goo blog サービス終了のお知らせ 

放浪のページ別冊ブログ

キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

雨宿り

2010年07月04日 19時49分36秒 | サイクリング
日曜日は知人に教えてもらった、焼きたてパンがおいしいと言う、
チェーン店のサンマルクで朝食。



息子に声をかけたが、起きてこないので家内と出かけた。
パンはそれほどでもなかったが、サラダやベーコンエッグなどは美味しかった。
そしてそれほどでもないと言いつつ、パン食べ放題なのでそれなりにいただいてしまった。



朝食を食べ過ぎたので自転車に乗ることにして40キロほど走行。
荒川の川沿いを走ったが、サンバのチームが練習していた。
浅草のカーニバルに出るのかな。

汗をたっぶりとかいて、
あと5キロで自宅というところでゴロゴロと雷が鳴り出した。



直後にものすごい土砂降りとなり、マンションのエントランスの軒先を借りて雨宿りをするが、
道路に水があふれて、それがエントランスにも押し寄せてくる。
風も強くて霧状になった雨粒がむせかえるようだ。

40分ほど待つとおさまったので走りだすと、あと1キロの地点でまたも雨。
2度めの雨宿りを余儀なくされたが、雨宿りなんて何年ぶりのことだろう。

なんだか懐かしくて、新鮮な気分。


古河へサイクリング

2010年06月12日 18時03分43秒 | サイクリング

好きなだけ食べたり飲んだりしている毎日。
たまには運動しなければ、メタボ確実

そこでロードレーサーで、確かめたいことがある茨城県の古河に行ってみることにした。

日差しが強くて暑い日だ。
5キロも走ると汗がでてくる。
でも、自転車で走ると爽快。

埼玉県を走り抜けて茨城県へ。
県境を自転車で越えると興奮するのは私だけだろうか。

古河駅入口から国道4号線を右に曲がり、しばらく進むと目的地に到着した。
まるまつ、というレストランだ。

まるまつ、は仙台に本社のある、カルラ、という会社が運営している和風レストランだ。
首都圏ではほとんど知名度はないが、東北にはお店がたくさんある。
そして株を上場していて、株主優待もある。

東北中心に展開しているこの会社の南限の店は埼玉県の北部だった。
でもその店は閉鎖されてしまい、新たな南限は古河で、その店を探しに来たというわけなのだ。



お店に入ってカツ丼とうどんのセットを注文する。
自転車で走ってきたから、ガッツリ食べたくて、この店の得意な寿司や刺身は頼まなかった。
大衆和風レストランなのでものすごく美味しいわけではない。
でも、ふつうの親しみやすい味に満足。
料金は898円。



せっかくなので古河の町を散策する。
駅に行ってみると東西に通り抜け出来るようになっている。
自転車を押して駅内を行くと、古河は三尺玉の花火が名物で、
また香辛料の生産が盛んなので、カレー麺で町おこしをしていた。
そのポスターと幟の前でパチリ。

古河には自転車のクラシック・パーツの栗田商会もあるが、
パーツを見てしまうと買ってしまいそうなので行かずに帰ることにする。

走りだすと、足にきていることに気づく。
しかも来るときには気にならかったが向かい風だ。

ヘロヘロになって帰宅する。
自転車で走っていると水が美味しい。
ホッピーよりもはるかにうまし

福生へサイクリング

2010年05月09日 18時20分30秒 | サイクリング
横田基地のある福生。
国道16号線沿いにお店がたくさん並び、いつも賑わっている。
前からどんなお店があるのか気になっていたので、自転車ででかけてみた。

今日はロードレーサーではなく、ランドナー(小旅行車)で行くことに。
この自転車は33年物。
北海道や能登、京都にも出かけた長年の相棒だ。
しかしさすがに古くなって、リヤのギヤの変速が渋い。
トップギヤには入らず、全体に動きが悪いのだが、太いタイヤの乗り味はやわらかく、
ロードレーサーのようにとんがっていないので、楽に走ることができるのだ。

横田基地に到着。
鉄道の人みたいに、カメラを抱えて基地を見ている人がたくさんいて、びっくり。
この人たちはさしずめ、基地な人か。

基地には興味はないので、さっそくお店を見てまわる。
アンティーク家具の店や雑貨屋、ミリタリー・ショップ、洋服店などなど。
忌野清志郎が舞台衣装を作っていたテーラーなどもあった。

私の自転車よりも古い、フランス製のメルシェがいたので記念撮影。
お洒落なレストランやオープンカフェなどもあるが性に合わないので入らない。
福生駅のほうにも行ってみる。

福生は村上龍のデビュー作、限りなく透明に近いブルー、の舞台になった町。
当時、限りなく透明に近いブルーを読んで、この人は天才だと思ったものだ。
その感性と詩のような文章の空間処理で。

夏のような日差しで顔が真っ赤に焼けてしまう。
桐の花が咲いていた。
自転車で走ると水が美味しい。
がぶがぶ飲めてしまうのが、心地よい。

南房サイクリング 完結編

2010年04月12日 20時47分55秒 | サイクリング
計画の未達に終わった、先週の南房サイクリング・くじら紀行。
あの先に行きたくて、なにしろ行けなかったところがメインだったから、今週もまた出撃した
 
4月11日の9時前に鴨川の南にある道の駅、鴨川オーシャンパークに車をデポし、出発した。
天候は薄曇。
先週は真冬の気温だったが、今日は20℃以上になるそうだ。
春は気温の変動が激しい。
暖かいのはいいのだが、向かい風が強いのが難だった。

先週引き返した地点、くじら家には10分で到着してその先にすすむ。
波浪注意報も出ているから、海は荒れている
それでもサーフィンをしている人は多い。
彼らにとっては、海が荒れるのは願ってもないことなのだろう。

道の駅、ローズマリー公園の庭園がきれいなので写真をとる。
こちらはイギリス風の庭が造られていて、花の配置が清楚で良かった。

この先は海沿いの南房の南端部を走る待望のコース。
防風林の横や海沿いを走る
千倉で釣りをする人たちを見ていくも、何も釣れていない。
まだ釣りには時期が早いみたいだ。

房総半島の南端の野島崎の手前からは猛烈な向かい風
ギヤを低くしてゆっくりすすみ、灯台下に到着した。
写真の中ほど、ぼんやりしているのが野島崎灯台。
ここで持参のどら焼きでエネルギー補充をして、また走りだす。

相変わらず向かい風が強い。
しかも上り下りもあるからキツイ。
それでもきれいな海とおだやかな海岸線を見て気分よく走る。
南房は南伊豆のリアス式海岸のような激しい絶景はない。
おだやなか磯がつづいていくのが特徴だ。


南房の西側にすすむと写真のフラワーパークや南房パラダイスなどの施設がある。
いずれも観光客があつまっていてはなやかだ。
そしてここにもサーファーがいる。
荒れた海にはサーファーが、磯には釣り師が波をかぶって竿をふっていた。
またライダーも多かった。

房総フラワーラインを西に行くと洲崎灯台にいたる。
ここも灯台までは行かずに、手前で写真をとって景色を楽しんだ。
野島崎から洲崎までは海がとてもきれいだ。
昔はこうではなかったから、ずいぶんと環境が回復したと思う。

洲崎灯台をすぎて北上すると風はやんだ。
そろそろ昼食をとりたいと思って走っていると、割烹風の構えの良い店がある。
定置直送、磯料理と看板にあるので、この多津味という店に入ることにした。

メニューを見て、刺身にてんぷら、サザエのつぼ焼きのつく潮騒定食2310円を注文する。
さらにアジのサンガ焼きのつく3600円の定食もあったのだが、さすがに高いのでやめておいた。
カウンターの上にはサインがたくさんあったから、テレビにも出ている店なのかもしれない。
サインは誰のものだろうと見てみると、女子マラソンの小出監督に東MAX、そして、さかな君など。
さかな君のサインがあるのが、料理の期待を高めさせる。
そして提供された料理は美味しゅうございました。

ところで刺身3種のうちのひとつがなんなのかわからない。
そこでたずねてみると、メジナとのこと。
ついでにわかっていた2種を念のため確認した。
これはイサキですよね
いえ、黒鯛です。
ええ、ではこれは鯛でしょう
それは、ヒラメです。
なんと
お刺身になるとなかなかわかりませんから、とお店の方、慰め口調で言ってくれる。
わかったつもりがこんなとは

館山市街を北上していくと、ここには早くもツバメがいる。
館山の北で東に折れて、房総の東海岸にもどっていく。
上り下りのある丘陵地帯を走ると、カエルが鳴き、モンシロチョウが舞っていた。
約1時間で西海岸から東海岸の鯨の和田浦にもどった。
ここから出発点は近い。
15時30分に車にもどり、今日の走行距離は80キロほどで終了。
ちなみに先週のくじら紀行は片道60キロの合計120キロである。

このあとは大型の初ガツオの腹身サクと、型の良い鯖を魚屋で土産に買い。
大多喜産の美味しい米をゲットしーーここのお米はすごく美味しいのだーー、
旬の竹の子も夕方なので半額で手に入れた。

渋滞情報を見ながら、京葉、首都高と経由して、南房サイクリング紀行は完結した。

南房サイクリング くじら紀行

2010年04月05日 20時15分15秒 | サイクリング
以前から、房総半島の南端部を自転車で走りたいと思っていた。
ずいぶんと前から計画をあたためていたのだが、今回ようやくいくことができた。

4月4日の日曜日、首都高と東金自動車道を経由して、外房の九十九里浜の下、太東漁港に9時に到着した。
天候は曇り。
気温は東金で9℃と予想よりも低い
さっそく自転車を車からおろして、9時30分に南に走りだした。

風が強いが追い風だ。
帰りは風向きが変わってくれれば良いなと思う。
その追い風に乗って走ると爽快だ。
久しぶりの運動で、体が温まり、血の巡りや心肺機能が活性化されるのを感じる。
大原を一気に通過して、御宿の手前に到着した。


景色の良いところで写真をとって御宿へ行く。
写真の先が御宿で、海にはサーファーがたくさんいた。
御宿にはDR650クラブの方がいるのだが、仕事が忙しそうなので立ち寄らなかった。

勝浦に着いたのは10時45分。
ここは大人気の朝市を歩いてみることにする。
自転車を引いて見物すると、魚は観光地価格かな
野菜などは安いみたいだ。

勝浦を出発するが、外房から南端部の野島崎灯台まで行って、内房に回りこみ、
館山から内陸を通って、出発点にもどるつもりだったが、早くも無理かと感じる
旧行川アイランド付近の登りがきついのだ。
一気に足に来てしまった。

日蓮さんの誕生寺のある小湊には12時半に着いたが、ここまで3時間かかっているから、
2時か3時にはここに戻っていないといけないと思う。
そうしないと、真っ暗になってしまうから。

鴨川シーワールド前を通過する。
早くも13時近いのに、南端部の野島崎灯台は遠い。
これはとても行き着けないと思う。
腹も減ってきたし、どこかで食事をして引き返すことにするか。
でも同じ道を戻るのは癪だなと感じるが、道は他にないのだ。
地図を見ると、和田浦に、くじら家、という鯨料理の専門店がある。
和田浦は3大捕鯨基地として有名なところのようだ。
ここを目的地にしたが、着くまでにも坂が多くて、ヘロヘロになってしまった。

13時15分にくじら家に到着した。
思っていたよりも空いていて、テーブル席にゆったりと座ることができた。
サービス・メニューだと言う、くじら御膳2000円を注文する。
料理はすぐにでてきたが、それぞれの料理と食べ方を丁寧に教えてるのが嬉しかった。
赤身と脂肪分の皮の刺身はいっしょに生姜醤油で、舌のボイルの刺身も同様。
左上は佃煮、その右は腸とヒレをさらしたさらしくじら。
腸の百尋は生姜醤油、さらしくじらは酢味噌だ。
右は豆の煮物で、刺身はひとつずつ食べても美味。
赤身はマグロのようで、食べた後の鼻に抜ける香りが、わずかにくじら。
舌のボイルはとろけてしまう。
唐揚げと竜田揚げは、想像通りの味だが、鯨なのでサッパリとしていた。
ここの料理は美味しかったので、おすすめだ。

食事を終えて店をでると、隣りのテーブルにいた同年輩のふたり組みが私の自転車を見ている。
そして、これは懐かしいですね、と言う。
自転車に乗ってるんですか、と聞くと、
ひとりは私と同じく、トーエイ・ロードとランドナー、
もうひとりは、チネリとロッシンーーイタリアのハンドメイドーーを所有とのこと。
同年輩なので、昔の自転車談義を楽しんだ。

彼らと別れて、来た道をもどる
鴨川まで戻ると、若い女の子の乗る、コルナゴのクロス・バイクに抜かれた。
昔はコルナゴの自転車なんて年に一度しか見ないほどだったが、最近はよくいる。
でも経営は別になったのかな。
負けずに抜きかえすも、向かい風で、しかも上り下りが多く、
小湊までにぬきかえされて、しかも足を使い切ってしまった。

行川の坂をノロノロと登っていく。
キツイ、もうだめで、御宿の海岸で休憩をする。

冷えてきた。
ウインドブレーカーを着るが、指先がかじかんでくる。
それなのにサーファーたちは海につかり、陸に上がるとポリタンクの真水をかぶっている。
この寒いのに筋金入りだね。

夕方の月の沙漠像には誰もいないから、写真をとる。
ここはいつも観光客でにぎわっているから、ラッキーだった。

そして、本当に体力をなくして、向かい風の中、メロメロになって18時に車にもどった。

鮮魚や野菜、果物なども買って帰りたかったが、気力なし。

京葉、首都高とつないで帰還したのだった。