天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「DUNE/デューン 砂の惑星」@43作目

2021年10月20日 | 映画感想
「DUNE/デューン 砂の惑星」

フランク・ハーバート氏によって1965年に発表された同名タイトルSF小説の実写映画化。原作未読です。
本作は過去に何度か映像化されているんですが、自分は1つも見たことがありません。噂によると設定が複雑で難解過ぎて映像化に向いていないと言われているとか…

あらすじ
人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。皇帝の命により、抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共にデューンに乗り込む。しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝がたくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。逃げ延びたポールは原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。(Yahoo!Movieから丸パク)

いや、割と分かり易く描かれてると思ったけどな!原作未読だからスクリーンからの情報だけで分かった気になってるだけの可能性も高いけどサw
次から次へとSFちっく用語がバンバンに登場するので若干戸惑いますが、会話から大体どういう意味なのかは分かりますし、人間相関図もそんなに入り組んではいないです。
そしてどうやら主人公の「ポール」には何やら特殊なパワー?や予知の才能があるようで(おかん譲りっぽい)、それはまだ完全には花開いていないけど多分今後成長していく段階でどーにかこーにかなっていくに違いない、という布石もあります。
そして話の内容的にもポリティカルサスペンスな側面が強く、それに謎のパワーに関するシーン、そして所謂派手な絵ヅラのファイトシーンという組み合わせ。
要するに「スター・ウォーズ」に非常に当たりが似てるなーという印象ですね。SWの方がもっとエンターテイメント性高いって言うかもーちょっとバカっぽいけど(ヲイ

と言う訳で、本作とりあえず何も始まっていません!いやこれからようやく何かが始まるという入口まで来て終わってる感じです^^;

とりあえず映像すげーわねー流石ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督だわぁー期待を裏切らないすんばらしい映像の数々!
そして主人公のポールがムダに優男で美青年過ぎるうぅっ!!それですんげー草食系に見えてめっちゃゴリッゴリの武闘派でやんの!接近戦強過ぎて吹くわ!w
それにしてもポールのフワフワパーマの髪の毛見ながらずぅーっと「うわー砂漠の砂でやられてパッサパサになりそう」って思ってた。あの髪型はあの星には合わんよ
あーそれから久し振りにハビエル・バルデム見たかもー。役が合い過ぎてwwwて言うか、本作配役が誰も彼もドンピシャですなあ!

と、こんな感じでSWシリーズ大大大好きな自分にはかなりいい感触の作品で…「また新たに楽しみなシリーズが始まったんだな!」とワクワクしたんですが、さっきwikiで調べたら何と本作シリーズ物ではなくて2作で完結のお話らしいと?え?マジで?こんな入り組んだ設定で本作でまだ何も始まってないのにもうあと1作で話完結すんの!?
いやいやいやいや、せめて三部作とかが尻の落ち着きがいいんぢゃない?本作で風呂敷広げたネタがあと1作で全部回収出来るの?マジで???

蛇足ではありますが…↑上にはバカっぽいとか書いちゃったけど、やっぱ今んとこ本作よりSWの方が好きかなー。本作ずーっとシリアスじゃないですか。まあシリアスでもいいんだけどさー何かちょこっとクスリとさせられるような、ちょっとホッとさせられるような「スパイス」がやっぱり欲しいんですよねー^^;
コメント
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