「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」
カタカナのタイトルって必要?めっちゃマヌケなんだけど…って、まあどーでもいいか^^;
さてさてそんなこんなでタラちゃん(クエンティン・タランティーノ監督)の9作目!タラちゃんは前々から「10本撮ったら引退する」とかヌカしてるらしいんですが。
そんな「ラス2」の本作はなーんとデカプー(レオナルド・ディカプリオ)とブラピ(ブラッド・ピット)のダブル主演!豪華過ぎー!
なんやかんやでこの2人初共演なんですね…まあこういうビッグネームが楽しんで共演出来るのもタラちゃんあっての事。やったね!タラちゃん(^^)/
あらすじ
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。
彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(Yahoo!Movieから丸パクしました)
今作、1969年8月9日に起こった「シャロン・テート殺害事件」をネタに持って来ている事で事前にかなり話題になりましたね。
自分はなるべく自分がスクリーンで鑑賞する前に他人様のレビューを読まないようにしているんですが、「シャロン・テート殺害事件」の名前を聞いても正直ピンと来なかったので、この事件に関してだけは映画鑑賞する前にWikiでザッとあらましだけ調べてから映画館に行きました。
Wikiで調べてて「あー、そー言えば【戦場のピアニスト】でロマン・ポランスキーがオスカー像手にした時にポランスキー監督自身を調べてて引っ掛かったなぁ」と思い出した次第。
シャロン・テートに関してはただただもう「お気の毒」としか言いようがないんだけど、何しろポランスキーはその後がアイタタだからねぇ(苦笑)
と、いきなり軽く脱線しましたが本作。
とにかく、タラちゃんのハリウッド愛がこれでもかー!と詰まりまくってる!!
主人公のリックと相棒のクリフのキャラクターは架空の人物なんだけど、彼らを取り巻く周囲の人々はほぼ実在していて勿論ロマン・ポランスキーとシャロン・テートも実名で登場。
チャールズ・マンソンに関しては多少設定を変えていて、かつてリックやクリフと共演経験のある役者が作った元撮影所をコミューン化してヒッピー軍団と住んでいるという設定。
話は、かつてTVの人気ドラマで主演を張っていたリック(デカプー)が落ち目になって来て、ここ最近は悪役の仕事ばかりで鬱々として将来の自分を悲観している。
そんなリックに「イタリアに渡ってマカロニウエスタンに主演で出ないか?」というオファーが来て(オファーするのはなんとアル・パチーノ!カッコイイ☆)悩んでるという感じ。
で、延々リックの撮影シーンだったりリックとクリフの2人の遣り取りやクリフ自身の行動とクリフの過去にもサラッと触れてみたり…のシーンがなんとなく漫然と続く。
そこにチョイチョイリック宅の隣家に越して来たポランスキー夫妻(特に妻のシャロン・テート)の様子を入れてなんとなーく観客をソワソワさせるw
シャロン・テート事件のあらましが分かっているコッチとしてはどうも尻の座りが悪いというか…後の展開を知っているだけに、どうしてもセンチメンタルになる、と言うかね。
まあ、コレもタラちゃんの策略だったんだな!
全体的に懐古的風味、しかも主人公のリックはイケイケドンドンではなく落ち目で神経症っぽいキャラなのがシャロン・テートの事も絡んで妙にハマるんだなw
デカプーがとにかく可愛い!セリフをど忘れしちゃってトレーラーハウスに戻ってきて癇癪起こして「俺は昨夜ウイスキーソーダを8杯も飲んだんだ!3,4杯じゃない、8杯だ!」
とか言ってるのが超ツボったわ!可愛過ぎるわチクショー!
子役に「今までの人生で今のアナタの演技が一番良かったワ!」って慰められて涙ぐんだり、クリフに恥ずかしげもなくおいおい泣いてすがったり、感情を凄く素直に表わすキャラクターで、考えてみると今までデカプーはこういうキャラは演じて来なかったように思う。なんだか凄く新鮮で愛らしかった。
対するクリフを演じたブラピは「この人本当にカッコイイ!」と一周廻って改めて見せ付けられた、って感じ。
かつてのゴリッゴリの彫刻系マッチョではないんだけど、程よく年齢なりのたるみを持たせつつも「奇跡の40代フォルム」な6パック腹筋を惜しげもなく晒す(ステキー♪
過去に自分の妻を殺害したものの何故か司法取引?の末に無罪放免になったらしい、というまことしやかな噂がある、という設定で。
それに絡んだ(元妻とのやりとり)シーンがチラリと登場するものの、結局核心部分には一切触れていないのね。でも「リック専属のスタントマン」だけあってやたら腕っぷしが強くて、撮影所でブルース・リーに絡んでブルース・リーを投げ飛ばしたりして(このシーンはカンフーファン的にモノ申したいけどな!w)
…まあ、そんな飄々としてマイペースでちょっぴり乱暴者なキャラが後の展開の伏線だったとはねー。いやー上手いなー。
で、ジリジリと「問題の日」に近付いていくんですよ。
シャロン・テートが自分が出演している映画を上映している映画館を見つけて嬉しそうに「私、この映画に出てるの♪」と言って自身も映画を楽しむシーンが印象的。
あのスクリーンで流れてたのって、シャロン・テートご自身の映像でしたね。そこにタラちゃんのきめ細やかな愛を感じたわよ。
それに比べて「大脱走」のシーンは…アレは合成でマックイーンをデカプーに差し替えてあったねw
「もしかしたらあそこに写ってたのは俺だったのかもしれない」という幻想だと思うけど…個人的にはどうせなら大脱走は「バス停」のシーンを使って欲しかったかな!
「驚愕のラスト13分!」とか煽ってるけど…個人的にはこのオチ大満足ですよ。
多分本作賛否両論と言うか、好き嫌いが割とパッキリ分かれそうな気がしますが…そもそも自分は「タラ推し」なので^^;
上映時間161分と…これまたタラちゃんの映画愛を詰め込んだら上映時間も延びまくった訳ですが(苦笑)、タラ好きならむしろお代わり欲しいレベルに楽しめたのでは?
それにしても「火炎放射器」のオチがあんなトコロから飛び出すとはなぁ~!それから「レッド・アップル」だよ!デカプー最後まで可愛かったなぁ~^^
カタカナのタイトルって必要?めっちゃマヌケなんだけど…って、まあどーでもいいか^^;
さてさてそんなこんなでタラちゃん(クエンティン・タランティーノ監督)の9作目!タラちゃんは前々から「10本撮ったら引退する」とかヌカしてるらしいんですが。
そんな「ラス2」の本作はなーんとデカプー(レオナルド・ディカプリオ)とブラピ(ブラッド・ピット)のダブル主演!豪華過ぎー!
なんやかんやでこの2人初共演なんですね…まあこういうビッグネームが楽しんで共演出来るのもタラちゃんあっての事。やったね!タラちゃん(^^)/
あらすじ
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。
彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(Yahoo!Movieから丸パクしました)
今作、1969年8月9日に起こった「シャロン・テート殺害事件」をネタに持って来ている事で事前にかなり話題になりましたね。
自分はなるべく自分がスクリーンで鑑賞する前に他人様のレビューを読まないようにしているんですが、「シャロン・テート殺害事件」の名前を聞いても正直ピンと来なかったので、この事件に関してだけは映画鑑賞する前にWikiでザッとあらましだけ調べてから映画館に行きました。
Wikiで調べてて「あー、そー言えば【戦場のピアニスト】でロマン・ポランスキーがオスカー像手にした時にポランスキー監督自身を調べてて引っ掛かったなぁ」と思い出した次第。
シャロン・テートに関してはただただもう「お気の毒」としか言いようがないんだけど、何しろポランスキーはその後がアイタタだからねぇ(苦笑)
と、いきなり軽く脱線しましたが本作。
とにかく、タラちゃんのハリウッド愛がこれでもかー!と詰まりまくってる!!
主人公のリックと相棒のクリフのキャラクターは架空の人物なんだけど、彼らを取り巻く周囲の人々はほぼ実在していて勿論ロマン・ポランスキーとシャロン・テートも実名で登場。
チャールズ・マンソンに関しては多少設定を変えていて、かつてリックやクリフと共演経験のある役者が作った元撮影所をコミューン化してヒッピー軍団と住んでいるという設定。
話は、かつてTVの人気ドラマで主演を張っていたリック(デカプー)が落ち目になって来て、ここ最近は悪役の仕事ばかりで鬱々として将来の自分を悲観している。
そんなリックに「イタリアに渡ってマカロニウエスタンに主演で出ないか?」というオファーが来て(オファーするのはなんとアル・パチーノ!カッコイイ☆)悩んでるという感じ。
で、延々リックの撮影シーンだったりリックとクリフの2人の遣り取りやクリフ自身の行動とクリフの過去にもサラッと触れてみたり…のシーンがなんとなく漫然と続く。
そこにチョイチョイリック宅の隣家に越して来たポランスキー夫妻(特に妻のシャロン・テート)の様子を入れてなんとなーく観客をソワソワさせるw
シャロン・テート事件のあらましが分かっているコッチとしてはどうも尻の座りが悪いというか…後の展開を知っているだけに、どうしてもセンチメンタルになる、と言うかね。
まあ、コレもタラちゃんの策略だったんだな!
全体的に懐古的風味、しかも主人公のリックはイケイケドンドンではなく落ち目で神経症っぽいキャラなのがシャロン・テートの事も絡んで妙にハマるんだなw
デカプーがとにかく可愛い!セリフをど忘れしちゃってトレーラーハウスに戻ってきて癇癪起こして「俺は昨夜ウイスキーソーダを8杯も飲んだんだ!3,4杯じゃない、8杯だ!」
とか言ってるのが超ツボったわ!可愛過ぎるわチクショー!
子役に「今までの人生で今のアナタの演技が一番良かったワ!」って慰められて涙ぐんだり、クリフに恥ずかしげもなくおいおい泣いてすがったり、感情を凄く素直に表わすキャラクターで、考えてみると今までデカプーはこういうキャラは演じて来なかったように思う。なんだか凄く新鮮で愛らしかった。
対するクリフを演じたブラピは「この人本当にカッコイイ!」と一周廻って改めて見せ付けられた、って感じ。
かつてのゴリッゴリの彫刻系マッチョではないんだけど、程よく年齢なりのたるみを持たせつつも「奇跡の40代フォルム」な6パック腹筋を惜しげもなく晒す(ステキー♪
過去に自分の妻を殺害したものの何故か司法取引?の末に無罪放免になったらしい、というまことしやかな噂がある、という設定で。
それに絡んだ(元妻とのやりとり)シーンがチラリと登場するものの、結局核心部分には一切触れていないのね。でも「リック専属のスタントマン」だけあってやたら腕っぷしが強くて、撮影所でブルース・リーに絡んでブルース・リーを投げ飛ばしたりして(このシーンはカンフーファン的にモノ申したいけどな!w)
…まあ、そんな飄々としてマイペースでちょっぴり乱暴者なキャラが後の展開の伏線だったとはねー。いやー上手いなー。
で、ジリジリと「問題の日」に近付いていくんですよ。
シャロン・テートが自分が出演している映画を上映している映画館を見つけて嬉しそうに「私、この映画に出てるの♪」と言って自身も映画を楽しむシーンが印象的。
あのスクリーンで流れてたのって、シャロン・テートご自身の映像でしたね。そこにタラちゃんのきめ細やかな愛を感じたわよ。
それに比べて「大脱走」のシーンは…アレは合成でマックイーンをデカプーに差し替えてあったねw
「もしかしたらあそこに写ってたのは俺だったのかもしれない」という幻想だと思うけど…個人的にはどうせなら大脱走は「バス停」のシーンを使って欲しかったかな!
「驚愕のラスト13分!」とか煽ってるけど…個人的にはこのオチ大満足ですよ。
多分本作賛否両論と言うか、好き嫌いが割とパッキリ分かれそうな気がしますが…そもそも自分は「タラ推し」なので^^;
上映時間161分と…これまたタラちゃんの映画愛を詰め込んだら上映時間も延びまくった訳ですが(苦笑)、タラ好きならむしろお代わり欲しいレベルに楽しめたのでは?
それにしても「火炎放射器」のオチがあんなトコロから飛び出すとはなぁ~!それから「レッド・アップル」だよ!デカプー最後まで可愛かったなぁ~^^
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