石巻から届けられた今回の挑戦状も、多彩である。食べ切るのには、1週間ぐらい必要でしょう。
しかし、この梅雨時だ。調理の内容と手順を間違えると、海の神様と叔母様に申し訳ないことになってしまう。
なんと言っても、一番早く調理すべきなのは、「生きている」素材でしょうな。ホッキ貝を塩水(氷入り)に入れて砂を吐かせる。そして、ホヤだ。こいつが遅れると苦く臭くなってしまうけど、元気なうちに調理してしまうと、これほど美味しい食材はない。ここは、妻と共同作業で、私が剥く人。妻が切る人。数もそれほど多くなかったので、あっという間に終わる。ヤナギガレイの干物まで行った所で、次だ。
「生きている」の次は、「小さい物」からですかね。氷で冷やしているとはいっても、傷むのは小さい方からじゃないかな。したがって、今夜はホッキ貝とアジの料理です。それではスタート!
≪ホッキ飯≫
これは、福島県の浜通りの名物料理で、以前から大好きだった。しかし、震災と原発事故以来、浜通りに遊びに行くことがなくなってしまい、ずっとご無沙汰していた料理なのだ。せっかく届けて貰ったからには、これしかあるまい。やってみます。
下ごしらえ・調理の部
・砂を吐かせたホッキ貝の口の所からへらを差し込み貝柱を外す
・貝ひもについた黒い筋を取る
・貝の身を開いて消化管を外す
・さっと茹でてアクを取る
・貝とゆで汁を分けて冷まします
・米4合に醤油と酒大さじ4、ゆで汁を加えて炊きます(ゆで汁が足りなければ水を加える)
※貝の身は炊きあがってから入れる予定だったんだけど、血迷って先に入れちまった(縮んでしまった)
ご飯を炊いているうちに、お刺身などを
≪アジのタタキ味噌味バージョン≫
下ごしらえ・調理の部
・頭とワタを外したアジを三枚におろします
※ゼイゴは気にしないことにしました
・腹骨を外して、切り口を酢水につける
※簡単に皮を剥くときは便利
・皮をつまんで背から尾に向かって剥きます
・1~2㎜の幅で切り分けていく
※血合い骨が気にならなくなる
・2匹分を切り分けた所に、摺り下ろしショウガと小ネギと味噌を適量加えて和えます(味噌味はブロ友さんからのお勧め)
盛りつけてみると、
ちょっと説明しますね。手前から、福島浜通り名物「ホッキ飯」。山形名物「ネマガリタケの味噌汁」。房総名物「アジのタタキ」。三陸名物「ホヤの酢の物」。そして、野菜とお刺身。
「和」の料理とは言え、質素なマタギにしては、少々贅沢すぎますかね。
ま、たまにはいいでしょう。贅沢は素敵だ。感謝を込めて、戴きます!
と言いつつ、この続きに少々不安を感じているマタギなのです。理由は、次回以降。
To be continued!
しかし、この梅雨時だ。調理の内容と手順を間違えると、海の神様と叔母様に申し訳ないことになってしまう。
なんと言っても、一番早く調理すべきなのは、「生きている」素材でしょうな。ホッキ貝を塩水(氷入り)に入れて砂を吐かせる。そして、ホヤだ。こいつが遅れると苦く臭くなってしまうけど、元気なうちに調理してしまうと、これほど美味しい食材はない。ここは、妻と共同作業で、私が剥く人。妻が切る人。数もそれほど多くなかったので、あっという間に終わる。ヤナギガレイの干物まで行った所で、次だ。
「生きている」の次は、「小さい物」からですかね。氷で冷やしているとはいっても、傷むのは小さい方からじゃないかな。したがって、今夜はホッキ貝とアジの料理です。それではスタート!
≪ホッキ飯≫
これは、福島県の浜通りの名物料理で、以前から大好きだった。しかし、震災と原発事故以来、浜通りに遊びに行くことがなくなってしまい、ずっとご無沙汰していた料理なのだ。せっかく届けて貰ったからには、これしかあるまい。やってみます。
下ごしらえ・調理の部
・砂を吐かせたホッキ貝の口の所からへらを差し込み貝柱を外す
開きました
・貝ひもについた黒い筋を取る
・貝の身を開いて消化管を外す
・さっと茹でてアクを取る
貝の足が鴇色に変わります
・貝とゆで汁を分けて冷まします
・米4合に醤油と酒大さじ4、ゆで汁を加えて炊きます(ゆで汁が足りなければ水を加える)
※貝の身は炊きあがってから入れる予定だったんだけど、血迷って先に入れちまった(縮んでしまった)
ご飯を炊いているうちに、お刺身などを
≪アジのタタキ味噌味バージョン≫
下ごしらえ・調理の部
・頭とワタを外したアジを三枚におろします
※ゼイゴは気にしないことにしました
・腹骨を外して、切り口を酢水につける
※簡単に皮を剥くときは便利
・皮をつまんで背から尾に向かって剥きます
・1~2㎜の幅で切り分けていく
※血合い骨が気にならなくなる
・2匹分を切り分けた所に、摺り下ろしショウガと小ネギと味噌を適量加えて和えます(味噌味はブロ友さんからのお勧め)
ご免なさい。本当に適量です
ああ、見るからに旨そう!
盛りつけてみると、
なんて素敵な料理!と自画自賛
ちょっと説明しますね。手前から、福島浜通り名物「ホッキ飯」。山形名物「ネマガリタケの味噌汁」。房総名物「アジのタタキ」。三陸名物「ホヤの酢の物」。そして、野菜とお刺身。
「和」の料理とは言え、質素なマタギにしては、少々贅沢すぎますかね。
ま、たまにはいいでしょう。贅沢は素敵だ。感謝を込めて、戴きます!
と言いつつ、この続きに少々不安を感じているマタギなのです。理由は、次回以降。
To be continued!
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