画像はさっきスマホでテキトーに撮影したモノなので愛嬌もなければ特に可愛くもないです(ヲイ
2月7日夜、旦那が仕事から帰ってきて夕飯後にニラオを放鳥させた際「なんか…おかしいぞコイツ」と言い出した。
なんでも、おしゃべりしなくなっているらしい。言われてみれば今朝は…フツーに喋ってた?記憶にないけど夜旦那が帰って来た際もいつもの「ニラちゃんおはよー!」「ニラ食べたー?」の雄叫びがなかったな。あ、我が家のインコはど喋りまくります。他にも色々セリフがあるけど上記2つが一番よくクチにする言葉。
「ニラ?どーした?なんか喋ってみ?」とか旦那が声を掛けるものの「ぴー」すら言わない。
と言うか、よくよく聞いていると時々「ぷぅー」「ぐぅー」と、今まで聞いた事もないような鳴き方をしている。確かにこれはおかしいぞ?
で、翌朝も一言もお喋りしなくなっていた。やっぱり時々「ぷぅー」「ぐぅー」と喉の奥で小さく鳴いているだけ。もうコレは絶対に何かおかしいから病院に連れて行った方がいいだろうという話になって、旦那が「主治医んとこに電話して今日の夜診て貰えるか聞いてみる!」と言って会社に出掛けた。
旦那が病院に電話をして鳥の症状を話すと今日の夜時間空けるから直ぐ連れてくるように、と言われたそうだ。直ぐ連れて来いとは…よっぽど良くないのか?(不安)
旦那が仕事もそっちのけで(それはあかーん)定時キッカリに上がって帰って来て、2人してニラオをケージに入れて病院に連れて行った。
すると…イヤな予感的中です。
先ず主治医の先生のお話だと「鳥の声が出なくなるのは非常にマズイ状態」なんだそうだ。鳥は「鳴管(めいかん)」という器官で発声をしているそうで(人間で言う声帯)、この鳴管は肺と繋がっていて、更には鳴管は心臓の直ぐ横にある器官で心臓とも繋がってる?とにかく肺と鳴管と心臓は三つ巴状態になっているそうだ。
この鳴管が炎症を起こすと鳥は発声出来なくなる、これは色々原因があるらしいんだけど、空気中に含まれるカビや真菌やウィルスを吸い込んでたまたま肺や気管支に取り付いて炎症を起こすと鳴管炎を起こしてしまうのだそうだ。要するに肺が先か鳴管が先かは判らないけど肺炎状態、と考えていいのだそうだ。
自分達がかかりつけにしている動物病院は犬猫だけでなく小鳥や小動物も専門に診て貰える病院なので、鳥のレントゲンを撮って検査をしてくれるそうなのでお願いしたら…レントゲンの結果、やっぱり鳴管に真っ白な影が映っていてそれが心臓に繋がる管まで白濁していた。
先生が「やっぱり肺炎ですね。この鳴管の心臓側に延びてるココまで白いのはちょっと…心配です」とおっしゃる。医者がこういう言い方をする時は予後が期待出来ないパターンな気がする。先生がカルテを見て「ニラオ君は…今年15歳ですか。んー結構な歳なんだねぇ」という言い方も気になる。ジジイだから抵抗力落ちてる→もうダメぽ、ってか😨
とりあえず、抗生物質とカビを殺す薬を混ぜたモノを処方されて「1日2回朝と夜に2滴ずつ与えて下さい。それで1週間後また診せに来て」と言われた。
それでコチラから「あの、もし順調に回復していったら、完治までどれくらい掛かるんでしょうか?」と質問すると「そうですねぇ。順調に回復したとしても2ヶ月位は掛かるんじゃないかなぁ?」というお答え。このお返事を頂いた瞬間旦那と自分の脳裏には「はい、今シーズンのお泊りスキー全終了のお知らせ~😭」
実はこの段階で週末(2月11~12日)、そして2月23~29日まで旦那の年イチ取れる長期休暇で1週間新潟スキー三昧、更に3月頭にも泊まりでスキーに行く予定で宿が押さえまくってあったんだけど…今後ニラオの治療の為に2ヶ月は絶対にお泊りムリなので全てキャンセルが決定した訳です。
考えようによっては…ニラオがこのままあっちゅー間にどーにかなってしまったらそれはそれで行けるっちゃー行けるんだけど、そんな事考えたくないわい💢
…という訳で、いつもスキー同行してるA嬢には平身低頭お詫びして一緒に行く予定していたお泊りスキー全キャンさせて貰った次第です。
さて、それでニラオはどうなったのか。
まあ嫌がるニラオを毎朝毎夕とっ捕まえて(因みに旦那はニラオに嫌われる役はやりたがらないので当然ですがひっ捕まえるのは私の係)飲み薬をムリヤリニラオに飲み込ませる事を続ける事一週間…どーかな?薬飲ませて4日目辺りから少しずつ声がかすれながらも「ニラちゃーん…」とか言うようになって、1週間後には8割方お喋りは元通りに戻って来ました。
旦那が病院に連れて行って主治医にその事を話すと「え!もうそんなに喋るの?凄いねーたまたま薬の相性が良かったのかなーコレは凄いねー!」とマジでビックリしていたそうで、念の為にレントゲン撮って確認して貰ったらまだ影はあるものの、先週に比べてかーなーりー薄くなっているそうで「奇跡的快復力!」と絶賛されたそうです。
で、薬をもう少し軽いタイプにして(きっと今処方されてた薬は多少鳥の身体にも負担が掛かるモノだったんだろう)その薬を1日2回投与して次回は2週間後で大丈夫ですよ、もしも急変するような事があったら電話して直ぐ来て下さいねー、という話で終わったそうだ。
と、まあ長々と書きましたが、そんなこんなで今もまだ投薬中ではありますが、クソお喋りもすっかり復活してパッと見は依然と変わらず元気そのものです。
ただ、まだまだ寒くなったり温かくなったりを繰り返して人間でさえも風邪を引きやすい時期ですし、また肺炎が悪化しないように充分注意しながら様子を見ていきますよ。
…楽しみにしていたスキーは結局行けなくなったけど、でもニラオが元気になってくれるんならね。まだまだ長生きして貰わないとね!