「アリータ:バトルエンジェル」
木城ゆきと氏著のSFコミック『銃夢(ガンム)』をハリウッドで実写+CG映画化。因みに原作未読です。
元々はジェームズ・キャメロンが映画化権を持っており本人が監督するつもりだったらしいけど、「アバター」の続編製作が忙しくて本作に手が掛けられなくなり(苦笑)
代わりに脚本とプロデューサー側に回ってメガホンをロバート・ロドリゲスに譲ったという経緯らしい。
だからなのか…日本ではロドリゲスよりもキャメロンの方が知名度が高い事もあって予告編やマスコミ向けには「ジェームズ・キャメロン作品」という取り扱われ方をしていますが
監督はあくまでもロバート・ロドリゲスですからねー!キャメロンじゃないよーロドリゲスなんだよーーーー!!
はい、ロドリゲス粘着のBBAの主張、終了~^^;
まあ実際の話「ロバート・ロドリゲス監督最新作!」というキャッチコピーでは客の入り期待出来ないしな…しゃーない。だってロドは「愛すべきB級バカ映画製作専門家」だもんなぁ(コラコラ
自分も本作の予告編を初めて見た時は「おぉ、キャメロン遂にジャパニーズコミックに手ぇ出して来たか(ウフフ」と思ったものの、よーくクレジット見るとロドリゲスの名前…
「うわぁ~ロドにメガホン任せたのかー!キャメロン勝負師だなぁ~ロドにこんな大金遣わせて何やっちゃってんのー(個人的にはコッチの方が面白そうぢゃねーかフヒヒ)」
と、まあ要するに「クソガキに途方もない大金握らせて『やりたかった事何でもやってごらん♪』って言ったらどーなるか」という実験映像を見るみたいな気持ちだった訳ですわw
SNSにも呟きましたが、個人的にロドリゲスとクエンティン・タランティーノの2人の事は「永遠の小2男子」と思っているので(薄笑)
あらすじ…
地球と火星連邦共和国(URM)の間で繰り広げられた「没落戦争(ザ・フォール)」から300年後。
地球はアッパー層が暮らす空中都市「ザレム」と、ザレムから排出される廃棄物が積み上がる「くず鉄町“アイアンシティ”」がある地上という世界に二分されていた。
くず鉄町でサイバネ医師をしている「イド(クリストフ・ヴァルツ)」は、ある日くず鉄の山の中から奇跡的に脳に損傷のない少女サイボーグの上半身を発見し持ち帰った。
身体を修復し意識を取り戻したサイボーグは過去の記憶をすっかり失っていたので、イドは愛娘(故人)の名前「アリータ(ローサ・サラザール)」と名付けて一緒に暮らすようになった。
アリータはイドの元に出入りしている少年「ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)」と仲良くなり、チョコレートの味や「モーターボール」等を教えられて興味を持つようになるが
あるきっかけで自分は過去URM側の戦士として月で戦っていた事、そして没落戦争と共に失われた恐ろしい格闘術"パンツァークンスト"の使い手である事を思い出していく。
コレは大当たりだねぇ!
先ず思ったのは「この世界観が実写映画として製作出来る時代が来たんだなぁ」という事。まあフルCGなんだけどCGと実写が融合して更にリアル感が出るようになるって凄い事だなと。
きっと20年前だったら鼻で笑っちゃうような陳腐な映像になってただろう。そしてレビューは「何故実写にした。日本でアニメ化にして欲しかった」みたいな言葉で溢れ返っただろう。
この世界観をフルCGと実写合成でしかも最新映像+音響「IMAX LEASER 3D」で体験出来ちゃうんですよ。もう本当に凄過ぎて嬉ションするかと思ったわ!(ヲイ
…という訳で、本作は最低でも3D上映、出来ればIMAX、お近くの映画館にあれば「IMAX LEASER 3D」での鑑賞を強く強く強くお勧めします!
予告編を見た段階でアリータの有り得ない「萌え目アニメ顔」には超違和感があって「ちょ、いくらジャパニーズコミックの実写化だからってコレはないわー(萎え)」と思ったんだけど、実際本編が始まると全く気にならない。いやむしろこれ位デフォルメされたビジュアルの方が「サイボーグ女子」として愛着が沸く、とでも言うのか。
あの有り得ないアニメ顔にしてモーションキャプチャーで物凄い実写感出して来てるからとにかく映像系に関しては全てが唖然とするレベルの高クオリティ。文句なしです!
顔や世界観映像だけでなく、勿論アクションシーンの迫力も最新にして最高クオリティ。特に劇中で行なわれる競技「モーターボール(格闘技+モーターレース+バスケ)」シーンは凄い。
個人的にはグラインドカッターを武装したグリュシカとのバトルで、アリータがクルクル回ってグラインドカッターを避けながら突破していくシーンなんていかにもロドリゲスが
好きそうな絵作りだなぁ~って(・∀・)ニヤニヤしちゃったけどネw
ストーリーに関しては大人(キャメロン)がちゃんとケツ持ちしているので盤石でした。
クソガキにやりたい放題やらせても締める場所はきちんと手綱握って締める、キャメロンの采配が見事にハマった好例が本作と言っていいと思います。
ハラハラドキドキするし、ストーリーの中に自分もいつの間にか入り込んで共に怒り共に萌え共に悲しみ共に上を向く。
自分もすっかり童心に帰ってアイアンシティの中に埋没していました。
そして…続編を匂わす、黒幕に大物俳優の顔をチラリと覗かせた所で潔く締める終わり方も個人的に好印象でした。ロドリゲスぅ~お前いい仕事してんなぁ~!!!
木城ゆきと氏著のSFコミック『銃夢(ガンム)』をハリウッドで実写+CG映画化。因みに原作未読です。
元々はジェームズ・キャメロンが映画化権を持っており本人が監督するつもりだったらしいけど、「アバター」の続編製作が忙しくて本作に手が掛けられなくなり(苦笑)
代わりに脚本とプロデューサー側に回ってメガホンをロバート・ロドリゲスに譲ったという経緯らしい。
だからなのか…日本ではロドリゲスよりもキャメロンの方が知名度が高い事もあって予告編やマスコミ向けには「ジェームズ・キャメロン作品」という取り扱われ方をしていますが
監督はあくまでもロバート・ロドリゲスですからねー!キャメロンじゃないよーロドリゲスなんだよーーーー!!
はい、ロドリゲス粘着のBBAの主張、終了~^^;
まあ実際の話「ロバート・ロドリゲス監督最新作!」というキャッチコピーでは客の入り期待出来ないしな…しゃーない。だってロドは「愛すべきB級バカ映画製作専門家」だもんなぁ(コラコラ
自分も本作の予告編を初めて見た時は「おぉ、キャメロン遂にジャパニーズコミックに手ぇ出して来たか(ウフフ」と思ったものの、よーくクレジット見るとロドリゲスの名前…
「うわぁ~ロドにメガホン任せたのかー!キャメロン勝負師だなぁ~ロドにこんな大金遣わせて何やっちゃってんのー(個人的にはコッチの方が面白そうぢゃねーかフヒヒ)」
と、まあ要するに「クソガキに途方もない大金握らせて『やりたかった事何でもやってごらん♪』って言ったらどーなるか」という実験映像を見るみたいな気持ちだった訳ですわw
SNSにも呟きましたが、個人的にロドリゲスとクエンティン・タランティーノの2人の事は「永遠の小2男子」と思っているので(薄笑)
あらすじ…
地球と火星連邦共和国(URM)の間で繰り広げられた「没落戦争(ザ・フォール)」から300年後。
地球はアッパー層が暮らす空中都市「ザレム」と、ザレムから排出される廃棄物が積み上がる「くず鉄町“アイアンシティ”」がある地上という世界に二分されていた。
くず鉄町でサイバネ医師をしている「イド(クリストフ・ヴァルツ)」は、ある日くず鉄の山の中から奇跡的に脳に損傷のない少女サイボーグの上半身を発見し持ち帰った。
身体を修復し意識を取り戻したサイボーグは過去の記憶をすっかり失っていたので、イドは愛娘(故人)の名前「アリータ(ローサ・サラザール)」と名付けて一緒に暮らすようになった。
アリータはイドの元に出入りしている少年「ヒューゴ(キーアン・ジョンソン)」と仲良くなり、チョコレートの味や「モーターボール」等を教えられて興味を持つようになるが
あるきっかけで自分は過去URM側の戦士として月で戦っていた事、そして没落戦争と共に失われた恐ろしい格闘術"パンツァークンスト"の使い手である事を思い出していく。
コレは大当たりだねぇ!
先ず思ったのは「この世界観が実写映画として製作出来る時代が来たんだなぁ」という事。まあフルCGなんだけどCGと実写が融合して更にリアル感が出るようになるって凄い事だなと。
きっと20年前だったら鼻で笑っちゃうような陳腐な映像になってただろう。そしてレビューは「何故実写にした。日本でアニメ化にして欲しかった」みたいな言葉で溢れ返っただろう。
この世界観をフルCGと実写合成でしかも最新映像+音響「IMAX LEASER 3D」で体験出来ちゃうんですよ。もう本当に凄過ぎて嬉ションするかと思ったわ!(ヲイ
…という訳で、本作は最低でも3D上映、出来ればIMAX、お近くの映画館にあれば「IMAX LEASER 3D」での鑑賞を強く強く強くお勧めします!
予告編を見た段階でアリータの有り得ない「萌え目アニメ顔」には超違和感があって「ちょ、いくらジャパニーズコミックの実写化だからってコレはないわー(萎え)」と思ったんだけど、実際本編が始まると全く気にならない。いやむしろこれ位デフォルメされたビジュアルの方が「サイボーグ女子」として愛着が沸く、とでも言うのか。
あの有り得ないアニメ顔にしてモーションキャプチャーで物凄い実写感出して来てるからとにかく映像系に関しては全てが唖然とするレベルの高クオリティ。文句なしです!
顔や世界観映像だけでなく、勿論アクションシーンの迫力も最新にして最高クオリティ。特に劇中で行なわれる競技「モーターボール(格闘技+モーターレース+バスケ)」シーンは凄い。
個人的にはグラインドカッターを武装したグリュシカとのバトルで、アリータがクルクル回ってグラインドカッターを避けながら突破していくシーンなんていかにもロドリゲスが
好きそうな絵作りだなぁ~って(・∀・)ニヤニヤしちゃったけどネw
ストーリーに関しては大人(キャメロン)がちゃんとケツ持ちしているので盤石でした。
クソガキにやりたい放題やらせても締める場所はきちんと手綱握って締める、キャメロンの采配が見事にハマった好例が本作と言っていいと思います。
ハラハラドキドキするし、ストーリーの中に自分もいつの間にか入り込んで共に怒り共に萌え共に悲しみ共に上を向く。
自分もすっかり童心に帰ってアイアンシティの中に埋没していました。
そして…続編を匂わす、黒幕に大物俳優の顔をチラリと覗かせた所で潔く締める終わり方も個人的に好印象でした。ロドリゲスぅ~お前いい仕事してんなぁ~!!!
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