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DR650RS シートが開かなくなるトラブル

2021年07月01日 17時46分32秒 | スズキDR650RS


DR650のシートが開かなくなってしまった。何の前触れもなく、突然故障してしまったのである。



シートはキーシリンダーを回して、ワイヤーを引いて開ける構造なのだが、ワイヤーにトラブルがおこったようだ。キーシリンダーをとりはずして、ワイヤーの状態を確認したいが、見たことのない星型のボルトでとまっているので、できない。



そこでシート・カウルをはずすことにした。



キャリアをはずそうとするが、いちばんナンバー・プレートに近いボルトが左右ともゆるまない。後で気がついたが、アーレンキ式のボルトだけでなく、ナットでも固定されていたのである。最近目が悪くなって見えなかったのだ。



シートのすき間に細い棒を入れてさぐってみるが、開く気がしない。どうにもならないのでプロの手を借りることにした。



かかりつけのメカの方に見てもらう。キーシリンダーをはずして、ワイヤーを引いてみたが、シートは開かない。しかしシートの中をライトで照らしてのぞき、長いドライバーでさぐって開けてくれた。プロはすごい。



ワイヤーは切れていなかったが、プラスチック製の部品が劣化してこわれていた。



ワイヤーと部品の形状は上下とも同じなので、上下を入れ替えてみた。下側のプラスチック部品はこわれていなかったのである。



本来はこのようにセットされて、機能する。プラスチック部品が真ん中から割れて、収まるべき場所から逸脱してしまったのだ。



キー・シリンダーは正常に動作している。そこでこのワイヤーを取り寄せようとしたが、欠品となっていた。長くDRに乗ってきたが、部品が欠品となるのははじめてのことだ。



ついでにふたのなくなってしまったヒューズ・ボックスもしらべてもらうと、こちらも欠品だった。ショックである。



ワイヤーの上下を入れ替えて、キーシリンダーを装着しないと、ワイヤーの太鼓とプラスチック部品が見える。



ワイヤーを引くとシートは開くから、とりあえずこのまま使うこととにした。割れてしまったプラスチック部品を、パテなどで再生できれば、キーシリンダーを復活できるから、それはこれからの課題とした。



ヒューズ・ボックスは時計の空き箱をつかって、ふたをしておいた。



ヒューズ・ボックスごと、他車のものか汎用品に交換するのが手かもしれないが、ハードルが高い。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2021-07-01 21:01:50
多分初期型のハヤブサと共通部品なので
カワサキZRXのロックが使えはずですよ。
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Unknown (朗報)
2021-07-02 17:42:54
ハヤブサとZRXは別のバイク。それにこわれたのはワイヤーなんだよね。

洒落のつもりなのかな。
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Unknown (ぺんぎん)
2021-07-03 06:54:37
私のDRもヒューズボックスの蓋もなくなってます。ビニール袋かぶせてタイラップで締めてます。
外れやすいんですかね。
もう欠番なんですね。
蓋だけ注文しようとしたら、ボックス全体だったのでやめました。
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Unknown (1938goo)
2021-07-03 11:48:21
ぼくの古ヤマハもあちこち欠品(あっても高価)です。
シート下に大事な物を入れないのであれば、鍵がかからなくても問題ないかもしれません。
シート直下にキーシリンダーを付けてワイヤーを介さないようにするとか、壊れないようにメタルで作るなどして欲しいところです。プラスチックは必ず劣化します。

フューズボックスは純正にこだわらなければ汎用品があるそうです。フタはゴミ避けですから何でも良いのです。
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ヒューズボックス (朗報)
2021-07-03 18:16:52
ぺんぎんさん、こんにちは。

ヒューズボックスの蓋はツメが劣化して折れ、それでなくなってしまうようです。年式が古いのでしかたのない面もあります。私は時計の入っていたプラスチックの箱をかぶせました。
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Unknown (朗報)
2021-07-03 18:23:39
ナガシマさん、書き込みありがとうございます。

プラスチックは必ず劣化しますが、設計者は30年後のことは考えなかったのだろうと思います。

ヒューズボックスは汎用品に変えるのがよいのでしょうが、時計の入っていたプラスチックの箱をかぶせたら、これでいいや、と思いました。
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