天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「X-MEN:ダーク・フェニックス」@29作目

2019年06月25日 | 映画感想
「X-MEN:ダーク・フェニックス」

X-MENシリーズ7作目にして本作がシリーズ最後、というフレコミです。
「いや映画会社が吸収されただけで次回からディズニー傘下で製作続くんちゃうん?」とかいきなりゲスい事考えながらの鑑賞。
因みに前作の「アポカリプス」観てるハズなんだけどBLOGの過去記事探しても出てこない…あー!劇場鑑賞しなくて旅行の際に機内上映で観ててレビューUPしてなかった!^^;

あらすじ
サイコキネシスとテレパシーの使い手ジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)の活躍で、X-MENはすさまじいパワーを持つミュータントのアポカリプスを倒した。
それから10年後、宇宙でのミッションで発生した事故によってジーンが封じ込めていた邪悪な別人格ダーク・フェニックスが解き放たれる。
やがて彼女は制御不能に陥り、世界は滅亡の危機に直面する。(Yahoo!Movieから丸パク)

んーとね、コレでシリーズラストってどーよ?←いきなりw
だって全然ラスト感ないんですけど。
まあ敢えて「こーいうトコロがラスト感を演出しているのですね?」と指摘するとすれば…「ジーンの別人格が覚醒して暴走する」という展開を丸々踏襲している部分!
だーかーらー、あの時(2006年)でX-MENシリーズ終わっておけば良かったんぢゃねーの?
…ん、いやいやいや、それではダメだ。だってプロフェッサーXの若かりし頃が観られなくなっちゃうじゃんね^^;

と、まあ自分的にもモヤモヤが止まらない本作w
多くのX-MENシリーズファンにはマイケル・ファスベンダー演じる「若マグニートー」に萌え萌えらしいですが、自分はジェームズ・マカヴォイ君(若プロフェッサーX)一択ですっ!
アレだよ映画冒頭で8歳のジーンを引き取る時の様子なんてまるでフラワーチルドレン気取ってるゲイみたいな可愛いロン毛ちゃんなのー♪(激萌)
ん、まあツルッとハゲてても可愛いんだけど、やっぱロン毛時代の方がジェームズ・マカヴォイ君のプリプリ感が楽しめて個人的には好きなの(*^_^*)
まあ後みんながツッコミ入れそうな部分は…「クイックシルバーは途中から何処行ったん!?」辺りですか?
序盤で頑張ってたんだけど中盤以降まるで居なかったかのような扱いってどーなんすか?撮影期間中のスケジュール問題なんすか?(薄笑)

まーなによりさ、個人的にはジーンの性格が同情出来ないタイプだった、というのがなー。
アレかな、宇宙の謎パワーを吸収しちゃった事で性格が歪んじゃったのかな。何て言うか「他罰的過ぎて引く」とでも言うのかw
ここまで言うと自分も相当意地悪な観方してるなーと思うけど…そもそもジーンのせいで母親死なせてる訳だし。それを棚に上げて自分を引き取らなかった父親恨んだり
ましてや行き場のなかったジーンを引き取って(やり方は多少悪かったかもしんないけど)ミュータントとし平和に生きていけるよう導こうとしたエグゼビアを逆恨みしたりさ。
まあ、コレは本作のテーマの一つでもある「罪を認め」「贖罪し」「許しを請い」「罪を許す」に繋がる訳だからあんまり手厳しく言うのもアレかもしんないけどね^^;

アクションシーンに関しては文句ないっすよ。もうこれは完全に「映像加工技術博覧会」ですからハリウッドさん流石の仕上がりです!
ま、でもね、やっぱマグニートーはカッコイイんだよね。いざ!っていうシーンで一番カッコイイのはやっぱマグニートーなんだよな。

それにしても、謎の宇宙人が最初から最後までよく分からなかったなぁ。
コイツらの目的は?地球征服?みたいなんだけど、なーんか今ひとつパッとしないし…何というか、X-MENシリーズ全般に「X-MENにとっては敵かもしんないけど敵には敵側の事情もあれば正義もある訳で、ただ単に勧善懲悪という話ではないんですよ」という、個人的には「裏ルール」があると思っていたんですがね。
本作そーゆーんじゃなくて「圧倒的悪の宇宙人登場☆」って感じでなんだかしっくり来ませんでした。
バトルシーンで銃で撃っても撃ってもターミネーターみたいに復活するのも「ただ不気味な嫌悪の対象」という役回りにしか見えなかったし。

と、文句垂れまくりで申し訳ない…要するに、「まさか本当にコレでX-MENシリーズが完全終了な訳ないよね?そんなの誰も認めてないよ!」という事が言いたい訳でw
コメント
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