスはそれなりの火薬量、という盤石な作り。
何か微妙に嫌味な書き方してるけどね、マジ私は本作はなかなか楽しめましたからっ!もっとバカっぽい展開だとばっかり思ってたのに
スタローンが意外に頭脳派なキャラで頑張ってくれたし、シュワちゃんもずっとサポート側に徹してたのも好感持てましたよ。
「かぐや姫の物語」2作目
スタジオ・ジブリ制作、というと駿のあの「ナウシカなキャラ」が前面に押し出される…というイメージが先行する訳ですが
本作は駿は全く登場しなくて、駿の相方「高畑勲」氏が監督を勤めて、何と企画から8年という途方もない時間を掛けて制作されたそうです。
昨年ジブリは駿がまたしても引退宣言した(この点についてはまた復活してもツッコミ入れたくないわ)「風立ちぬ」が物凄く評判が良くて
今回の米アカデミー賞長編アニメ賞部門に久し振りにノミニーされましたよね。
そんな華やかな話題の陰で(このニュースは直近ネタなので実際は関係ないんだろうけどなw)ひっそりと公開された本作、
ぶっちゃけ全く期待してなくて、むしろ絶賛スルー対象だったのに…たまたまヒマな時間と上映時間がバッチリ合ったので何となく鑑賞してみた。
予告編で「ほぅ…」とは思ったけど、まずこの手描き水彩画風の絵がアニメーションとしてブレずに動いているのが凄い。
本作の制作期間が異常に掛かった要因がこの画風に高畑氏がこだわったからだ、と言われているそうですがさもありなんですね^^;
随所にこだわりを感じる、でもそれを実にスマートに何て事のない絵のように作って観客に見せる、コレって職人として凄過ぎるんだけど
なかなか(というか全く)素人には伝わらないから結果評価もされない(ヲイ)…正に日本人特有の職人気質が凝り固まったような作品ですよねw
子供の頃に「かぐや姫」の絵本は自分ちにもあったから読んだ記憶はあるけど、そこはせいぜい幼稚園児位の頃のうろ覚え状態ですから
細かい設定やディティールまでは覚えてはいなかったけど、大体のあらましは覚えてるつもり…くらいの感じでの鑑賞だった訳ですが、
本作は基本的に自分が覚えていた「かぐや姫」の内容とそんなにかけ離れてはいかなったと思います。
ただ、幼い頃に育った田舎の山の中の家で出会った「捨丸兄ちゃん達」のキャラクターは全くの創作ですね。その他は大体知っていた内容でした。
でもその架空のキャラ「捨丸兄ちゃん」との関係が、本作により切なさと深みを持たせたと思います。いいキャラ設定でした。
子供の頃に読んだおとぎ話の「かぐや姫」はどこか超越した存在というのか、感情移入する場所が全くないキャラ(表現?)だったのですが
本作はもっと生々しい…人として生きる「喜び」「苦しみ」という事を実に瑞々しく表現した、かぐや姫視点の物語になっていました。
かぐや姫が着物を脱ぎ棄てながら走り去るシーンは本当に印象的。そして…地井さんの翁の声は本当に素晴らしかった。真に惜しい人を亡くしました。合掌。
「利休にたずねよ」3作目
團十郎さんの遺作となった本作、友達が懸賞で劇場鑑賞券を当てたとかでおこぼれを頂けたのでタダで観れました。ラッキー☆
直木賞受賞作である山本兼一氏の小説を映画化したものだそうですが、今回も原作未読。
話は利休切腹当日の朝から始まってそこから織田信長に仕えた時代に一気に戻り、信長時代から秀吉を経て切腹に至る過程を見せていく形式。
その過程の途中で(クライマックス直前に)更に更に時代が遡り、まだ茶人を目指す前の若かりし頃の利休の道ならぬ恋を見せる。
この道ならぬ恋の相手というのが高羅の貴族の娘で、どうやら本国でお家騒動?か何かで逃れるように日本に流れ着いた所を捕えられて
この先どこかの武家に貢物として献上される手筈になっている女らしい。
うん、どうしてこんな陳腐な韓流ドラマをぶっ込んで来たかなぁ(溜息)
これではまるで利休の美意識と茶人としての根源は高羅のおねーちゃんとのウフフキャハハ♪にあるんですよーと言わんばかり。
この映画ってもしかして日本制作じゃなくて日韓共作か韓国映画だったの?と疑いたくなるわ。だとしたら観に行かなかったよ。
もう少し史実に則っていて、利休の茶人としての功績だったり秀吉との軋轢や確執等のドロドロとした部分にスポットが当たっているのかと思いきや
何ともチープな韓流メロドラマに仕上がっていて本当に残念な作りでした。
個人的に本作の見どころは伊勢谷友介さんの織田信長がすんげーカッコイイ事と、大森南朋さんの秀吉がなかなか面白いキャラ作りだった事。
他にもねね役に壇れいさんが出てたり柄本明さんや伊武雅刀さん等、随分豪華なキャストだったんですが…うーん、本当に残念な作りでした^^;
「ジャッジ!」4作目
北川景子×妻夫木聡主演のB級ラブコメ
制作は長らくソフバンの「ホワイト家族」シリーズを手掛けた澤本嘉光氏が脚本を、CMディレクター出身の永井聡氏が監督をしているそうで。
CM畑の方が作った本作は正にそのCM制作に苦悩する代理店のクリエイター達にスポットが当てられている。正しく自分達の分身だねw
これがねー、本作全く期待してなくてスルーするつもりだったのがたまたまヒマな時間と上映時間がバッチリ合ったから鑑賞しただけだったんだけど
全然期待してなかったからなのか?個人的にかなりツボに入ったわ。単純に面白かった。
CMってたかだか15秒とかいいとこ30秒~数分程度の時間の中でドラマを見せてオチまで付けなくちゃいけない訳で、そういう事に長けてる人が
書いた脚本だけあって小ネタの見せ方が実に上手い。全体が小ネタを次々と繋げながら1つの話に流れを整えていくという感じ。
そして本作の脚本家さんがおいくつ位の方なのか存じ上げませんが…多分自分と同世代辺りなんじゃなかろうかと。
サブカルをおちょくっていて、しかもキャラが「ラムちゃん」だったり、カマキリ拳だったり松本伊代ちゃんをネタに使ったり…
ここら辺りの小ネタって全部自分と同世代前後辺りの年齢層じゃないとピンと来ないと思うんですよね。だからそうなのかなー?と^^;
あらすじは世界有数の広告祭に参加させられる事になった新人広告マンが自社が出品したCMを入賞させる為に奮闘する、という話で
そこにあるドロドロとした広告業界の裏話(実際の広告祭はもっとちゃんとしてるんだと信じてますヨ)を見せながら新人君が単純バカの正義感で
「不正はやめよう!いいものはいいと自分の心の正義に従おう!」と大ナタを振り回すという…なんとも単純な話なんですが(コラコラ
要は単純な話の肉付けにその「小ネタ」をバンバンぶっ込んでいるという事ですね。本当に上手い作りですよ。
凄く気に入ったんだけど、ちょっと気になるのは…作品の質に比べて出ている役者さんが豪華過ぎるという事位か。
妻夫木君の「のび太なダメキャラ」はもう本当にドンピシャにハマってたと思うんだけど、相手役は北川景子ちゃんじゃなくても良かったのでは?
他にも鈴木京香さんや豊川悦司さん、リリー・フランキーさん、加瀬亮さん、荒川良々さん、玉山鉄二さん他、とにかく脇役チョイ役にも
今の邦画界を背負って立つような、それぞれが個々主役を張れるような名優をバンバン無駄遣い…正直、本作の質を考えるとここまで豪華にする
必要なんて全くなくて、主役とキーマンこそメジャーどころを起用して、後は無名の劇団員をぶっ込んで単館ロードショー系になるべき作品だったと思う。
そしてコアな映画ファンが観に行ってクチコミで少しずつ火が付いて意外なロングランになってしまう、例えば…6~7年前にスマッシュヒットした
「キサラギ」という作品があるんだけど、ああいう扱いが本作には似合っていたような気がする。
まーでも面白かったですよ。お暇な方は是非劇場まで観に行ってネ♪
通常一枚の静止画を描くところ、7枚(髪のグラデーション違うところは髪だけ。色塗りは境界線がないと出来ないからその分一枚など)ほんと途方もない枚数。
こんだけガチャガチャ入れても、目に優しい色使いと滑らかな動き。
憧れの地球に降りてきて、限られた時間を過ごすことすらままならなかったかぐや姫の苦悩もよく書かれ、特にこうあるべきと天からの授かりものを育てるも
そう出来なかった翁の目線で見てしまいました。(´・Д・)」
ジャッジ
前にTVに脚本家のひと出てました。30代後半から40代くらいだった。
凄いのは劇中に流れるCMも名だたる代理店とスタッフで作られていたこと。
仕事、大変そうだな。今月のクマ会は当たりだったぞ。残念だったな←いきなり私信はヤメロってかw
かぐや姫なー、物凄い時間と手間と人件費が掛かってるのがなんとなーく判るわ。子供のころからの筋金入りのアニヲタだけにw
だからこそ(謎)本作観ながら「うわぁ~…コレ、製作費絶対回収出来ない手合いだわぁ~(薄笑)」と思ってしまった罠^^;
まー観る人が観れば判る、でもそんなこだわりって商業的に必要なの?でも技術の継承という事を考えれば…等とグルグルと考えてしまう作品でしたw
そして…ジャッジ!も観てたんすか
やー、あの劇中の各国のCM、すげークオリティ高いと思ってたよ!
だからこそあの「※これはネコです」のキャプションが一際映えると言うのかwww