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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

DR650RS フューエル・ホースの交換

2021年07月25日 16時35分07秒 | スズキDR650RS


整備と洗車のためにバイクのタンクをはずした。フューエル・ホースをガソリン・コックからぬいて作業し、再びつけようとすると、ホースからガソリンが漏れている。ゴム製のホースが劣化してしまったのだ。フューエル・ホースはDRを手に入れてから一度も換えていないから、いつかこんなことになると思っていた。さっそく2輪館に汎用品を買いにいった。



フューエル・ホースにサイズが何種類もあるとは知らなかった。しかし古いホースを持参したので、2輪館でホースを切って内径をみてもらい、適合品を手に入れた。上が古いもので、下が新品である。



しかしホースは10センチちょっとしか必要ないのに、1メートル単位で売っている。10センチずつ販売したら商売にならないのだろうが。ホースはキジマ製で1100円だった。




DR650RS フロント・ブレーキ・パッドの交換

2021年07月15日 18時09分27秒 | スズキDR650RS


2021年7月。フロント・ブレーキのパッドを交換した。パッドだけでなく、ブレーキのピストン・シールも不良とのことで一緒に交換する。距離は112690キロ。予備のつもりでスロットル・ケーブルもとりよせたが、それが伝わらずにこちらも交換してくれた。DRはこれまでスロットル・ケーブルを換えたことがないから、31年ぶりの新調だ。取り替えたケーブルの状態はよいので、予備としてストックした。

悲報 DR650パーツ次々と欠品

2021年07月11日 10時41分12秒 | スズキDR650RS


DR650のフロント・ブレーキ・パッドが寿命となったので交換することにした。ショップで作業をしてもらおうとすると、ブレーキのピストン・シールが不良で、ここも換えないとパッドの交換ができないとのこと。ディスク・ロータも交換時期とのことで、部品をとろうとすると、シールはあったが、ディスク・ロータは欠品だった。

先日シートを開閉するワイヤーが欠品だったばかりである。不安になってアクセル・ワイヤー、クラッチ・ワイヤー、デコンプ・ワイヤーも調べてもらうと、クラッチ・ワイヤーとデコンプ・ワイヤーも欠品とのこと。なんだかにわかに欠品の部品が増えてきてしまった。因みにアクセル・ワイヤー、クラッチ・ワイヤー、デコンプ・ワイヤーはストックがある。

とりあえずアクセル・ワイヤーだけ確保することにして発注したが、ディスク・ロータは社外品をさがすしかないとのこと。オーダーで作ってくれるショップがあるようだが、高そうだ。また海外のサイトではOEMパーツがあるところが存在する。どうするのか調査・思案中である。

DR650RS シートが開かなくなるトラブル

2021年07月01日 17時46分32秒 | スズキDR650RS


DR650のシートが開かなくなってしまった。何の前触れもなく、突然故障してしまったのである。



シートはキーシリンダーを回して、ワイヤーを引いて開ける構造なのだが、ワイヤーにトラブルがおこったようだ。キーシリンダーをとりはずして、ワイヤーの状態を確認したいが、見たことのない星型のボルトでとまっているので、できない。



そこでシート・カウルをはずすことにした。



キャリアをはずそうとするが、いちばんナンバー・プレートに近いボルトが左右ともゆるまない。後で気がついたが、アーレンキ式のボルトだけでなく、ナットでも固定されていたのである。最近目が悪くなって見えなかったのだ。



シートのすき間に細い棒を入れてさぐってみるが、開く気がしない。どうにもならないのでプロの手を借りることにした。



かかりつけのメカの方に見てもらう。キーシリンダーをはずして、ワイヤーを引いてみたが、シートは開かない。しかしシートの中をライトで照らしてのぞき、長いドライバーでさぐって開けてくれた。プロはすごい。



ワイヤーは切れていなかったが、プラスチック製の部品が劣化してこわれていた。



ワイヤーと部品の形状は上下とも同じなので、上下を入れ替えてみた。下側のプラスチック部品はこわれていなかったのである。



本来はこのようにセットされて、機能する。プラスチック部品が真ん中から割れて、収まるべき場所から逸脱してしまったのだ。



キー・シリンダーは正常に動作している。そこでこのワイヤーを取り寄せようとしたが、欠品となっていた。長くDRに乗ってきたが、部品が欠品となるのははじめてのことだ。



ついでにふたのなくなってしまったヒューズ・ボックスもしらべてもらうと、こちらも欠品だった。ショックである。



ワイヤーの上下を入れ替えて、キーシリンダーを装着しないと、ワイヤーの太鼓とプラスチック部品が見える。



ワイヤーを引くとシートは開くから、とりあえずこのまま使うこととにした。割れてしまったプラスチック部品を、パテなどで再生できれば、キーシリンダーを復活できるから、それはこれからの課題とした。



ヒューズ・ボックスは時計の空き箱をつかって、ふたをしておいた。



ヒューズ・ボックスごと、他車のものか汎用品に交換するのが手かもしれないが、ハードルが高い。

DR650の修理 イグニッションコイルとCDIの交換

2021年04月21日 18時04分12秒 | スズキDR650RS


DR650は製造から31年をすぎた。古いながらも好調に走っていたのだが、いつか故障するのではないかと不安になり、セカンド・バイクとしてセローを購入した。するとそれを待っていたかのように、DRのエンジンがかからなくなってしまった。



2週間ほど乗らずにいて、エンジンをかけようとしたが始動しないのだ。キックしてかからないということはこれまでにも何度もあった。それでキックを繰り返した。83回。全力でこれだけキックするとへとへとになる。冬なのに汗だくである。



一時始動をあきらめて、時間をおいてまたキックした。しかし50回してもかからなかった。



これまでプラグがかぶって始動しなかったということはないのだが、キル・スイッチとヒューズを見た後で、点検してみた。DRは単気筒だがツイン・プラグである。



プラグは濡れていたが、それほどでもない。ライターで炙って磨き、つけなおしてみても始動しない。因みに昨年の12月の車検でプラグは交換している。



1本だけ新品のプラグがあったのでつけてみたが、やはりエンジンはかからなかった。いずれのときも、キックするとプラグは濡れていたから、ガソリンはきている。火が飛んでいないのだろうかと考えたが、これ以上自分では修理できないので、ショップに修理を依頼することにした。しかしDR1台きりだったときには不調のきざしはまったくなかったのだ。愛車も気をはっていたのだろうか。そしてセローが来たとたんに、役目を果たさなくともよいと感じて、力尽きたのか。なんだか意思と感情があるかのように感じられる。頑張ってくれていたのだろう。しかしこれが出先でなかったことが幸いであった。



搬送はJAFに依頼した。15キロまでは無料とのことで料金はかからなかった。ショップにDRを持ち込むと、やはり火花が飛んでいないとのこと。



電装品のどこかが不良なのだろうとのことだが、イグニッション・コイルが原因ではないかとの見立てだ。メカニックの方には、ベストと思える修理をしていただきたいと伝えた。イグニッション・コイルは2万円ほどだそうだが(正確には14200円)、部品はバックオーダーとのことで、いつくるのかわからないとのことだった。



部品は意外にも一週間でとどいた。さっそくイグニッション・コイルを交換すると、エンジンはかかるようになったが、回転が安定しない。エンジンの始動性も非常に悪いとのこと。

メカの方がキャブを点検すると、何年か前にエアクリーナー・フィルターが劣化してくずれてしまったことがあり、それを吸い込んでいるとのこと。キャブをオーバー・ホールしてもらったが、回転の安定と始動性はまだまだ不良だった。

この原因はCDIの不良なのではないかとのことで、交換をすすめられる。ただCDIは50000円ほどするので、交換してもよいか確認された(正確には44300円)。長い年月にわたって旅の相棒だったDRに、乗れなくなってしまうのは考えられないし、耐えられないので、当然やれることはすべてやってもらうこととした。



部品はまた一週間でとどけられた。30年以上前の逆輸入車なのに、スズキの手厚い対応には感謝である。そしてCDIを交換すると、見事にDRは息をふきかえした。



修理期間は約1ヵ月だった。交換した部品代は62470円。イグニッション・コイルにCDI、キャブレターのOリングなどの消耗品だ。工賃は20000円。それに消費税がはいって90717円の費用がかかった。始動性はイグニッションコイルとCDIを交換した効果で格段に向上した。トラブル前よりも調子がよくなった。これでまた30年もつだろうが、私のほうがそんなにバイクに乗れないだろう。メカニックの方に感謝である。直してもらって本当にありがたかった。

距離111308キロ。



パーツリスト 

2021年01月24日 14時22分16秒 | スズキDR650RS


バイクのパーツリストが売り出されているのを知って、入手した。元々パーツリストはオーナーズ・クラブのゆーじさんにコピーさせてもらっていた。でも不人気車のパーツリストを買う人なんて、ほかにいないだろうと思ったのだ。私が購入しなければずっと死蔵されたままになるのではないかと。

とどいたリストを見ると、ゆーじさんにコピーさせてもらったものと、年次がちがうようだ。上のコピーさせてもらったリストは1990ー10とあり、下の今回手に入れたものは1989ー11と記されている。



今回買ったもののほうが古いようだが内容は一致している。31のページ。



こちらは17の一致である。



サービス・マニュアルとならべてみた。


バイクの車検

2020年12月31日 09時10分13秒 | スズキDR650RS


DR650の車検をとった。それと同時に、いろいろと気になるところがあったので、いっしょにメンテナンスもしてもらった。



上の画像はスイング・アームの上に配置されているリヤ・ブレーキ・ホースを写したものだ。ホースをとめているプラスチック製のフックが経年劣化で割れてしまっている。



部品がでれば交換したいと思ったら、見事に新品がでた。1990年型の30年前のバイクだが、輸出モデルはパーツが出やすいとはショップの方の弁である。ただ外装パーツはほとんど在庫はないそうだ。いずれにしてもスズキ、やるじゃないか。他にリヤ・ブレーキのオーバー・ホール。オイルのにじむクランク・ケースのパッキンの交換。プラグの交換。オイルとオイル・フィルターの交換などをしてもらった。DRはさすがに古くなってきて、傷みもでているが、エンジンはまだまだいけますね、とはメカの方の弁だった。



距離は110925キロ。


DRの車検とフォーク・ブーツの交換

2018年12月29日 09時48分05秒 | スズキDR650RS


2018年の12月。DRを車検にだした。ショップには車検整備の他にエンジン・オイルとフィルター、ブレーキ・フルードの交換、燃料添加剤フューエルワンの注入も依頼した。またフロントのフォーク・ブーツが左右とも破れていたので交換してもらった。



フォーク・ブーツは純正部品があった。ブーツは1本3250円。



他にストック部品としてチェーン・プロテクターも注文した。2600円。スズキは部品がでてくれるので助かる。距離103593キロ。年式と走行距離からエンジンのメカ・ノイズが大きいとメカに指摘された。ひどくなるようなら修理も考えなければならない。

DRはキック3回で始動した。走りだすと各部の操作がとても軽くて調子がよい。私もうれしいがバイクも喜んでいるようだった。

DR650のタイヤ交換と互換性

2018年10月11日 17時48分02秒 | スズキDR650RS


2018年10月。DRのタイヤ交換をした。



新しいタイヤはBSのトレイル・ウイングである。サイズはフロント90、90、21。リヤは120、90、17。このタイヤがDRの純正品だそうだ。



いつもミシュラン・シラックにしていたが、もっとオフよりのタイヤにしたいと思っていた。それでミシュランT63というマディーなものにしようとしたら、このタイヤは生産中止になっていた。代わりにアナキー・ワイルドという新製品がでているのだが、フロント・タイヤはサイズがあるが、リヤはない。そこで調べてもらうと、このサイズのタイヤはシラックのほかにBSしかなく、しかもシラックも生産停止とのこと。そこでやむを得ずこの銘柄にすることになったのだ。



林道での走破性をあげたいと思っていたので、シラックよりもオフよりのパターンなのはよかった。



もしもBSのタイヤまでなくなってしまったら、フロントはミシュランのアナキー・ワイルドにするにしても、リヤの代替品に困ることになってしまう。それは避けたいところろだ。

料金はフロント・タイヤ13716円。ТW41。リヤ・タイヤ15012円。ТW42。前後のチューブとリム・バンドが6176円。工賃4860円。タイヤ廃棄料516円。合計40280円。ミシュラン・シラックにくらべてBSは高い。

距離101812キロ。前回交換は2016年の4月。走行距離は13443キロ。BSはこんなにもたなくて、1000キロほどでタイヤの山がかなり減ってしまった記憶がある。

交換後に群馬県の栗原川林道を走ってみた。林道は台風の影響で大荒れだったのだが、BSトレイル・ウイングのグリップはシラックと変わらない印象だった。むしろフロントはシラックのほうが粘る感じさえした。


以下はおまけである。

タイヤの交換作業をしてくれたメカニックが語ってくれた。DRいいっすね、と。カッコイイっす。2本だしのマフラーもいい。ところでメーターは一回りしちゃてますか? そうですか、すごいっすね。いやぁ、すごい。ベテランのメカだった。

互換性についての追記。

コメント欄にもあるがDRクラブの皆様の知見があつまった。まずリヤ・タイヤについて、かつぼんさんによると、120、90、17の標準サイズにダンロップのトレイル・マックスとコンチネンタルのTKC80があるとのこと。したがってBSのトレイル・ウイングが生産停止となっても、代替品はあることがわかった。

またDR650SEには130、80、17のタイヤを装着することができるとのこと。私のRSはどうなのかと思っていたら、同じバイクに乗るhirokiさんから情報をいただいた。それによるとRSにも130、80、17のタイヤを装着できるとのこと。これでBSだけでなく、いろいろな選択肢があることがわかった。皆様の情報に感謝である。

スピード・メーターの故障

2018年08月15日 18時07分23秒 | スズキDR650RS


2018年の6月。群馬県の万沢林道ツーリングに出かけた際に、スピード・メーターがおかしくなってしまった。停止しているのにメーターの針がピンピンとはねあがったり、走りだしてスピードもでていないのに、メーターを振り切ったりするのだ。2・30キロで180キロを指し、50キロもだすとメーターは真下を通り越して、0にもどりそうないきおいだ。ただ距離計は正常だった。速度表示と距離計は別のシステムで動いているようなので、メーターの針だけが異常なダンスをしている状態だった。ツーリングには予備のメーター・ケーブルを持参していたので、交換すれば直るだろうと考えて、日陰のスペースをみつけて作業をすることにした。

バイクは1990年型だから28年ものである。距離は10万キロ。メーター・ケーブルの交換ははじめてのことだった。



ところで自宅のバイク置き場は狭くて、床は斜めなので整備しづらい。人通りも多いから、そこではなるべく作業をしたくないのである。それでツーリング中に直してしまおうと考えたのだ。



スピード・メーター・ケーブルはスピード・メーターと前輪のハブ部分に接続されている。フロント・フォークのプラスティック製のガードを外して見てみると、メーター・ケーブルを接続しているボルトは、フロント・ホイールを外さないと緩めないことがわかった。

DRにはセンター・スタンドはついていない。ジャッキも持参していないから、このときは直せないまま帰宅することにした。

後日、メーター・ケーブルの交換をすることにしたが、問題があった。モトクロス・スタンドを所有しているが実家の倉庫に置いたままになっている。ジャッキを使おうとするとハイエースのものしかない。さらに前述のようにバイク置き場は平坦ではなく、傾斜があるから、ここでジャッキ・アップはできないのだ。自分でやろうとすると、自宅の前の路上で作業するほかないが、人通りの多いところなので、ここでバイクをいじるのはいかにもまずい。人目も気になるし、猛暑がつづいていることもあり、いつものバイク屋に作業を依頼することにした。



バイク屋にいってメカに症状を話した。そして、メーター・ケーブルだろうか、と聞くと、違うのではないだろうか、とのこと。たぶん、メーター内部のメカニカルな故障ではないか、と。しかし私が予備のケーブルを持っていると言うと、とりあえずケーブルを交換してみることになった。これで直らなければ、メーター本体の修理にすすむことにして。

メーター・ケーブルの交換作業は、エンジンのアンダー・ガードをはずしてジャッキ・アップ。カウリングからメーターを分解してケーブルをはずす。フロント・ホイールをはずしてケーブルをぬいて、交換となった。メカニックはDRのサイド・スタンドを交換してくれた方なので、このバイクのスタンドはなるべく力をかけないようにした、と語っていた。弱そうで怖いから、と。

これでメーター・ケーブルの交換ができて、点検してもらったが、フロント・ホイールを手でまわすとメーターは正常に作動する。古いメーター・ケーブルは目視では異常はなく、ハブの接続部などにも気になるところは見当たらなかったとのこと。それがメーター内部のメカニカルな故障を疑わせるが、走ってみるとメーターは直っていた。メーター・ケーブルの交換、各部の点検作業代は7560円である(自分で作業をする人には高く感じられるかもしれないが、店舗をかまえて従業員をつかい、会社組織で運営しているバイク店の請求する工賃としては、妥当ではないか。自分でショップを経営しているとしたら、どれくらい請求するのか、想像してみればわかると思う)。

2週間後。1泊2日で水上・尾瀬にキャンプ・ツーリングにでかけた。初日の1回目の休憩の後に走りだすと、メーターの異常が再発した。じっさいの速度よりも大きな数字が表示されるのである。症状は前回よりも軽くて、40キロで60キロ、60キロで80キロと表示される感じだ。それもすぐにおさまって、その後異常は発生しなかった。

その後も1000キロほど走行して、8月の半ばとなっているがトラブルは起きていない。