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キャンプ・ツーリングに林道ツーリング。スキーや食べ歩きも。ホームページや巡礼と芸術の別ブログもあります。左下のリンクで。

EPIガスストーブの買い換え

2021年01月12日 00時18分39秒 | バイク・旅の話題


2011年から使用してきたEPSのガスストーブがこわれたので買いなおした。



これまで使ってきたのはコンパクトなモデルなので、もう少し大きなものにしたいと思っていた。しかしICI石井スポーツに同じ製品しか在庫がなかったので、また同じものをもとめた。



こわれたのは着火するボタンで、ここが反応しなくなってしまった。しかし約9年間も使用に耐えたのだから、耐久力はあると思う。



バイク・ツーリングで林道をずいぶんと走ったし、車中泊でも何度いっしょに旅をしたのかわからないほど行動を共にした。バイクでは振動にさらされ、車ではボンベに装着したままでコンテナに放り込んで移動したりした。



またこのガスストーブと旅をしようと思う。

初乗りは墓参り

2021年01月02日 09時17分22秒 | バイク・旅の話題


2021年の元旦。バイクの初乗りは墓参りにゆくことにした。



墓仕舞いをすることが親族会議で決まっているお墓にゆく。正月からおしきみや花がそなえられた墓は清々しく感じられる。墓参りにゆくと、故人がとても喜ぶだろうと、この年になると感じるようになった。



朝は冷え込んだが昼前から日差しがあたたかくなった元日。最高気温は10℃だった。

昔のカタログはタイムマシーン・石井スポーツ

2020年05月23日 15時33分49秒 | バイク・旅の話題


新型コロナ・ウィルスの外出自粛中に昔のカタログを見ている。左は2020年のMТ石井スポーツの最新版のカタログで、右は1978年のICI石井スポーツのカタログだ。



昔のカタログの巻頭をかざるのは、石井スポーツの看板商品の、手作り登山靴だ。当時の登山靴は革製ばかりで、ナイロンをつかっていたのは入門用のキャラバンシューズくらいだった。私はチロリアン・シューズを愛用していた。



当時の代表的な登山スタイル。膝下までのニッカーと呼ばれるズボンに(ニッカース、ニッカボッカとも言った)、ニッカホースというウールのロングソックスを組み合わせていた。ニッカホースの柄が豊富だったので、ここで個性を主張していたのだ。登山だけでなく、サイクリングでもこのスタイルは好まれていた。私は今でもニッカーを1本もっている。



当時のザック。今見るとレトロだ。私は左の27リットルの青い小型ザックをつかっていた。



当時のストーブはガソリンか灯油を使用するものばかりだった。左上からホエーブス、スベア、オプティマス、コールマン。右は上部がオプティマス。EPIなどのガス・ストーブは出たばかりで主流ではなかった。私は右のオプティマスを使用していたが、火口を固形燃料でプレ・ヒートしてから、ポンピングして着火する手間のかかるもので、扱いにくかった。着火に失敗するとストーブが火だるまになってしまい、消火が困難だった。そんなときは土をかけて、埋めて火を消したのだ。



登山用のテント。山用としてドーム・テントが登場し始めた頃。ドーム・テントは特別なもので、一般には三角テントや家型テントをつかっていた。

このころ自転車をかついで登山道を歩くのか流行っていた。パスハンティングと呼ばれていて、私もそんなことをやっていた。石井スポーツのチロリアン・シューズはそのときに使用していたのだ。チロリアン・シューズは革製のくるぶしまでの軽登山靴で、ペダルを踏むのと山登りの両方に適していたのである。

ICI石井スポーツは最近MТ石井スポーツと名前を変えた。扱う商品が多くなったからだろうか。それとも親会社が変わったからなのか。いずれにしても石井スポーツは私にとって特別な会社だ。アウトドア用品やスキー用品を買うために、今でも1年中お店に通っている。

昔のカタログを見ていると当時にもどってしまう。カタログもタイムマシーンだ。

昔の雑誌はタイムマシーン・バイク編1

2020年05月17日 17時13分22秒 | バイク・旅の話題


新型コロナ・ウィルスの自粛中に、HPで2019年北海道トランポツーリングのレポートを作成しているが、昔の雑誌も読んでいる。この雑誌は1981年6月号のモーターサイクリスト誌とオートバイ誌だ。



はじめて新車で購入した中型バイク、スズキGSX400Fのテビュー記事がのっている2冊だ。何度読んだかわからないほど繰り返し手にとった。これに目を通してバイク屋で契約をしたのだ。



これも一時保有していたホンダ・シルクロードの広告。価格は338000円。いいバイクだったがパワー不足だった。



ナナハン対決。ヤマハXJ750、カワサキZ750FXⅡ、ホンダCB750F、スズキGSX750E。スズキのGSXはベコと呼ばれていたモデルだ。

昔の雑誌は文章が多い。そして広告が半数以上を占めている。情報が本だけだった時代は、皆むさぼるように文を読んだのだ。カワサキZ400FX、ヤマハRZ350、ホンダ・ホークⅢなどが紙面をかざっている。ホンダCB1100Rの新車価格は2200000円だ。ベネリは最近聞かなくなった。倒産してしまったのだろうか。

昔の雑誌は読んでいて飽きない。そしてその時代にもどってしまうタイムマシーンだ。

日本縦断ライダーと日本一周ライダー

2020年04月12日 18時11分38秒 | バイク・旅の話題


2019年の北海道トランポ・ツーリングで、小樽からフェリーにのる際にカワサキZ650Fがいた。ザッパーだ。軽い車体とパワフルなエンジンでナナハン・キラーとよばれたモデルである。何十年前のバイクだろうか。カウリングがついていて集合管がはいっている。CRキャブにパワー・フィルターもついていた。



キャスト・ホイールになっているが、これはザッパーから派生したアメリカン・モデルのZ650LTDのものだろうか。フロント・ブレーキもダブル・ディスクになっているが、これもLТDのものかもしれない。Z650LТDと言えば思い出すことがある。


カワサキZ650リミテッド ウェブ・オートバイより あらためて見るとカッコイイ!

1983年の北海道ツーリンクのことだ。当時私は大学生で網走駅に泊まろうとしていた。あのころの野宿場所は国鉄(JRの前身)の駅がいちばんで、二番かキャンプ場だった。今では考えられないことだが、鉄道の駅に若者が泊まるのは大目にみられていたのである。興味のある方は『1980年代の札幌駅での野宿風景』もどうぞ。


ホンダXL250S ホンダのHPのカタログより

私が網走駅の待合室のベンチに座っていると、ホンダXL250Sに乗るライダーがやってきた。私よりも年上の28くらいの方だった。XL氏は日本縦断の記録作りに挑んだ直後だと語った。当時自転車による縦断記録への挑戦はさかんにおこなわれていて、記録は人間の能力の限界まで達した感があった。最短記録をつくるために不眠不休で走ったのである。一方でバイクによる挑戦は聞いたことがなかった。

私はこれはたぶん日本ではじめてのことだから、オートバイ誌とかモーターサイクリスト誌のような専門誌に連絡すべきだと言った。しかしXL氏は自分のためだけにバイクに乗っている人で、そんな気はまるでないのだった。

XL氏はZ650LTDも所有していて、20代の後半になる今まで、ツーリングばかりの人生をおくってきたとのこと。しかしバイト先のスーパーが正社員になってくれと言うので、この旅から帰ったらそうするつもりだと語った。XL氏は網走駅に泊まるのかと思ったら、もう少し走れると言って夜の国道にもどっていった。



1983年の北海道ツーリング。



網走湖。



バイクはスズキGSX400F。



俱多樂湖。


ホンダCB250T ホンダ・ホーク ホンダのHPのカタログより 当時はヤカン・タンクだとか座布団シートなんて言われたけど、今見るといいね。

そのXL氏と函館のむつ行きのフェリー乗り場で再会したのである。私は日本一周の旅に今日でたと言う札幌の年下の青年といっしょだった。彼はホンダCB250T、ホンダ・ホークにのっていた。XL氏は友人にもらったと言うホタテをたくさん持っていて、今夜は八甲田の友人のところでホタテ・パーティーをするとのこと。そこにいっしょにゆかないかと私たちを誘うのだ。船がむつにつくのは夕刻で、その後で八甲田までゆくのはかなりの時間がかかりそうだが、その話にのることにした。

ホンダ・ホークの日本一周ライダーは20才の人で、旅に出るために仕事をやめてきたと語っていた。ホーク氏は当時は少数派だったジェット・ヘルをかぶり、コンペ・シールドをつけていた。ジェット・ヘルもそうだが、バイクも古臭くて不人気車にのっている方で、自分の好きな形にこだわる人だった。そして無口な男だった。

フェリーで海をわたり、むつにつくと雨がふりだした。3台で八甲田にむかうがXLがとまってしまう。以前から雨降りだとリークしてエンジンがとまる癖があるとXL氏は言う。右ハンドル部のキル・スイッチから水が入って、リークするというのだ。キル・スイッチを分解して組み直すとエンジンはかかった。しかし走りだすとまたリークしてしまう。XLのエンジンはとまってしまった。

雨は降りつづく。またキル・スイッチの修理をしても、降雨がやまなければまたXLはリークしてしまうのだ。私は近くにあるむつのユース・ホステルに泊まろうと提案した。しかしXL氏は民家の倉庫の軒先をかりて、そこで雨がやむのをまち、キル・スイッチを乾かして八甲田にゆくと言ってきかない。私たちにはユースにいってくれと言うのだ。そこでホーク氏とむつユースに泊まるとこにしてXL氏と別れた。


恐山でホーク氏に撮ってもらった。

夜のうちに雨はあがった。XL氏は八甲田にむかったのだろう。私はホーク氏と恐山をめぐって青森にでた。私は酸ヶ湯をとおって十和田湖にゆきたかった。ホーク氏は日本海側の日本キャニオンを見たいとのこと。そこで青森でホーク氏と別れた。それじゃ、と言って。私はXL氏が通ったであろうルートをとったが、彼に会うことはなかった。ホーク氏と再会することもなかった。

Z650LТDは不人気車だった。大型免許があれば、皆ナナハンに乗りたかったのだ。650は中途半端だった。ホークも4気筒エンジンが全盛のときに、時代遅れのバイクだった。400の車体なのに、エンジンだけ250にして、車検がないというのが訴求ポイントだったから、若者がえらぶオートバイではなかった。その2台に乗っていたふたり。自分にあったものをえらんでいたのだなと思う。

1983年の北海道ツーリングもどうぞ。

ヤマハ つながる二輪 投入

2019年04月19日 08時02分36秒 | バイク・旅の話題


4月19日の日刊工業新聞によると、ヤマハはコネクテッドバイクに本格参入するとのこと。車体やエンジンの状態から走行距離、燃費、振動、位置など数百に及ぶ情報を集めて、保守やサービスの提供をする構想だそうだ。30年前のバイクに乗っている私としては、技術的に固まった時点で、新世代のモデルを手に入れようかなと思う。

メッシュ・ジャケットの代わりにワークマンの作業着

2018年09月03日 18時31分57秒 | バイク・旅の話題


バイク用の夏の上着、メッシュ・ジャケットを買おうと思っていた。真夏の暑い時期に風のぬける服を着ないとたまらないからだ。しかし20000円ほどする。その金額をだしてもよいのだが、別の軽いジャンバーのようなもので代用してもよいと考えていた。そんなときにワークマンの名前をきいた。ワークマンは業績が好調で株価は右肩上がりだ。株式市場で話題にもなっているので、店にいってみることにした。



そこでみつけたのがこの作業着だ。商品名は、寅壱。パッと見は作業着には見えない。価格は4900円だ。これに決めた。じっさいに走ってみるとナイロン製で裏打ちがないので風がぬける。私にはこれで十分で15000円の節約になった。ワークマン、いいじゃないか。

北海道行きフェリーの運賃比較と裏技

2018年07月22日 14時41分27秒 | バイク・旅の話題
今年も北海道ツーリングにゆけることになった。去年と同じくトランポ・ツーリングである。ところで関東から渡道しようとすると、大洗~苫小牧便か、新潟~小樽便をえらぶことになる。新潟便のほうがお得だと記憶するが、実際にどのくらいの差があるのか検証してみた。

比較するのは2017年9月の利用である。

トランポ・ハイエースは乗用車扱い。5メートル以内。客室はいちばんリーズナブルなものとし、食事はなしである。

新潟便(新日本海フェリー)  ツーリストC 行き21500円 帰り 19350円(往復割引10パーセント)合計40850円
大洗便(商船三井フェリー)  ツーリスト・エコノミー 行き・帰り 27075円(ネット割引5パーセント) 合計54150円。

新潟便のほうが片道6650円、合計で13300円も安い。


バイクではどうか。例として750cc以下で検証する。

新潟便(新日本海フェリー)行き 13370円 帰り 12033円(往復割引10パーセント)合計25403円 船室はツーリストC 
大洗便(商船三井フェリー)片道25365円(5パーセント・ネット割引) 合計50730円 深夜便カジュアル利用 深夜便以外でエコノミーなら片道3290円安くなる。

新潟便のほうが25327円も安いという驚くべき差となった。新潟便は大洗便の半額で利用できるのである。バイクなら問答無用で新潟便だろう。商船三井フェリーはバイクを嫌っているのかな。


ちょっと視点をかえて、いつかは家内とハイエースで北海道にゆきたいと思っているから、その検証も。部屋はいちばん安い個室とする。

新潟便 車5メートル以下・ドライバー料金込みで21500円+ステートルームAツイン差額7330円+同乗者ステートルームAツイン14960円で43790円。帰りは往復割引10パーセントで39411円。合計83201円。
大洗便 車5メートル以下・ドライバー料金込みで28800円+スタンダード・ルームの差額6890円+同乗者スタンダード15940円で51430円。ネット5パーセント引きで48858円。往復で97776円。

差額は14575円もあるという結果となった。


商船三井フェリーは首都圏に近いから、値段を高く設定しているのだろうか。それとも名門だからこのくらいの差額はなんとも感じていないのか。消費者としては比較にならないほどの格差があると思う。当然新潟便の新日本海フェリーをつかうことにする。大洗までゆくのにくらべると、新潟までは少し時間がかかるが、浮いた金で美味しいものでも食べるほうがよほど価値があると思う。


2018年のじっさいのフェリー料金。

2018年は家内とハイエースで北海道をまわることにした。比較するまでもなく、お得な新潟便を選択する。ひとりならばいちばん安いツーリストCでよいのだが、家内がいっしょなので個室をとることにした。いちばん安い部屋はステートルームAである。となるとステートルームAのふたり部屋をとることになるのだが、ここである人の教えてくれた情報を思い出した。たぶん北海道仲間のマックさんか、まぁさんにお聞きしたのだと思うが、4人部屋をふたりでつかっても、ふたり分の料金で利用できるという裏技である。しらべてみると、定員の半分以上の人数ならば、利用人数分で部屋がとれるのだ(混雑時をのぞく)。つまり4人部屋をふたりの料金でつかえることができる。そこでステートルームAの4人部屋を予約した。

往き。
ハイエース5メートル未満乗用車21900円。ドライバーのステートルーム差額8480円。同乗者ステートルーム15160円。合計45540円。
帰り。往復割引10パーセント。
ハイエース5メートル未満乗用車19710円。ドライバーのステートルーム差額7630円。同乗者ステートルーム13650円。合計40990円。
往復で86530円となった。
料金は昨年の検証では83201円だったから値上げされている。しかし昨今の燃料、人件費の上昇を考えれば無理のないところだろう。

2019年のフェリー料金。

2019年はひとりでトランポ・ツーリングにでかけた。車はいつものハイエース。長さ5メートル未満。ベットはいちばん安いツーリストCである。
往き。ハイエース5メートル未満乗用車21900円。帰り。往復割引10パーセントで19710円。合計41610円。

バイク駐車場 日本橋兜町パーキング

2018年06月29日 18時30分30秒 | バイク・旅の話題


日本橋の三井記念美術館にバイクで出かけることにした。



昔だったらーー2・30年前ーーオートバイをそこらの歩道に停めたものだが、今はそうはいかない。そこで駐車場をさがしてみた。



すると首都高速道路サービス会社の運営する格安パーキングをみつけた。コレド日本橋の近くである。料金は1時間100円だ。



入口。首都高の下がパーキングになっている。



パーキングのようす。



日本橋に用があれば便利だ。


ハーレーの試乗会 inお台場

2018年03月26日 21時25分31秒 | バイク・旅の話題


ハーレーの試乗会があるとネット広告で知った。場所はお台場の青海駅前のイベント・スペースである。この日に予定はなかったので出かけてみることにした。



ハーレーの試乗がしてみたかった。スポーツ・スターとフル・サイズのFLHに乗ってみたいと思ったが、試乗は大混雑。



受付を終えるだけで30分以上かかり、じっさいの試乗はベンチにならんで順番待ちだ。



2台乗るのムリなのでストリート・グライド・スペシャルの列にならんだ。しかしこれ、でかいね。



試乗はまずクラッチをつないで1メートルほど前進して停止する。ハーレーはアクセルを開けなくとも、クラッチをつなぐとスルスルと動くのだ。これを3回ほど繰り返して慣れてから10分ほどの公道走行である。しかし1メートルの前進ができない人もいる。足のとどかない女性や非力な男性、バイクに乗りなれていない人などである。それらの中には試乗を諦める人もいたが、よくでかいハーレーに乗ろうと思ったなと感じてしまった。そんなこんなでやたらと時間がかかるのだ。



場内には新車や中古車の展示、グッズ販売やエンジン分解のパフォーマンスなどもやっていて、見たいが試乗待ちだから落ち着かなくて見られなかった。



そして時間がおしてきて、受付から3時間がたち、他のモデルなら早く乗れるとのことでローライダーに試乗することにした。ローライダーはトルクフルでとてもいい。ハンドルが遠いのが気になったが、クランク・ケースが左足にあたるのもよい感じだ。またがって見下ろすバイクもピカピカで高級感があった。でも200万だね。



試乗会ははじめて参加した。乗ったことのないバイクに乗れるのは刺激的だが、あまり待たされるのはご免である。ところで思い返してみると、前回試乗したのはホンダXL250で、30年近く前のことだった。たまには試乗するのもいいかな。