先日、大雨その他のために自宅待機を強いられた山行だったが、本日は天候に恵まれそうだ。向かいの住人との約束通り、午前3時40分に集合出発でS川をめざす。車止めに着いたのは5時前だが、すっかり明るい。
月が神々しい
谷底に降りると、
ウドが出てますね
川は増水気味
大雨から4日は過ぎているのにこの状況だとすると、やっぱり前回は自宅に留まって正解だったようだ。もし、来ていたら、かなり危なかったはず。
水に洗われた砂地に肉球と爪の痕
タヌキさん(多分)もいらっしゃるんですね。このお方は、イノシシ君とは違って山菜採りのライバルではありません。
キケマンが花盛りです
相棒は斜面を登ってワラビ採り
マタギはというと、
土崖を掘って宝探し(ウド掘り)
この白い根っこがたまらないのだよ
そして、
あちこちで
出始めましたね
この辺のコゴミは終わりのようです
でも、
次の山菜(オオナルコユリ)が顔を出し始めています
「あと、いいぜわあ。」
「俺も、十分だ。」
「これ以上採ったら、大変になるばりだ。」
「うん。最後にコシアブラ採ったら終わりすっべ。」
林道に向かって斜面を登り返す。
本日も凄かったコシアブラ
いやあ、満足です!特に、ウドとコシアブラは、最高品質でした。タケノコもだいぶ増えてきたんだけど、本番は、もう少し先でしょうな。おまけと言ったら失礼なんですが、今回は、M氏もイタドリを持ち帰りました。
「種類、多いほど大変になっからよ。このぐらいで、いがったと思う。」
「うん。丁度いい。SDGsにもなっから、選んで採らねばならねえ。」
霜の降りるような冷たい空気の渓底でしたが、季節が確実に進んでいることを確認できました。
本番には届いていないんだけど、初夏の山菜であるタケノコやナルコユリ、ミズが徐々に顔を出し始めていました。次回は、もっと楽しめそうですね。
山の神様、本日もありがとうございました。前回、我慢した分、素敵なプレゼントをたくさん用意して待っていてくれたんですね。
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