山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

山へようこそ!と言われる日

2023年05月16日 | 山菜採り

 先日、大雨その他のために自宅待機を強いられた山行だったが、本日は天候に恵まれそうだ。向かいの住人との約束通り、午前3時40分に集合出発でS川をめざす。車止めに着いたのは5時前だが、すっかり明るい。

       月が神々しい

 谷底に降りると、

       ウドが出てますね

       川は増水気味

 大雨から4日は過ぎているのにこの状況だとすると、やっぱり前回は自宅に留まって正解だったようだ。もし、来ていたら、かなり危なかったはず。

       水に洗われた砂地に肉球と爪の痕

 タヌキさん(多分)もいらっしゃるんですね。このお方は、イノシシ君とは違って山菜採りのライバルではありません。

       キケマンが花盛りです

       相棒は斜面を登ってワラビ採り

 マタギはというと、

       土崖を掘って宝探し(ウド掘り)

       この白い根っこがたまらないのだよ

そして、

       あちこちで

       出始めましたね

       この辺のコゴミは終わりのようです

でも、

       次の山菜(オオナルコユリ)が顔を出し始めています

「あと、いいぜわあ。」

「俺も、十分だ。」

「これ以上採ったら、大変になるばりだ。」

「うん。最後にコシアブラ採ったら終わりすっべ。」

林道に向かって斜面を登り返す。

       本日も凄かったコシアブラ

 いやあ、満足です!特に、ウドとコシアブラは、最高品質でした。タケノコもだいぶ増えてきたんだけど、本番は、もう少し先でしょうな。おまけと言ったら失礼なんですが、今回は、M氏もイタドリを持ち帰りました。

「種類、多いほど大変になっからよ。このぐらいで、いがったと思う。」

「うん。丁度いい。SDGsにもなっから、選んで採らねばならねえ。」

 霜の降りるような冷たい空気の渓底でしたが、季節が確実に進んでいることを確認できました。

 本番には届いていないんだけど、初夏の山菜であるタケノコやナルコユリ、ミズが徐々に顔を出し始めていました。次回は、もっと楽しめそうですね。

 山の神様、本日もありがとうございました。前回、我慢した分、素敵なプレゼントをたくさん用意して待っていてくれたんですね。



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