山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

しろいひかりのうみ(さんぽうた103)

2021年09月09日 | いきもの

  しろいひかりのうみ  こもれび みう

 

こえだのさざなみ

ゆれる

ひろがる

 

ひかりのさざなみ

ゆれる

ひろがる

 

ここは

うみのそこ

しろい 

ひかりの うみ

 

ここにまよいこんだ あなたも

いっしょに ゆれる

 そして

とけこむ

 

ひかりの なみと

たわむれながら

 

       いつもの小径がなんだか違う

       不思議な気分で歩く

       そうして気付いた

       太陽と木立が、いたずらしていたのだ

       光の模様をはっきりさせたり

       ぼんやりさせたり

 揺れたり、止まったりしながら地面にお絵かきをしているようだった。これは、まるで、海の中。歩いている私は、海面から光の降り注ぐ海底にいるみたい。魚かクラゲか、ヤドカリにでもさせられた気分だ。

 木漏れ日って、特に、地面に降り注ぐ木漏れ日って、夏の真上からの日差しが木々をかいくぐってくる印象が強いです。日差しが傾きだしたこれからは、多分、季節が進んで行くにつれて、あまり楽しめなくなっていくんだろうな。それなのに、本日は爽やかな秋の空気までおまけについてきました。

 そんな、ちょっと得した感じの海底散歩。『みう』さん、いつかまた楽しませて下さいね。



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