「ちはやふる 上の句」
末次由起氏原作、累計発行部数1,600万部超、現在も連載中で数々の漫画賞を受賞している超絶ヒット少女漫画「ちはやふる」の実写映画化。
「競技かるた=百人一首」に青春をぶつける高校生達の悲喜交々を描いた、正に「ガチンコ青春ドラマ」
主人公の綾瀬千早を、今TVで見ない日はないと言っていい、新CMの女王にして10代のカリスマ・広瀬すずちゃん、そして「まつげ君」こと真島太一役を
野村周平君、子供の頃に千早と太一の2人にかるたの魅力を教えた「めがね君」こと綿谷新役を真剣佑君がそれぞれ演じています。
「真剣佑」って書いて「まっけんゆう」って読むらしい…お前本気か?^^;
本作の原作コミック、大好きですー!仲良しP嬢がそもそも大ファンで全巻持ってて貸してくれたのを読んだんだけど
原作本当に面白いからこの映画観てちょっとでも興味持ったら是非手に取って見て欲しいわ!男性が読んでも絶対に楽しめると思います!(力説)
…という訳で、超~久し振りに試写会が当たったので、私に「ちはやふる」の魅力を教えてくれたP嬢をお誘いして鑑賞。P嬢本当にあんがとね!
本作は2部作で完結するそうで、今回鑑賞した「上の句(前編)」が3/19公開、そして「下の句(後編)」が4/29公開予定です。
原作既読で思い入れのある作品というのは感想書くのが難しい…原作未読の人に比べて勝手に脳内補完してしまうので。
まあ「原作ファンが観てるんだからある程度肩入れしても仕方ない」という体で書いていきますが…
千早、太一、新の3人は小学生時代に新から「競技かるた(百人一首)」の面白さを教えられた事でかるたにどっぷりハマるが、新が家庭の事情で
福井県に引っ越す事になり離れ離れになってしまう。それで「競技かるたを続けていればいつか必ずまた会える」と言い合い、共に離れた地でかるたを続ける事を誓った。
高校生になった千早は高校の部活で「競技かるた部」を創設しようと奔走。そこで中学で私立に進学して一旦は離れてしまった太一と高校で再会し
太一に一緒に競技かるた部を作ろうと持ち掛ける。更に小学生の頃対戦した事もあるお調子者の「肉まん君」、老舗呉服屋の娘で百人一首を和歌として
こよなく愛する「かなちゃん」、秀才がり勉でいつも机にへばりついている「つくえ君」をスカウトし、競技かるた部として高校生競技かるた大会出場を目指す…
正直、あんまり期待していなかったんだけど…思った以上に面白かった!
まずテンポが凄くいい。セリフ回しや映像のカット割り等も非常に手が込んでいてポンポンとリズム良く進むので気持ちよく観ていられる。
会話のキャッチボールも小気味いい。随所に「プッ」と笑っちゃうようなコミカルなやり取りを挟んで、明るく伸びやかな「心身ともに健康な高校生達」の姿を
瑞々しく表現していたと思う。
そして「競技かるた」という、正直なかなか魅力を万人に伝えるのが難しいであろうコンテンツを、映像と演者のセリフ回しで非常に魅力的に見せていたと思います。
話の進行は決して原作を忠実に再現している訳ではないけど、最大限原作をリスペクトして大筋部分はきちんと原作に寄り添って進めている、という感じ。
まあ、膨大な量の原作コミックを一々忠実に再現してたら時間いくらあっても足りないので、そこをどう端折って辻褄合わせて観客に観せて行くかというのは
原作がある物の映画化の宿命だと思うんですが、本作はムリなく上手い事まとめ上げていたと思いますね。話の導入部、競技かるた部を作るトコロまでが
多少上滑りな気はしなくもないですが、GWの「合宿」以降話がどんどん面白くなって行って映画の世界観にグイグイ引き込まれていきました。
まあ、ここからは「原作既読者」としての印象になってしまいますが…
正直自分がコミックを読んだ段階で自分の中で作り上げていた「千早」のキャラと広瀬すずちゃんにかなり隔たりがあったんですが(苦笑)
すずちゃんの演じた「千早」もコレはコレで有りだな、と思いました。自分の中で作り上げていた千早のイメージよりキャピキャピし過ぎてる印象はありますが
(自分としては千早はもう少しシャキシャキしていて美人だけど男前な女子、というイメージでした)すずちゃんの「キラキラした感じ」は好印象です。
太一の野村周平君が…まー高校生には見えない、というのは置いといて(苦笑)、太一は勉強は学年一位、スポーツ万能でイケメンで家は超金持ち、という
何でも持ってるという男なんだけど、んーと学年一位っぽい優等生感はほぼなかったものの、この人カッコ良過ぎてもう何もかも許せるわ!(ヲイ
特にこの「上の句」は新がほとんど活躍しないのでほぼ「太一の魅力を皆様にお届け」な感じになってます。下の句はいよいよ新のターン、という感じですかね。
でも凄いと思ったのはその他のキャスト。どーやって探して来たんだか?とにかく原作のキャラに風貌が似てる。
新やかなちゃんもすっごく似てるけど(肉まん君はもーちょっと太ってて欲しいけどキャラが立ってていい感じだった!)
なんつってもライバル校・北央学園の「ヒョロ」が凄い!誰だコイツ似過ぎだろ!!
そして個人的に一番ツボったのが「つくえ君」つくえ君可愛いわ~!原作でほとんど素無視してたキャラなんだけどなー本作では超オイシイ!(萌)
話を学校内の「競技かるた部」での活動部分に特化して、千早の家庭内の事(アイドルやってるお姉さんとの事とか)や太一の過保護過ぎるママンの事等の
枝葉をバッサリ切り落としているのも逆に良かったと思う。主軸にガッツリ食らい込んでいる分スピード感が出てダレずに観ていられる。
そして千早達のかるたのお師匠様を演じている國村隼さんもいい味出してんだよなぁ~!神社で太一に向かって言う名セリフ、流石の國村隼さんっす!!
そんなこんなで…話は「えええええ!?」という所で後編に続く、という感じ。
最後のセリフの後キャストテロップに切り替わった瞬間、場内がどよめきましたね。まあ展開は大体の予想は着くけど「下の句」を見ずにはいられない終わり方w
上の句では登場してくれなかった「孤高のかるたクイーン・詩暢ちゃん」も下の句では登場するよね!?はぁ~楽しみだなぁ~♪
末次由起氏原作、累計発行部数1,600万部超、現在も連載中で数々の漫画賞を受賞している超絶ヒット少女漫画「ちはやふる」の実写映画化。
「競技かるた=百人一首」に青春をぶつける高校生達の悲喜交々を描いた、正に「ガチンコ青春ドラマ」
主人公の綾瀬千早を、今TVで見ない日はないと言っていい、新CMの女王にして10代のカリスマ・広瀬すずちゃん、そして「まつげ君」こと真島太一役を
野村周平君、子供の頃に千早と太一の2人にかるたの魅力を教えた「めがね君」こと綿谷新役を真剣佑君がそれぞれ演じています。
「真剣佑」って書いて「まっけんゆう」って読むらしい…お前本気か?^^;
本作の原作コミック、大好きですー!仲良しP嬢がそもそも大ファンで全巻持ってて貸してくれたのを読んだんだけど
原作本当に面白いからこの映画観てちょっとでも興味持ったら是非手に取って見て欲しいわ!男性が読んでも絶対に楽しめると思います!(力説)
…という訳で、超~久し振りに試写会が当たったので、私に「ちはやふる」の魅力を教えてくれたP嬢をお誘いして鑑賞。P嬢本当にあんがとね!
本作は2部作で完結するそうで、今回鑑賞した「上の句(前編)」が3/19公開、そして「下の句(後編)」が4/29公開予定です。
原作既読で思い入れのある作品というのは感想書くのが難しい…原作未読の人に比べて勝手に脳内補完してしまうので。
まあ「原作ファンが観てるんだからある程度肩入れしても仕方ない」という体で書いていきますが…
千早、太一、新の3人は小学生時代に新から「競技かるた(百人一首)」の面白さを教えられた事でかるたにどっぷりハマるが、新が家庭の事情で
福井県に引っ越す事になり離れ離れになってしまう。それで「競技かるたを続けていればいつか必ずまた会える」と言い合い、共に離れた地でかるたを続ける事を誓った。
高校生になった千早は高校の部活で「競技かるた部」を創設しようと奔走。そこで中学で私立に進学して一旦は離れてしまった太一と高校で再会し
太一に一緒に競技かるた部を作ろうと持ち掛ける。更に小学生の頃対戦した事もあるお調子者の「肉まん君」、老舗呉服屋の娘で百人一首を和歌として
こよなく愛する「かなちゃん」、秀才がり勉でいつも机にへばりついている「つくえ君」をスカウトし、競技かるた部として高校生競技かるた大会出場を目指す…
正直、あんまり期待していなかったんだけど…思った以上に面白かった!
まずテンポが凄くいい。セリフ回しや映像のカット割り等も非常に手が込んでいてポンポンとリズム良く進むので気持ちよく観ていられる。
会話のキャッチボールも小気味いい。随所に「プッ」と笑っちゃうようなコミカルなやり取りを挟んで、明るく伸びやかな「心身ともに健康な高校生達」の姿を
瑞々しく表現していたと思う。
そして「競技かるた」という、正直なかなか魅力を万人に伝えるのが難しいであろうコンテンツを、映像と演者のセリフ回しで非常に魅力的に見せていたと思います。
話の進行は決して原作を忠実に再現している訳ではないけど、最大限原作をリスペクトして大筋部分はきちんと原作に寄り添って進めている、という感じ。
まあ、膨大な量の原作コミックを一々忠実に再現してたら時間いくらあっても足りないので、そこをどう端折って辻褄合わせて観客に観せて行くかというのは
原作がある物の映画化の宿命だと思うんですが、本作はムリなく上手い事まとめ上げていたと思いますね。話の導入部、競技かるた部を作るトコロまでが
多少上滑りな気はしなくもないですが、GWの「合宿」以降話がどんどん面白くなって行って映画の世界観にグイグイ引き込まれていきました。
まあ、ここからは「原作既読者」としての印象になってしまいますが…
正直自分がコミックを読んだ段階で自分の中で作り上げていた「千早」のキャラと広瀬すずちゃんにかなり隔たりがあったんですが(苦笑)
すずちゃんの演じた「千早」もコレはコレで有りだな、と思いました。自分の中で作り上げていた千早のイメージよりキャピキャピし過ぎてる印象はありますが
(自分としては千早はもう少しシャキシャキしていて美人だけど男前な女子、というイメージでした)すずちゃんの「キラキラした感じ」は好印象です。
太一の野村周平君が…まー高校生には見えない、というのは置いといて(苦笑)、太一は勉強は学年一位、スポーツ万能でイケメンで家は超金持ち、という
何でも持ってるという男なんだけど、んーと学年一位っぽい優等生感はほぼなかったものの、この人カッコ良過ぎてもう何もかも許せるわ!(ヲイ
特にこの「上の句」は新がほとんど活躍しないのでほぼ「太一の魅力を皆様にお届け」な感じになってます。下の句はいよいよ新のターン、という感じですかね。
でも凄いと思ったのはその他のキャスト。どーやって探して来たんだか?とにかく原作のキャラに風貌が似てる。
新やかなちゃんもすっごく似てるけど(肉まん君はもーちょっと太ってて欲しいけどキャラが立ってていい感じだった!)
なんつってもライバル校・北央学園の「ヒョロ」が凄い!誰だコイツ似過ぎだろ!!
そして個人的に一番ツボったのが「つくえ君」つくえ君可愛いわ~!原作でほとんど素無視してたキャラなんだけどなー本作では超オイシイ!(萌)
話を学校内の「競技かるた部」での活動部分に特化して、千早の家庭内の事(アイドルやってるお姉さんとの事とか)や太一の過保護過ぎるママンの事等の
枝葉をバッサリ切り落としているのも逆に良かったと思う。主軸にガッツリ食らい込んでいる分スピード感が出てダレずに観ていられる。
そして千早達のかるたのお師匠様を演じている國村隼さんもいい味出してんだよなぁ~!神社で太一に向かって言う名セリフ、流石の國村隼さんっす!!
そんなこんなで…話は「えええええ!?」という所で後編に続く、という感じ。
最後のセリフの後キャストテロップに切り替わった瞬間、場内がどよめきましたね。まあ展開は大体の予想は着くけど「下の句」を見ずにはいられない終わり方w
上の句では登場してくれなかった「孤高のかるたクイーン・詩暢ちゃん」も下の句では登場するよね!?はぁ~楽しみだなぁ~♪