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南房サイクリング 完結編

2010年04月12日 20時47分55秒 | サイクリング
計画の未達に終わった、先週の南房サイクリング・くじら紀行。
あの先に行きたくて、なにしろ行けなかったところがメインだったから、今週もまた出撃した
 
4月11日の9時前に鴨川の南にある道の駅、鴨川オーシャンパークに車をデポし、出発した。
天候は薄曇。
先週は真冬の気温だったが、今日は20℃以上になるそうだ。
春は気温の変動が激しい。
暖かいのはいいのだが、向かい風が強いのが難だった。

先週引き返した地点、くじら家には10分で到着してその先にすすむ。
波浪注意報も出ているから、海は荒れている
それでもサーフィンをしている人は多い。
彼らにとっては、海が荒れるのは願ってもないことなのだろう。

道の駅、ローズマリー公園の庭園がきれいなので写真をとる。
こちらはイギリス風の庭が造られていて、花の配置が清楚で良かった。

この先は海沿いの南房の南端部を走る待望のコース。
防風林の横や海沿いを走る
千倉で釣りをする人たちを見ていくも、何も釣れていない。
まだ釣りには時期が早いみたいだ。

房総半島の南端の野島崎の手前からは猛烈な向かい風
ギヤを低くしてゆっくりすすみ、灯台下に到着した。
写真の中ほど、ぼんやりしているのが野島崎灯台。
ここで持参のどら焼きでエネルギー補充をして、また走りだす。

相変わらず向かい風が強い。
しかも上り下りもあるからキツイ。
それでもきれいな海とおだやかな海岸線を見て気分よく走る。
南房は南伊豆のリアス式海岸のような激しい絶景はない。
おだやなか磯がつづいていくのが特徴だ。


南房の西側にすすむと写真のフラワーパークや南房パラダイスなどの施設がある。
いずれも観光客があつまっていてはなやかだ。
そしてここにもサーファーがいる。
荒れた海にはサーファーが、磯には釣り師が波をかぶって竿をふっていた。
またライダーも多かった。

房総フラワーラインを西に行くと洲崎灯台にいたる。
ここも灯台までは行かずに、手前で写真をとって景色を楽しんだ。
野島崎から洲崎までは海がとてもきれいだ。
昔はこうではなかったから、ずいぶんと環境が回復したと思う。

洲崎灯台をすぎて北上すると風はやんだ。
そろそろ昼食をとりたいと思って走っていると、割烹風の構えの良い店がある。
定置直送、磯料理と看板にあるので、この多津味という店に入ることにした。

メニューを見て、刺身にてんぷら、サザエのつぼ焼きのつく潮騒定食2310円を注文する。
さらにアジのサンガ焼きのつく3600円の定食もあったのだが、さすがに高いのでやめておいた。
カウンターの上にはサインがたくさんあったから、テレビにも出ている店なのかもしれない。
サインは誰のものだろうと見てみると、女子マラソンの小出監督に東MAX、そして、さかな君など。
さかな君のサインがあるのが、料理の期待を高めさせる。
そして提供された料理は美味しゅうございました。

ところで刺身3種のうちのひとつがなんなのかわからない。
そこでたずねてみると、メジナとのこと。
ついでにわかっていた2種を念のため確認した。
これはイサキですよね
いえ、黒鯛です。
ええ、ではこれは鯛でしょう
それは、ヒラメです。
なんと
お刺身になるとなかなかわかりませんから、とお店の方、慰め口調で言ってくれる。
わかったつもりがこんなとは

館山市街を北上していくと、ここには早くもツバメがいる。
館山の北で東に折れて、房総の東海岸にもどっていく。
上り下りのある丘陵地帯を走ると、カエルが鳴き、モンシロチョウが舞っていた。
約1時間で西海岸から東海岸の鯨の和田浦にもどった。
ここから出発点は近い。
15時30分に車にもどり、今日の走行距離は80キロほどで終了。
ちなみに先週のくじら紀行は片道60キロの合計120キロである。

このあとは大型の初ガツオの腹身サクと、型の良い鯖を魚屋で土産に買い。
大多喜産の美味しい米をゲットしーーここのお米はすごく美味しいのだーー、
旬の竹の子も夕方なので半額で手に入れた。

渋滞情報を見ながら、京葉、首都高と経由して、南房サイクリング紀行は完結した。

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